ローマ新指揮官フォンセカ、3度逃げ切り失敗の初陣に「守備面に多くの改善の余地」
2019.08.26 15:20 Mon
ローマは25日、スタディオ・オリンピコで行われた2019-20シーズンのセリエA開幕節でジェノアと対戦し、3-3のドローに終わった。同試合後、ローマでの初陣で白星を逃したパウロ・フォンセカ監督が自身の初陣を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
その注目の初陣ではプレシーズンから一貫して採用する[4-2-3-1]の布陣で臨み、流動的なポジションチェンジ、前線の個の力を生かした流麗なカウンターアタックなど質の高い攻撃を披露。FWジェンギズ・ウンデル、FWエディン・ジェコ、DFアレクサンダル・コラロフのゴールによって常にリードする試合運びを見せたが、昨季からの課題である守備が3度のリードを守り切れず、最終的に3-3のドローという結果に終わった。
同試合後、フォンセカ監督は攻撃面の手応えを口にしつつも守備に関して大きな問題があったことを素直に認めている。
「我々の試合への入りは非常に良かった。とりわけ、最初の15分間、自分たちが攻撃している際は本当に良かったと思う」
「ただ、チームがゴールを奪われた際、それがディフェンダーのせいだとするのは間違いだ。今日の試合においてこぼれ球やセカンドボールをいかに拾うかが重要なポイントだった。我々はその部分で適切に対処できなかった」
「ジェノアは自分たちが得た最大限のチャンスをうまく生かして良い形のカウンターから3点を決めた。やはり3点も相手に与えてしまえば、勝利するのは難しい。守備に関して多くの改善の余地があることは明白だ」
また、この一戦での大量失点を受けて、以前から指摘されるナポリに移籍したDFコスタス・マノラスの後釜を担う新センターバック補強に関する質問が飛ぶと、ポルトガル人指揮官は、「以前にも話したが、自分たちのプレーヤーを信頼している。もちろん、我々がセンターバックを求めていることは周知の事実で移籍市場が閉まる前に獲得できることを願っている。ただ、彼(マノラス)の代わりはいないし、我々はチームに付加価値を与えられるプレーヤーを求めている」と、これまでと同様の反応を見せていた。
最後に、早くも次節に控える宿敵ラツィオとの“デルビー・デッラ・カピターレ”に関してコメントを求められたフォンセカ監督は、守備的に戦わず、あくまで自分たちのスタイルを貫くことを約束している。
「もちろん、我々は対戦相手の分析を行う。ただ、私は自分たちのチーム、プレーヤーにより焦点を当てるつもりだ。ラツィオの強みに関して対抗策は準備するが、自分たちのアイデンティティを見失うつもりはない」
「個人としても守備面だけに集中して試合への準備を行うことはない。私は自分のチームに対して常に主導権を握って試合を支配することを求めている」
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昨夏、チャンピオンズリーグ(CL)圏外の6位でシーズンを終えたローマは、クラウディオ・ラニエリ前監督の退任に伴い、前シャフタール・ドネツク指揮官のフォンセカ監督を新指揮官に招へいした。同試合後、フォンセカ監督は攻撃面の手応えを口にしつつも守備に関して大きな問題があったことを素直に認めている。
「我々の試合への入りは非常に良かった。とりわけ、最初の15分間、自分たちが攻撃している際は本当に良かったと思う」
「ただ、問題は守備だ。とりわけ、前半は相手のロングボールに対してうまく対処することができなかった。攻撃面に関しては私がチームに求めた試合を支配するという部分はできていた。試合を通じてほとんどジェノア陣内でプレーしていたと思うが、自分たちの背後のリスクに関してうまくバランスを取れなかった」
「ただ、チームがゴールを奪われた際、それがディフェンダーのせいだとするのは間違いだ。今日の試合においてこぼれ球やセカンドボールをいかに拾うかが重要なポイントだった。我々はその部分で適切に対処できなかった」
「ジェノアは自分たちが得た最大限のチャンスをうまく生かして良い形のカウンターから3点を決めた。やはり3点も相手に与えてしまえば、勝利するのは難しい。守備に関して多くの改善の余地があることは明白だ」
また、この一戦での大量失点を受けて、以前から指摘されるナポリに移籍したDFコスタス・マノラスの後釜を担う新センターバック補強に関する質問が飛ぶと、ポルトガル人指揮官は、「以前にも話したが、自分たちのプレーヤーを信頼している。もちろん、我々がセンターバックを求めていることは周知の事実で移籍市場が閉まる前に獲得できることを願っている。ただ、彼(マノラス)の代わりはいないし、我々はチームに付加価値を与えられるプレーヤーを求めている」と、これまでと同様の反応を見せていた。
最後に、早くも次節に控える宿敵ラツィオとの“デルビー・デッラ・カピターレ”に関してコメントを求められたフォンセカ監督は、守備的に戦わず、あくまで自分たちのスタイルを貫くことを約束している。
「もちろん、我々は対戦相手の分析を行う。ただ、私は自分たちのチーム、プレーヤーにより焦点を当てるつもりだ。ラツィオの強みに関して対抗策は準備するが、自分たちのアイデンティティを見失うつもりはない」
「個人としても守備面だけに集中して試合への準備を行うことはない。私は自分のチームに対して常に主導権を握って試合を支配することを求めている」
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