バイエルンが敵地でスパーズを7発粉砕! 元アーセナルのニャブリがかつての宿敵に圧巻の4ゴール!《CL》
2019.10.02 06:10 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第2節、トッテナムvsバイエルンが1日にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われ、アウェイのバイエルンが7-2で勝利した。
昨季準優勝チームのトッテナムは今季初戦となった敵地でのオリンピアコス戦を2-2のドローで終えた。すると、このドローをキッカケに公式戦3未勝利と不振に陥ったが、直近のサウサンプトン戦では数的不利を背負った中で見事に勝ち切って一先ず嫌な流れを払しょく。グループ最大のライバルとの一戦に向けてはセインツからエリクセンに代えてデレ・アリを起用した以外、同じメンバーを起用した。
一方、バイエルンはツルヴェナ・ズヴェズダとのホームでの初戦を苦しみながらも結果的に3-1で勝ち切り、今大会を白星発進。さらに、国内リーグでも開幕から公式戦8試合連発中のエースFWレヴァンドフスキの活躍もあり、連勝で首位に浮上している。3-2で競り勝った直近のパーダーボルン戦からは先発2人を変更。リュカとチアゴに代わってアラバ、トリソを起用した。
今夏プレシーズンのアウディカップ以来の対戦となるグループBの本命対決はキックオフ直後から攻守が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開となる。
[4-3-1-2]の布陣で前からハメに行く戦い方を選択したホームのトッテナムに対して、バイエルンが見事ないなしで最初の決定機を創出。2分、コマンのスルーパスで相手のハイラインを破ったニャブリがボックス手前で左足を振り抜くが、ここはGKロリスのファインセーブに遭う。すると、その直後にはトッテナムが鋭い縦への仕掛けでエンドンベレのスルーパスからソン・フンミンに2度の決定機が訪れるが、今度はバイエルンの守護神ノイアーが連続セーブを見せる。
これで一気にトッテナムペースで試合が進むかに思われたが、バイエルンがすぐさま追いつく。15分、カウンターの流れからレヴァンドフスキがボックス内のコウチーニョに出した縦パスがDFのクリアに遭うも、ペナルティアーク付近でこぼれ球を拾ったキミッヒが深い切り返しでDFを剥がして右足のミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。
1-1のイーブンに戻った試合はその後も見ごたえ抜群の攻防が繰り広げられる。徐々にバイルンのポゼッションが高まるがトッテナムのカウンターが機能。エンドンベレ、シソコの球際と推進力が際立つ中、26分には右サイドのスペースでボールを受けたオーリエからのグラウンダーの折り返しをゴール前に走り込んだエンドンベレが右足ダイレクトで合わすが、ここはGKノイアーのビッグセーブに遭う。
前半終盤にかけてバイエルンが押し込んだ中、絶好調のエースが見事な働きを見せる。45分、相手陣内右サイドでのスローインの流れからボックス内で混戦を作ると、ペナルティアーク内でこぼれ球を回収したレヴァンドフスキが鋭い反転からここしかないというゴール右下隅へ右足のグラウンダーシュートを突き刺した。
がっぷり四つの拮抗した展開もバイエルンの偉大なエースの個の力によってアウェイチームの1点リードで折り返した試合。バイエルンは負傷明けのアラバにアクシデントか、ハーフタイム明けにチアゴが代わって投入される。この交代を受けて、パヴァールが左サイドバック、キミッヒが右サイドバック、チアゴが2センターの一角にポジションを取った。
後半も拮抗した入りを見せたが、元アーセナルの韋駄天がかつての宿敵に牙を剥く。53分、パヴァールとのコンビで左サイドに抜け出したニャブリがDFオーリエ、DFアルデルヴァイレルトと斜めの仕掛けで振り切ってゴール右隅へ鋭い右足のシュートを流し込む。さらに、55分には相手ボックス付近でウィンクスからボールを奪ったトリソのラストパスを冷静に右隅へ流し込み、瞬く間に2点目を奪った。
一方、ハーフタイム明けに[4-2-3-1]と守備の修正を図った中での連続失点となったトッテナムは反撃に出ると、60分にはセットプレーの流れからボックス内でコマンと交錯したローズがPKを獲得。これをキッカーのケインがきっちり決めて点差を2点に縮める。
これで再び拮抗した展開が期待されたが、試合はまさかの一方的な展開に。ビハインドを負うトッテナムがエリクセン、ルーカス・モウラ、ラメラと攻撃的なカードを切っていく中、バイエルンはアラバに続きボアテングが負傷しハビ・マルティネスの投入を余儀なくされる。
それでも、チアゴを起点に疲労が見え始めた相手にボールを奪わせない見事ないなしを見せると、83分にはチアゴからの絶妙なロングフィードに抜け出したニャブリがGKとの一対一を制してハットトリック達成。続く87分にはアルデルヴァイレルトの縦パスを引っかけたカウンターからレヴァンドフスキ、88分にはトリソの縦パスに反応したニャブリが強烈なミドルシュートを突き刺し、この日のゴールショーを締めくくる自身4点目とした。
前半の拮抗した流れから一転、後半に地力の差をまざまざと見せつけたドイツ王者が敵地で7-2の圧勝を飾り、グループステージ2連勝を飾った。
