岡山が山形撃破で今季初の3連勝! 水戸は小川移籍後初弾などで連勝し3位浮上《J2》
2019.07.21 22:04 Sun
明治安田生命J2リーグ第23節の3試合が各地で行われた。
シティライトスタジアムで行われたファジアーノ岡山vsモンテディオ山形は、ホームの岡山が1-0で勝利した。
今季初の3連勝を目指す10位の岡山と、前節京都サンガF.C.に敗れて首位陥落の2位の山形による一戦。立ち上がりからセットして守る相手の守備ブロックを前にカウンターやセットプレー以外で効果的な攻めを見いだせない両チームは、さしたる決定機を作れぬまま0-0で試合を折り返す。
迎えた後半もクローズな展開が続く中、両ベンチは選手交代で流れに変化を加えようとするが、思うようにいかない。それでも、連勝の勢いで勝る岡山は74分、左サイドのスペースに抜け出したイ・ヨンジェがそのまま持ち上がってグラウンダーで折り返すと、ボックス中央に走り込んだ仲間が抑えの利いた右足のダイレクトシュートで合わすと、右ポストの内側を叩いたボールがネットに吸い込まれた。
仲間とイ・ヨンジェのホットラインで均衡を破った岡山は山形の反撃を危なげなく凌ぎ切ってウノゼロで勝利。今季初の3連勝を飾ったホームチームは6位に浮上。一方、連敗の山形は4戦未勝利で4位に転落した。
前節、5試合ぶりの白星を手にし、首位と勝ち点1差の5位に付ける水戸が、14位の琉球をホームで迎え撃った一戦。立ち上がりから出足の鋭さで勝る水戸がペースを握った中、セットプレーの場面でキッカーの平野と志知のホットラインが猛威を振るう。まずは22分、右CKの場面で平野のアウトスウィングのクロスを志知が頭で合わすと、GKの前にいた黒川が身体に当ててコースを変えて流し込む。さらに、前半終了間際の43分には同じシチュエーションから今度は志知が豪快なヘディングシュートを突き刺し、ホームチームが2点を先行した。
迎えた後半、立ち上がりの56分には今度は琉球がセットプレーから増谷のゴールで1点を返す。ここから試合が拮抗した中、水戸ベンチは今週期限付き移籍で加入した小川と福満の新戦力2人を揃ってピッチに送り込む。すると74分、右サイドの前から柔らかな斜めのパスをペナルティアーク付近で受けた小川が胸トラップから右足のハーフボレーをゴール右隅に流し込み、水戸デビュー戦でいきなりゴールを奪った。
そして、セットプレー2発と小川のデビュー弾で快勝の水戸は2連勝で3位に浮上した。
町田市立陸上競技場で行われたFC町田ゼルビアv 徳島ヴォルティスは、アウェイの徳島が3-0で勝利した。
共に2戦未勝利の16位町田と、11位徳島による浮上のキッカケを探る一戦。試合は立ち上がりから多くのアクシデントに見舞われる。17分にセットプレーの流れから徳島の鈴木徳の豪快なJ2初ゴールでアウェイチームが先制に成功するが、徳島が佐藤晃、町田が大谷、戸高と続けて負傷交代を強いられた。
それでも、試合の流れを譲らない徳島は前半ラストプレーとなったセットプレーからヨルディ・バイスのダイビングヘッドで追加点を奪うと、後半序盤の60分にも小西の個人技からゴールを重ねた。その後、得点力不足に悩む町田の反撃をクリーンシートで凌いだ徳島が3戦ぶりの白星を手にした。
◆明治安田生命J2リーグ第23節 結果
▽7/21(日)
水戸ホーリーホック 3-1 FC琉球
FC町田ゼルビア 0-3 徳島ヴォルティス
ファジアーノ岡山 1-0 モンテディオ山形
▽7/20(土)
V・ファーレン長崎 1-0 ヴァンフォーレ甲府
ジェフユナイテッド千葉 3-0 アビスパ福岡
横浜FC 2-1 栃木SC
東京ヴェルディ 3-2 愛媛FC
レノファ山口FC 2-2 アルビレックス新潟
