川崎Fのエース小林悠が2発! 札幌との激戦制しての悲願に「フロンターレとして成長できた」《YBCルヴァンカップ》
2019.10.26 19:50 Sat
2019JリーグYBCルヴァンカップ決勝が26日に埼玉スタジアム2002で開催。川崎フロンターレがPK戦にもつれ込む激戦の末、北海道コンサドーレ札幌を破り、Jリーグカップ初制覇を成し遂げた。
クラブとして5度目のファイナル挑戦でついに掴み取ったJリーグカップの初タイトル。その悲願成就に大きく貢献した1人が川崎Fのエースであり、主将を務めるFW小林悠だった。
この札幌戦は司令塔であるMF中村憲剛とともにベンチスタート。「僕だったり、憲剛さんだったり、『自分が(このタイトルにかける思いが)一番強いな』と思っていた」という小林は73分からピッチに入ると、88分と延長後半4分にゴールを挙げ、川崎Fのエースたる所以を示した。
その小林は試合後、「サブだったので、状況を冷静に見ることができた。それが今日の勝因かなと思う」と分析。「必ず自分が決めてタイトルをフロンターレにもたらすという自負があった」とも述べ、個人的にも良いメンタリティで試合に臨めたことを明かした。
2017年の決勝戦は開始数十秒での失点が響いて、セレッソ大阪の前に涙。今回の札幌戦でも早い時間帯に先制を許したが、その逆境を跳ね除けた。「プレーしながら『どういう展開だよ』と思った」という激戦の札幌戦を乗り越えたことで、「フロンターレとして成長できた」と語った。
「今日の試合的に、札幌が勝っても全然おかしくなかった。その分、悔しさは大きいと思う。でも、こういう悔しさが人を強くすると思うし、僕らもそうやって強くなってきた。すごく良いチームだと思うので、お互いにこうやって成長していければ」
痛みも知る小林。その主将がいち選手として統率する川崎Fはこれで3年連続の国内三大タイトルを獲得した。ビッグクラブとしての歩みは今後も続きそうだ。
クラブとして5度目のファイナル挑戦でついに掴み取ったJリーグカップの初タイトル。その悲願成就に大きく貢献した1人が川崎Fのエースであり、主将を務めるFW小林悠だった。
その小林は試合後、「サブだったので、状況を冷静に見ることができた。それが今日の勝因かなと思う」と分析。「必ず自分が決めてタイトルをフロンターレにもたらすという自負があった」とも述べ、個人的にも良いメンタリティで試合に臨めたことを明かした。
2017年の決勝戦は開始数十秒での失点が響いて、セレッソ大阪の前に涙。今回の札幌戦でも早い時間帯に先制を許したが、その逆境を跳ね除けた。「プレーしながら『どういう展開だよ』と思った」という激戦の札幌戦を乗り越えたことで、「フロンターレとして成長できた」と語った。
その一方で、過去に何度も準優勝チームとしてピッチレベルから優勝チームの姿を眺めてきた小林は敗者にも気を配る。「2年前の自分たちもあんな感じだった』っていう思いがあって、なんか複雑な気持ち」。だが、続けて札幌にこうエールを送っている。
「今日の試合的に、札幌が勝っても全然おかしくなかった。その分、悔しさは大きいと思う。でも、こういう悔しさが人を強くすると思うし、僕らもそうやって強くなってきた。すごく良いチームだと思うので、お互いにこうやって成長していければ」
痛みも知る小林。その主将がいち選手として統率する川崎Fはこれで3年連続の国内三大タイトルを獲得した。ビッグクラブとしての歩みは今後も続きそうだ。
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