レヴィがブンデス新記録の9試合連続ゴール! ノイアーのPKストップもありバイエルンが3試合ぶり白星《ブンデスリーガ》

2019.10.27 00:30 Sun
Getty Images
バイエルンは26日、ブンデスリーガ第9節でウニオン・ベルリンと対戦し、2-1で勝利した。
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ここまで4勝3分け1敗と稀に見る調子の悪さを露呈しているバイエルン。ここ2試合は1分け1敗で、前節のアウグスブルク戦は後半アディショナルタイムの失点でドローに持ち込まれてしまった。また、5試合連続失点は1987年以来のようで、近年最悪の序盤戦を過ごしている。
それでもチャンピオンズリーグではオリンピアコスに勝利しグループステージ3連勝。それから4日後の今節、スタメンは5人変更となった。

ブンデス新記録の懸かる開幕9戦連発弾が懸かるレヴァンドフスキは9分、クロスからバイシクルシュートを狙ったが、DFにブロックに入られた。立ち上がりから相手を押し込むバイエルンは13分のFKの場面、GKにパンチングで弾かれたところを、パヴァールがペナルティアークから右足一閃。これがネットに突き刺さり先制に成功した。

その後も支配率を高めていったバイエルンだが、前半はあまりゴールチャンスを作れず。43分にコウチーニョがボックス手前から放ったシュートが相手に当たってゴールに向かったが、GKギキェヴィチに止められた。
1点リードで試合を折り返したバイエルンは49分にコマンがドリブルシュートでゴールに迫る。すると迎えた53分、ついにあの男がゴールを決める。

ボックス手前までボールを運んだレヴァンドフスキは、右に展開しようとしたボールが相手に当たって再び足元へ。これで相手の不意を突く形でゴール前に飛び出し、冷静にシュートを流し込んで追加点。ブンデスリーガ新記録となる9試合連続得点を達成した。

エースが獅子奮迅の活躍を見せる一方で、守護神もスーパープレーを見せる。追加点から5分後、ウニオン・ベルリンのセットプレーの場面で、ボールがバイエルンの選手の手に当たったとしてPKが与えられる。しかし、アンディションのシュートをGKノイアーが完璧な読みでストップ。失点の多い今季のバイエルン守備陣を鼓舞する。

その後、バイエルンはコマンとの交代で出場したニャブリがゴールに迫る。82分にレヴァンドフスキとのワンツーで決定機を迎えると、83分にはチアゴのスルーパスを呼び込んでレヴァンドフスキのゴールをアシストしたかに思われたが、ニャブリがオフサイドを取られ、ゴールは認められなかった。

さらなる勢いが出てきたバイエルンだったが86分、ロングボールに抜け出したポルターをパヴァールが倒してしまい、2度目のPK献上。さすがにノイアーも連続ストップとはいかず、ポルターに決められ1点差とされてしまった。

それでも、攻守のキーマンが活躍したバイエルンが2-1で勝利を収め、リーグ戦では3試合ぶりの勝利を収めた。

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