京都サンガF.C. 3-2 大宮アルディージャ
柏レイソル 1-0 ツエーゲン金沢
▽中止
鹿児島ユナイテッドFC vs FC岐阜
シティライトスタジアムで行われたファジアーノ岡山vsモンテディオ山形は、ホームの岡山が1-0で勝利した。
迎えた後半もクローズな展開が続く中、両ベンチは選手交代で流れに変化を加えようとするが、思うようにいかない。それでも、連勝の勢いで勝る岡山は74分、左サイドのスペースに抜け出したイ・ヨンジェがそのまま持ち上がってグラウンダーで折り返すと、ボックス中央に走り込んだ仲間が抑えの利いた右足のダイレクトシュートで合わすと、右ポストの内側を叩いたボールがネットに吸い込まれた。
仲間とイ・ヨンジェのホットラインで均衡を破った岡山は山形の反撃を危なげなく凌ぎ切ってウノゼロで勝利。今季初の3連勝を飾ったホームチームは6位に浮上。一方、連敗の山形は4戦未勝利で4位に転落した。
ケーズデンキスタジアム水戸で行われた水戸ホーリーホックvsFC琉球は、ホームの水戸が3-1で勝利した。
前節、5試合ぶりの白星を手にし、首位と勝ち点1差の5位に付ける水戸が、14位の琉球をホームで迎え撃った一戦。立ち上がりから出足の鋭さで勝る水戸がペースを握った中、セットプレーの場面でキッカーの平野と志知のホットラインが猛威を振るう。まずは22分、右CKの場面で平野のアウトスウィングのクロスを志知が頭で合わすと、GKの前にいた黒川が身体に当ててコースを変えて流し込む。さらに、前半終了間際の43分には同じシチュエーションから今度は志知が豪快なヘディングシュートを突き刺し、ホームチームが2点を先行した。
迎えた後半、立ち上がりの56分には今度は琉球がセットプレーから増谷のゴールで1点を返す。ここから試合が拮抗した中、水戸ベンチは今週期限付き移籍で加入した小川と福満の新戦力2人を揃ってピッチに送り込む。すると74分、右サイドの前から柔らかな斜めのパスをペナルティアーク付近で受けた小川が胸トラップから右足のハーフボレーをゴール右隅に流し込み、水戸デビュー戦でいきなりゴールを奪った。
そして、セットプレー2発と小川のデビュー弾で快勝の水戸は2連勝で3位に浮上した。
町田市立陸上競技場で行われたFC町田ゼルビアv 徳島ヴォルティスは、アウェイの徳島が3-0で勝利した。
共に2戦未勝利の16位町田と、11位徳島による浮上のキッカケを探る一戦。試合は立ち上がりから多くのアクシデントに見舞われる。17分にセットプレーの流れから徳島の鈴木徳の豪快なJ2初ゴールでアウェイチームが先制に成功するが、徳島が佐藤晃、町田が大谷、戸高と続けて負傷交代を強いられた。
それでも、試合の流れを譲らない徳島は前半ラストプレーとなったセットプレーからヨルディ・バイスのダイビングヘッドで追加点を奪うと、後半序盤の60分にも小西の個人技からゴールを重ねた。その後、得点力不足に悩む町田の反撃をクリーンシートで凌いだ徳島が3戦ぶりの白星を手にした。
◆明治安田生命J2リーグ第23節 結果
▽7/21(日)
水戸ホーリーホック 3-1 FC琉球
FC町田ゼルビア 0-3 徳島ヴォルティス
ファジアーノ岡山 1-0 モンテディオ山形
▽7/20(土)
V・ファーレン長崎 1-0 ヴァンフォーレ甲府
ジェフユナイテッド千葉 3-0 アビスパ福岡
横浜FC 2-1 栃木SC
東京ヴェルディ 3-2 愛媛FC
レノファ山口FC 2-2 アルビレックス新潟
京都サンガF.C. 3-2 大宮アルディージャ
柏レイソル 1-0 ツエーゲン金沢
▽中止
鹿児島ユナイテッドFC vs FC岐阜
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