【J1ピックアッププレビュー】欧州行き噂のファン・ウィジョvs絶好調のドウグラス! 輝くのは?《G大阪vs清水》
2019.07.12 18:15 Fri
ガンバ大阪(勝ち点20/14位)にとって、明治安田生命J1リーグ後半戦のホーム初戦となる今週末の第19節。2ポイントで上を行く清水エスパルス(同22/12位)との重要な一戦に挑む。
◆仕切り直しの一戦〜ガンバ大阪〜
無傷の6月を含めて6試合連続で無敗を継続するなど、ようやく戦い方の方向性が定まりつつある宮本ガンバ。そのなかで迎えた前節、首位に立つFC東京とアウェイで激突した。開始早々に先制する好シチュエーションに持ち込んだが、雨が激しく降るピッチコンディションにも苦しみ、7試合ぶりの複数失点となる3失点で力負け。失点シーンを除けば、内容的に下を向くようなものではなかったが、2002年から勝てていない“鬼門”味の素スタジアムでまたしても躓き、再び降格圏がちらつき始める手痛い敗戦を喫した。
そうしたなかで、藤春廣輝が再離脱となり、オ・ジェソクや田中達也が相次いで移籍。さらに、エースのファン・ウィジョにも海外移籍の噂が再熱しており、周囲がざわつくなかで今節を迎えることになる。その今節は、ドウグラスと北川航也の強力2トップを擁する清水が相手。そこを抑え込めなければ、ディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑の2トップにやられた前節の二の舞いになりかねないだけに、三浦弦太ら守備陣の奮起が不可欠になりそうだ。ここ5試合無敗を続ける本拠地パナスタで仕切り直しの勝利なるか。
◆今季3度目の連勝狙う〜清水エスパルス〜
対する清水は篠田善之体制を発足して以降、ホーム戦3連勝の勢いもあり、4勝2分け1敗と復調。篠田体制初黒星を喫した前々節からの立ち直りが求められた前節は、ドウグラスと北川のアベック弾により、J1屈指のタレントを擁する神戸にホームで競り勝った。そのなかで、クラブのJ1新記録となる7試合連続得点をマークするドウグラスが絶好調。ここ7試合で13失点と守備陣の破錠が顕著なチーム状況のなかで、打ち合いを制して勝ち点を積み重ね続けられているのは、ブラジル人ストライカーの活躍によるものが大きい。
今シーズン3度目の連勝がかかる今節の相手は、清水と同じように復調ムードが漂うG大阪。前回対戦で4-2の打ち合いを落とした上、ルヴァンカップの2試合でも勝てていない相手だけに、“今回こそは!”という並々ならぬ思いがチーム全体にあるはずだ。ただ、ヴァンデルソンの退団が決まった今節は、最も経験豊富で計算の立つファン・ソッコが累積警告で出場できず、守備陣に不安を抱えて臨むことになる。前節の神戸戦と同様、辛抱強い守りからドウグラスら前線の一発攻勢で勝負を仕掛けたいところだが、再現なるか。
【予想&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[3-1-4-2]
DF:高尾瑠、三浦弦太、キム・ヨングォン
MF:遠藤保仁、小野瀬康介、矢島慎也、倉田秋、中村敬斗
FW:ファン・ウィジョ、食野亮太郎
監督:宮本恒靖
注目ポイントは2トップの顔ぶれ。移籍報道に揺れるファン・ウィジョが外れるのなら、アデミウソンと食野亮太郎のセットが予想される。
◆清水エスパルス[4-4-2]
DF:エウシーニョ、立田悠悟、二見宏志、松原后
MF:河井陽介、ヘナト・アウグスト、竹内涼、西澤健太
FW:ドウグラス、北川航也
監督:篠田善之
出場停止のファン・ソッコが今節を欠場。代わるセンターバックの一角として、コパ・アメリカ帰りの立田悠悟が7試合ぶりに先発の見込みだ。
【注目選手】
ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)
ドウグラス(清水エスパルス)
◆勝ち点2差の両者
勝ち点2差でひしめく両者の直接対決となる今カード。通算対戦成績で28勝6分け21敗とリードするG大阪が3度対戦した今シーズンも2勝1分けと完勝。しかも、その3試合で8得点を挙げており、強さを見せつけている。堅守を軸に勝負強く勝ち点を積み重ねてきたG大阪と、ドウグラスの爆発力を生かして調子を上げてきた清水の絶対に落とせない一戦の結末はいかに…。G大阪と清水の一戦はパナソニック スタジアム 吹田で13日19時キックオフだ。
◆仕切り直しの一戦〜ガンバ大阪〜
無傷の6月を含めて6試合連続で無敗を継続するなど、ようやく戦い方の方向性が定まりつつある宮本ガンバ。そのなかで迎えた前節、首位に立つFC東京とアウェイで激突した。開始早々に先制する好シチュエーションに持ち込んだが、雨が激しく降るピッチコンディションにも苦しみ、7試合ぶりの複数失点となる3失点で力負け。失点シーンを除けば、内容的に下を向くようなものではなかったが、2002年から勝てていない“鬼門”味の素スタジアムでまたしても躓き、再び降格圏がちらつき始める手痛い敗戦を喫した。
