堂安vs菅原は菅原に軍配! AZ、1人少ないPSVを4発粉砕《エールディビジ》

2019.10.28 00:20 Mon
Getty Images
エールディビジ第11節、PSV vs AZが27日に行われ、4-0でAZが勝利した。PSVの堂安律は前半まで、AZの菅原由勢は67分までプレーした。
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堂安と菅原が揃って先発出場した注目の一戦。首位を走るアヤックスに並んで無敗を続けていたPSVは、前節のユトレヒト戦で初黒星。堂安も先発出場した中で2人の退場者を出し、0-3の完敗を喫した。対するAZも、前節はヘーレンフェーンに敗れ今季2敗目。ここ2試合勝利から遠ざかっている状況だ。
2位と4位の上位対決。まずは7分、AZはステンゲスのボール奪取からボアドゥにチャンス。だが、ボックス左からのシュートはわずかに右に外れた。12分には菅原がクロスを頭で合わせるも、強いシュートは打てなかった。

一方、PSVも左サイドからチャンスメイク。14分、ボックス右でクロスを受けたダンフリースの折り返しをエリック・グティエレスがシュート。これがチーム初シュートとなった。

アウェイのAZが流れを掴み始めてきた22分、ルーズボールの奪い合いの際に、やや遅れて入ったPSVのトーマスが相手を倒してしまいイエローカードに。だがここで主審はVARチェック。すると判定はイエローからレッドカードに代わり、PSVは早い段階で数的不利の状況となってしまった。
厳しい判定となったPSVにAZはじわじわと襲い掛かる。ポゼッションを高めていく中迎えた45分、敵陣中央のステングスの見事なスルーパスからボアドゥがボックス左に侵攻。巧みなトラップからシュートを流し込んで先制に成功した。

さらにその1分後、再びステングスを起点に菅原も絡みながら右から左へ展開。左サイドバックのワインダルの折り返しをボアドゥが押し込んで追加点を決めた。

ハーフタイムにPSVは2人選手交代。堂安はここでピッチを退いた。

後半もAZペースで試合は進む。菅原は立ち上がりから2度のチャンスメイクで存在感を発揮する。だが、その菅原も67分に途中交代。AZはそこからさらに2点を追加する。

71分、右サイドバックのスベンソンがステンゲスとのパス交換でボックス右に侵入。そこからニアにシュートを突き刺し3点目。さらに76分の左CKのシーンでは、菅原との交代でピッチに立ったデ・ウィトが右足アウトサイドで巧みに合わせて4点目を奪った。

これで勝利を決定づけたAZはその後も追加点のチャンスはあったものの、試合はこのまま終了。3試合ぶりの白星を手にした。一方のPSVはこれで2試合連続の大量失点。勝ち点もAZに並ばれてしまった。

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