仲川が1ゴール&OG誘発で横浜FM上位追走…磐田は今季初の連勝逃す《J1》

2019.10.05 16:15 Sat
©超ワールドサッカー
明治安田生命J1リーグ第28節のジュビロ磐田vs横浜F・マリノスが5日にヤマハスタジアムで行われ、2-0で横浜FMが勝利した。

ここまで5勝6分け16敗で最下位に沈む磐田(勝ち点21)と、15勝4分け8敗で3位に位置する横浜FM(勝ち点49)が激突した。
前節の大分トリニータ戦を2-1で勝利し、フェルナンド・フベロ監督体制初勝利を飾ると共に、8試合ぶりの白星を飾った磐田。次節には16位・サガン鳥栖(勝ち点28)との残留争い直接対決も控えているだけに連勝で弾みをつけたいところ。そんな中、横浜FM戦に向けては前節から先発メンバーを2人変更。森谷と前節復帰も再び負傷離脱となった川又に代えて、今野と藤川を起用した。

一方、前節のベガルタ仙台戦を1-1のドローに終え、首位を含めた上位2チームとの差を縮めることができなかった横浜FM。優勝争いに生き残るためにも最下位相手にポイントロスは避けたい一戦だ。その試合に向けて、前節からメンバーを2人変更。高野と渡辺に代わり、出場停止明けのティーラトンと喜田が先発に名を連ねた。

残留と優勝、目標が違えどどちらも勝ち点3が欲しい一戦。試合は両者、立ち上がりから積極的に仕掛ける展開に。まずは磐田が3分にボックス手前から藤川が惜しいミドルシュートを放つと、対する横浜FMも直後に右サイドを抜け出した仲川のクロスをファーサイドでマテウスが合わせる。
立ち上がりを経過すると、磐田が横浜FMのパスワークに対応し、11分には右CKの流れからボックス左から藤川がシュート。さらに17分には、上原がボックス左外から直接ゴールを狙うなど、磐田が上位チームを脅かすが、どちらもGK朴にセーブされる。

攻めあぐねた時間帯が続いた横浜FMだったが、一瞬の隙から先制点を奪う。30分、敵陣中央やや右でパスを受けた松原がボックス右にスルーパスを供給。これに反応していた仲川が飛び出したGK八田を引きつけて中央にパスを送ると、阻止しようとした藤田に当たってボールはそのままゴールに吸い込まれた。

ゴールを匂わせながら、逆に先制点を許してしまった磐田。すぐさま攻勢を強めるも、ラストパス、フィニッシュの精度を欠き、あと一歩のところでチャンスを作れず。0-1のビハインドで試合を折り返した。

後半に入ると、磐田は相手の最終ラインの背後を狙い始めるが、GK朴の果敢な飛び出しなどに阻まれる。対して、追加点が欲しい横浜FMは56分、左サイドでボールを持ったマテウスが豪快に左足を振り抜くも、枠を捉えることができない。さらに65分には敵陣中央で喜田が勢いよく飛び出してインターセプトし、そのままボックス内に侵攻して右足シュート。これがゴール右隅を捉えるも、GK八田のファインセーブに防がれた。

その後も横浜FMに追加点のチャンス。78分、喜田の中盤からの絶妙なスルーパスにエリキが抜け出すと、ボックス右からグラウンダーのクロスを送る。ここに途中出場の遠藤が飛び込んだが、ゴールラインギリギリのところで八田の牙城を崩せず。するとゴール前に飛び込んだ遠藤が勢いあまって左ポストに左肩を直撃。このプレーで遠藤は負傷し、高野との交代を余儀なくされる。

思わぬアクシデントに見舞われた横浜FMだが、87分に待望の追加点。遠藤との交代で入った高野がボックス左手前からサイドチェンジ。これをボックス右で受けた仲川が細かなタッチから対峙した相手DFの意表を突くタイミングで右足を振り抜く。これにGK八田も反応が遅れ、ボールはゴール左隅に突き刺さった。

リードを2点に広げた横浜FMは最後まで磐田の反撃を許さず。2-0で勝利して上位陣を追走している。対する磐田は連勝とはならず。J2降格が刻々と近づいてきている。
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「楽しさを伝えるのが僕の使命」…小野伸二氏がサッカー教室で全国行脚へ! 自身もセルジオ越後氏に感動した過去