また、同日行われたグループBのもう1試合、ツルヴェナ・ズヴェズダvsオリンピアコスは、ホームのツルヴェナ・ズヴェズダが3-1で逆転勝利している。
この結果、グループBは首位バイエルン、2位ツルヴェナ・ズヴェズダ、以下トッテナムとオリンピアコスという形になっている。
昨季準優勝チームのトッテナムは今季初戦となった敵地でのオリンピアコス戦を2-2のドローで終えた。すると、このドローをキッカケに公式戦3未勝利と不振に陥ったが、直近のサウサンプトン戦では数的不利を背負った中で見事に勝ち切って一先ず嫌な流れを払しょく。グループ最大のライバルとの一戦に向けてはセインツからエリクセンに代えてデレ・アリを起用した以外、同じメンバーを起用した。
今夏プレシーズンのアウディカップ以来の対戦となるグループBの本命対決はキックオフ直後から攻守が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開となる。
[4-3-1-2]の布陣で前からハメに行く戦い方を選択したホームのトッテナムに対して、バイエルンが見事ないなしで最初の決定機を創出。2分、コマンのスルーパスで相手のハイラインを破ったニャブリがボックス手前で左足を振り抜くが、ここはGKロリスのファインセーブに遭う。すると、その直後にはトッテナムが鋭い縦への仕掛けでエンドンベレのスルーパスからソン・フンミンに2度の決定機が訪れるが、今度はバイエルンの守護神ノイアーが連続セーブを見せる。
互いに決定機を作り合った中、先手を奪ったのはホームのトッテナム。12分、デレ・アリのハイプレスでトリソのミスパスを誘うと、これを回収したムサ・シソコがボックス右に走り込むソン・フンミンへ丁寧なラストパス。韓国代表FWが放った右足の低いシュートが名手ノイアーの手を弾いてゴールネットを揺らした。
これで一気にトッテナムペースで試合が進むかに思われたが、バイエルンがすぐさま追いつく。15分、カウンターの流れからレヴァンドフスキがボックス内のコウチーニョに出した縦パスがDFのクリアに遭うも、ペナルティアーク付近でこぼれ球を拾ったキミッヒが深い切り返しでDFを剥がして右足のミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。
1-1のイーブンに戻った試合はその後も見ごたえ抜群の攻防が繰り広げられる。徐々にバイルンのポゼッションが高まるがトッテナムのカウンターが機能。エンドンベレ、シソコの球際と推進力が際立つ中、26分には右サイドのスペースでボールを受けたオーリエからのグラウンダーの折り返しをゴール前に走り込んだエンドンベレが右足ダイレクトで合わすが、ここはGKノイアーのビッグセーブに遭う。
前半終盤にかけてバイエルンが押し込んだ中、絶好調のエースが見事な働きを見せる。45分、相手陣内右サイドでのスローインの流れからボックス内で混戦を作ると、ペナルティアーク内でこぼれ球を回収したレヴァンドフスキが鋭い反転からここしかないというゴール右下隅へ右足のグラウンダーシュートを突き刺した。
がっぷり四つの拮抗した展開もバイエルンの偉大なエースの個の力によってアウェイチームの1点リードで折り返した試合。バイエルンは負傷明けのアラバにアクシデントか、ハーフタイム明けにチアゴが代わって投入される。この交代を受けて、パヴァールが左サイドバック、キミッヒが右サイドバック、チアゴが2センターの一角にポジションを取った。
後半も拮抗した入りを見せたが、元アーセナルの韋駄天がかつての宿敵に牙を剥く。53分、パヴァールとのコンビで左サイドに抜け出したニャブリがDFオーリエ、DFアルデルヴァイレルトと斜めの仕掛けで振り切ってゴール右隅へ鋭い右足のシュートを流し込む。さらに、55分には相手ボックス付近でウィンクスからボールを奪ったトリソのラストパスを冷静に右隅へ流し込み、瞬く間に2点目を奪った。
一方、ハーフタイム明けに[4-2-3-1]と守備の修正を図った中での連続失点となったトッテナムは反撃に出ると、60分にはセットプレーの流れからボックス内でコマンと交錯したローズがPKを獲得。これをキッカーのケインがきっちり決めて点差を2点に縮める。
これで再び拮抗した展開が期待されたが、試合はまさかの一方的な展開に。ビハインドを負うトッテナムがエリクセン、ルーカス・モウラ、ラメラと攻撃的なカードを切っていく中、バイエルンはアラバに続きボアテングが負傷しハビ・マルティネスの投入を余儀なくされる。
それでも、チアゴを起点に疲労が見え始めた相手にボールを奪わせない見事ないなしを見せると、83分にはチアゴからの絶妙なロングフィードに抜け出したニャブリがGKとの一対一を制してハットトリック達成。続く87分にはアルデルヴァイレルトの縦パスを引っかけたカウンターからレヴァンドフスキ、88分にはトリソの縦パスに反応したニャブリが強烈なミドルシュートを突き刺し、この日のゴールショーを締めくくる自身4点目とした。
前半の拮抗した流れから一転、後半に地力の差をまざまざと見せつけたドイツ王者が敵地で7-2の圧勝を飾り、グループステージ2連勝を飾った。
また、同日行われたグループBのもう1試合、ツルヴェナ・ズヴェズダvsオリンピアコスは、ホームのツルヴェナ・ズヴェズダが3-1で逆転勝利している。
この結果、グループBは首位バイエルン、2位ツルヴェナ・ズヴェズダ、以下トッテナムとオリンピアコスという形になっている。
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