そうしたなかで、藤春廣輝が再離脱となり、オ・ジェソクや田中達也が相次いで移籍。さらに、エースのファン・ウィジョにも海外移籍の噂が再熱しており、周囲がざわつくなかで今節を迎えることになる。その今節は、ドウグラスと北川航也の強力2トップを擁する清水が相手。そこを抑え込めなければ、ディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑の2トップにやられた前節の二の舞いになりかねないだけに、三浦弦太ら守備陣の奮起が不可欠になりそうだ。ここ5試合無敗を続ける本拠地パナスタで仕切り直しの勝利なるか。
◆今季3度目の連勝狙う〜清水エスパルス〜
対する清水は篠田善之体制を発足して以降、ホーム戦3連勝の勢いもあり、4勝2分け1敗と復調。篠田体制初黒星を喫した前々節からの立ち直りが求められた前節は、ドウグラスと北川のアベック弾により、J1屈指のタレントを擁する神戸にホームで競り勝った。そのなかで、クラブのJ1新記録となる7試合連続得点をマークするドウグラスが絶好調。ここ7試合で13失点と守備陣の破錠が顕著なチーム状況のなかで、打ち合いを制して勝ち点を積み重ね続けられているのは、ブラジル人ストライカーの活躍によるものが大きい。
今シーズン3度目の連勝がかかる今節の相手は、清水と同じように復調ムードが漂うG大阪。前回対戦で4-2の打ち合いを落とした上、ルヴァンカップの2試合でも勝てていない相手だけに、“今回こそは!”という並々ならぬ思いがチーム全体にあるはずだ。ただ、ヴァンデルソンの退団が決まった今節は、最も経験豊富で計算の立つファン・ソッコが累積警告で出場できず、守備陣に不安を抱えて臨むことになる。前節の神戸戦と同様、辛抱強い守りからドウグラスら前線の一発攻勢で勝負を仕掛けたいところだが、再現なるか。
【予想&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[3-1-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:東口順昭DF:高尾瑠、三浦弦太、キム・ヨングォン
MF:遠藤保仁、小野瀬康介、矢島慎也、倉田秋、中村敬斗
FW:ファン・ウィジョ、食野亮太郎
監督:宮本恒靖
注目ポイントは2トップの顔ぶれ。移籍報道に揺れるファン・ウィジョが外れるのなら、アデミウソンと食野亮太郎のセットが予想される。
◆清水エスパルス[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:西部洋平DF:エウシーニョ、立田悠悟、二見宏志、松原后
MF:河井陽介、ヘナト・アウグスト、竹内涼、西澤健太
FW:ドウグラス、北川航也
監督:篠田善之
出場停止のファン・ソッコが今節を欠場。代わるセンターバックの一角として、コパ・アメリカ帰りの立田悠悟が7試合ぶりに先発の見込みだ。
【注目選手】
ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
G大阪の注目選手は、ファン・ウィジョだ。今シーズンはここまで4得点。ベストイレブンに輝いた昨年のような爆発力を欠いている。ただ、2得点を記録した前々節でそうだったように、ゴールを決めればチームが活気づく存在であることに変わりはない。フランス挑戦の報道が飛び出してから一発目の試合となる今節、過去3度のリーグ戦でいずれも得点を挙げる清水戦で起用されるか未知数だが、出場となれば、やはりゴールに期待したい。ドウグラス(清水エスパルス)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
清水の注目選手は、ドウグラスだ。不整脈の影響で出遅れた今シーズンだったが、5月に先発復帰して以降、9試合で8ゴールをマーク。完全復活と言っても良いぐらいの圧倒的な輝きを放っており、個人の勢いだけでいけば、Jリーグ全体でもFC東京の永井と並ぶか、それ以上だ。8試合連続ゴールのJ1記録に王手をかけた今節、乗り込むのは、昨夏の清水加入後初ゴールを決めた思い出の地パナスタ。今節も重戦車ぶりに注目したい。◆勝ち点2差の両者
勝ち点2差でひしめく両者の直接対決となる今カード。通算対戦成績で28勝6分け21敗とリードするG大阪が3度対戦した今シーズンも2勝1分けと完勝。しかも、その3試合で8得点を挙げており、強さを見せつけている。堅守を軸に勝負強く勝ち点を積み重ねてきたG大阪と、ドウグラスの爆発力を生かして調子を上げてきた清水の絶対に落とせない一戦の結末はいかに…。G大阪と清水の一戦はパナソニック スタジアム 吹田で13日19時キックオフだ。
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