Jリーグは28日、『Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアー for a Sustainable Future supported by 明治安田』の記者会見を催した。 このプロジェクトでは昨季限りで現役を退いたJリーグ特任理事の小野伸二氏をメイン講師とし、小学生対象のサッカー教室にプラスして、気候変動問題の理解を深めるサステナトークを全国各地で開催。各地域のJリーグクラブからも協力を受けながら、1年を通して全国のスタジアムなどを巡る。 今季は全20回が開催され、第1回は4月28日に味の素スタジアムを舞台に。Jリーグチェアマンの野々村芳和氏は自身が北海道コンサドーレ札幌の社長を務めた当時から知る小野氏を抜てきしての試みに際して、舞台裏と期待を語った。 「小野伸二さんとは『引退してからどうしようか』という話をしてきていて、『小野伸二だからできることっていうのがある』と思っている。サッカーの技術を小さな子供たちに一発で見せるのが最も大切だし、周りで見ている大人、親子さんにとっても『オーッ』っていうのがことができる人って限られる。その魅せていくってのを大事にしたいという話の流れがあった」 「あとは昔、セルジオ越後さんが全国を周ってサッカーの普及をしてくれた。僕らサッカーで育った人間にとって大きなことで、現代版のセルジオ越後さんとして、僕らも全国で活動していこうというふうに思ったのがきっかけ。じゃあ、小野伸二さんに何をしてもらうかっていう1つ目は一番大事なプレーを見せて、サッカーの楽しさをより多くの人に伝えていくこと」 「もう1つはJリーグのクラブが60クラブもあって、全国のどこにでもほぼあるなかで、それぞれの地域のクラブを盛り上げていく活動を小野伸二さんにも行ってもらいたい。いろんなメディアの人とコミュニケーションをとって露出度を高めていくことで、その地域のクラブを盛り上げつつ、サッカーの普及をしていってもらいたいと思っている」 「3つ目は特に現代版として変わるところで、サステナブルってJリーグにとっても、サッカーにとってもすごく大事だというのをより多くの人に伝えていくということ。この3つの役割を小野伸二さんにお願いしたいと思い、今日に至った。年間20カ所ぐらいを目安に開催していき、Jリーグが60クラブなのを考えると、全国制覇に2、3年のイメージを思って活動する」 大役を託された小野氏は自身も少年時代にセルジオ越後氏のサッカー教室を手伝った過去を明らかに。当時はセルジオ氏を認識しておらず、「この人すごくうまいけど、誰なんだろう?」という疑問があったが、「一緒にやらせてもらって、こんなにサッカーが楽しく、上手くて、笑顔にしてくれた思い出がずっと残っている」といい、この企画に対する思いを続けた。 「自分が引退して何をしたいかと思ったとき、子供たちにそういう環境を作ってあげたり、『サッカーって楽しいんだな』っていうのを伝えたいっていうのがあって、そこで野々村さんに直接お願いし、こういう形になった。子供たちのことは本当に好きだし、これからの子供たちがもっともっと僕らを勇気づけ、元気づけ、ワクワクさせてくれるように育ってくれたらという思いでやっていきたい」 この会見のトークセッションでは「サッカーを教えるんじゃなくて、楽しさを伝えるのが僕の使命」と改めてこのプロジェクトでの伝道師的なイメージを語ったファンタジスタ。サッカーの裾野を広げるべく、現役時代もファンを魅了したその技術を生かす。 <span class="paragraph-title">【プロジェクト】小野伸二氏がサッカー教室で全国巡る! 詳細をチェック</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアー<br>for a Sustainable Future supported by 明治安田<br><br>Jリーグ特任理事の小野伸二さんをメイン講師に迎え、小学生の子どもたちを対象とした「サッカー教室」と「サステナトーク」を全国各地で行います!<br><br>詳細はこちら<a href="https://t.co/RYRtIT0eaQ">https://t.co/RYRtIT0eaQ</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1773200707207983318?ref_src=twsrc%5Etfw">March 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.28 17:05 Thu

「去年爆笑した記憶」「今年も観れるんか!」小島よしおさんのレフェリーエスコート再び!チケット認証音も「ピーヤ」に変更されると話題に「天才かよ」

セレッソ大阪は27日、「セレッソわくわくキッズデー」の開催と小島よしおさんのPR大使就任を発表した。 「セレッソわくわくキッズデー」が開催されるのは、4月27日にヨドコウ桜スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第10節の横浜F・マリノス戦。小島さんがPR大使を務めるのは昨年に引き続き2年連続となる。 当日は、チケット認証の入場ゲートの音が小島さんの鉄板ネタである「ピーヤ」に変更され、試合前には小島さんがWAKUWAKUステージにも出演。さらにレフェリーエスコートも行う予定だ。 小島さんは、PR大使を務めた2023シーズンもレフェリーエスコートを実施。トレードマークの海水パンツ一丁姿ながら、腕を振って姿勢よく真剣な眼差しで先導し、退場時には周囲に礼をしてピッチを去るなど、服装とのギャップが大きな話題を呼んでいた。 この発表には、当時を知るファンを中心に、「今年もこれ観れるんか!!」、「気になりすぎるので誰か動画撮って見せてください笑」、「天才かよ」、「去年爆笑した記憶が」と小島さんの再来場や入場ゲートの音変更を心待ちにしている声が上がっている。 小島さんは、クラブを通じてコメントで意気込みを語っている。 「ピーヤは英語だと『peer』、仲間という意味もあります。大きく捉えればみんなサッカーを愛する仲間ですよね。楽しく盛り上がりましょう!おっぱっぴー!」 <span class="paragraph-title">【動画】爆笑を呼んだ小島よしおさんのレフェリーエスコート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">セレッソわくわくキッズデー<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B0%8F%E5%B3%B6%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#小島よしお</a> さんのレフェリーエスコートを<br>お届けします<br>本日はパフォーマンスありがとうございました<br>またお越しください~!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BD%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セレッソ大阪</a> <a href="https://t.co/YfIXj6pqmb">pic.twitter.com/YfIXj6pqmb</a></p>&mdash; セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) <a href="https://twitter.com/crz_official/status/1652508072923787264?ref_src=twsrc%5Etfw">April 30, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.28 16:50 Thu
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