“勝率93.8%”女子W杯連覇のアメリカ女子代表、ジル・エリス監督が退任
2019.10.07 10:45 Mon
6日、偉大な1人の名将が1つのキャリアを終えた。アメリカ女子代表を率いていたジル・エリス監督(53)が、アメリカ女子代表のラストマッチを終えた。
アメリカ女子代表は、6日にシカゴで韓国女子代表とフレンドリーマッチを開催。ラストマッチは、1-1の引き分けに終わった。
イングランドのポーツマスで生まれたエリス監督は、当時は女子サッカーが整備されておらず、家族とともにアメリカに移住してからサッカーを始めた。
1984年から87年にかけて、ウィリアム&メアリー大学のチームでプレー。そして、1988年から指導者の道へ進んだ。2000年と2005年にはU-21アメリカ女子代表、2007年と2009年から2010年はU-20アメリカ女子代表で指揮を執り、2008年からはアメリカ女子代表のアシスタントコーチに。その後暫定監督を務め、2014年に正式に監督に就任した。
アメリカ女子代表を率いては、2015年、2019年の女子ワールドカップで連覇。女子ワールドカップで2度優勝した唯一の監督であり、男子を含めてもワールドカップを2度制した2人目の監督となった。
また、これまでアメリカ女子代表を率いた中で、最も試合を行った監督であり、132試合を指揮。通算成績は106勝19分け7敗(引き分けを除いた勝率は93.8%)と圧倒的な成績を残してきた。
ワールドカップ以外にも、アルガルベ・カップ(2015年)、CONCACAF女子選手権 (2016年、2018年)、シービリーブスカップ(2016年、2018年)など8つの大会で優勝している。また、個人としても2015年、2019年にFIFA女子最優秀監督賞を受賞した。
なお、在任中には80人の選手を代表に招集し、57名が試合に出場。29人が初キャップを記録していた。
アメリカ女子代表は、6日にシカゴで韓国女子代表とフレンドリーマッチを開催。ラストマッチは、1-1の引き分けに終わった。
1984年から87年にかけて、ウィリアム&メアリー大学のチームでプレー。そして、1988年から指導者の道へ進んだ。2000年と2005年にはU-21アメリカ女子代表、2007年と2009年から2010年はU-20アメリカ女子代表で指揮を執り、2008年からはアメリカ女子代表のアシスタントコーチに。その後暫定監督を務め、2014年に正式に監督に就任した。
アメリカ女子代表を率いては、2015年、2019年の女子ワールドカップで連覇。女子ワールドカップで2度優勝した唯一の監督であり、男子を含めてもワールドカップを2度制した2人目の監督となった。
Getty Images
また、これまでアメリカ女子代表を率いた中で、最も試合を行った監督であり、132試合を指揮。通算成績は106勝19分け7敗(引き分けを除いた勝率は93.8%)と圧倒的な成績を残してきた。
特に、ワールドカップ予選と本選では23勝1分け。2度のワールドカップに出場しながら、13勝1分けと一度も負けていなかった。
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ワールドカップ以外にも、アルガルベ・カップ(2015年)、CONCACAF女子選手権 (2016年、2018年)、シービリーブスカップ(2016年、2018年)など8つの大会で優勝している。また、個人としても2015年、2019年にFIFA女子最優秀監督賞を受賞した。
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なお、在任中には80人の選手を代表に招集し、57名が試合に出場。29人が初キャップを記録していた。
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