ブラジル、VAR含む3度のゴール取り消しに泣く…ベネズエラに痛恨ドローで決勝T進出決められず《コパ・アメリカ》
2019.06.19 11:30 Wed
日本時間19日に行われたコパ・アメリカ2019グループA第2節のブラジル代表vsベネズエラ代表は、0-0の引き分けに終わった。
開幕戦となったボリビア代表戦を3-0で勝利し、順調なスタートを切ったホスト国の首位・ブラジル(勝ち点3)。初戦のペルー代表戦でゴールレスドローに終わった2位・ベネズエラ(勝ち点1)戦に向けて、ボリビア戦から先発メンバーを1人変更した。フェルナンジーニョに代えて、大会前のホンジュラス代表との親善試合で負傷していたアルトゥールが今大会初先発を飾った。
勝てば決勝トーナメント進出が決定するブラジルは、序盤から攻勢に。10分、右サイドからダニエウ・アウベスがゴール前にクロス。フィルミノが頭で合わせるが、これは枠を捉えることができない。
徐々にギアを上げるブラジル。15分、バイタルエリアでのフィルミノのポストプレーからアルトゥールとつなぎ、最後はボックス左のネレスがシュートを放つが、惜しくもゴール左外へ。さらに17分には敵陣中央右でセカンドボールを拾ったリシャルリソンがボックス右手前まで持ち込んで右足シュート。これが相手DFの股を抜き、ゴール左を捉えるも、GKファリニェスの好守に阻まれた。
ここまで80パーセント以上のポゼッションを許すベネズエラだが、19分にチャンス。右サイドで粘り強くつなぎ、Y・エレーラがボックス右手前から左足でクロスを送り、中央のロンドンが頭で合わせる。しかし、わずかにゴール左外に外れた。
ゴールレスドローで前半を終えると、ブラジルの選手たちに対して、自国民からはブーイング。そのブラジルは後半開始からリシャルリソンを下げて、ガブリエウ・ジェズスを投入する。
ブラジルは57分、後方からのクリアボールをボックス右手前で収めたフィルミノが中央にパス。走り込んだコウチーニョとスイッチし、ガブリエウ・ジェズスが右足で丁寧にゴールを狙ったが、ゴール右に外れた。
ブラジルは直後、前半にイエローカードを貰っていたカゼミロに代えてフェルナンジーニョを投入する。
するとブラジルは60分、フィルミノが左サイドに展開し、自身はボックス左へ。パスを受けたガブリエウ・ジェズスはボックス左手前まで持ち込んでシュート。これは相手DFに弾かれたが、ボックス左でこぼれ球を拾ったフィルミノがゴール前にグラウンダーのパスを送り、走り込んだガブリエウ・ジェズスがプッシュした。ついに先制点かと思われたが、VARで確認後、ガブリエウ・ジェズスの1回目のシュート時にフィルミノがオフサイドポジションにいたとの判定でゴールが取り消される。
ベネズエラを押し込み続けるもゴールがなかなか奪えないブラジルは72分、ネレスを下げて初戦で途中出場からゴールを奪ったエヴェルトンを投入して、交代カード全てを切った。
しかし、攻めあぐねるブラジル。会場内のブーイングは大きくなる。それでも87分、ハーフウェイライン付近左でボールを持ったエヴェルトンがドリブルを開始。2、3人に囲まれながらも奪われずにコウチーニョとのワンツーでベネズエラの包囲網を突破する。ボックス左に侵攻し、ふわりとクロスを送ると、後ろから駆け上がってきたコウチーニョがプッシュした。
今度こそゴールかと思われたが、この日のブラジルは運から見放されていた。VARで確認すると、コウチーニョのシュートは、ゴール前に立っていたオフサイドポジションのフィルミノに当たってゴールへ。3度、ゴールが取り消され、スコアは0-0のまま。
その後、アディショナルタイムが計9分間設けられるも、両者にゴールは生まれず試合終了。ブラジルは痛恨のドローで決勝トーナメント進出は最終節のペルー戦に持ち越されることとなった。一方、ベネズエラは貴重な勝ち点1を獲得し、グループリーグ突破の可能性を広げた。
開幕戦となったボリビア代表戦を3-0で勝利し、順調なスタートを切ったホスト国の首位・ブラジル(勝ち点3)。初戦のペルー代表戦でゴールレスドローに終わった2位・ベネズエラ(勝ち点1)戦に向けて、ボリビア戦から先発メンバーを1人変更した。フェルナンジーニョに代えて、大会前のホンジュラス代表との親善試合で負傷していたアルトゥールが今大会初先発を飾った。
徐々にギアを上げるブラジル。15分、バイタルエリアでのフィルミノのポストプレーからアルトゥールとつなぎ、最後はボックス左のネレスがシュートを放つが、惜しくもゴール左外へ。さらに17分には敵陣中央右でセカンドボールを拾ったリシャルリソンがボックス右手前まで持ち込んで右足シュート。これが相手DFの股を抜き、ゴール左を捉えるも、GKファリニェスの好守に阻まれた。
ここまで80パーセント以上のポゼッションを許すベネズエラだが、19分にチャンス。右サイドで粘り強くつなぎ、Y・エレーラがボックス右手前から左足でクロスを送り、中央のロンドンが頭で合わせる。しかし、わずかにゴール左外に外れた。
ヒヤリとする場面を迎えるも、その後は再び主導権を握りながら先制点を狙うブラジル。すると38分、マルキーニョスの縦パスを右サイドで受けたダニエウ・アウベスが縦への仕掛けから低い弾道のクロスを送る。マーカーを振り払ったフィルミノがゴールネットを揺らした。しかし、フィルミノのファウルがとられ、先制点とはならない。
ゴールレスドローで前半を終えると、ブラジルの選手たちに対して、自国民からはブーイング。そのブラジルは後半開始からリシャルリソンを下げて、ガブリエウ・ジェズスを投入する。
ブラジルは57分、後方からのクリアボールをボックス右手前で収めたフィルミノが中央にパス。走り込んだコウチーニョとスイッチし、ガブリエウ・ジェズスが右足で丁寧にゴールを狙ったが、ゴール右に外れた。
ブラジルは直後、前半にイエローカードを貰っていたカゼミロに代えてフェルナンジーニョを投入する。
するとブラジルは60分、フィルミノが左サイドに展開し、自身はボックス左へ。パスを受けたガブリエウ・ジェズスはボックス左手前まで持ち込んでシュート。これは相手DFに弾かれたが、ボックス左でこぼれ球を拾ったフィルミノがゴール前にグラウンダーのパスを送り、走り込んだガブリエウ・ジェズスがプッシュした。ついに先制点かと思われたが、VARで確認後、ガブリエウ・ジェズスの1回目のシュート時にフィルミノがオフサイドポジションにいたとの判定でゴールが取り消される。
ベネズエラを押し込み続けるもゴールがなかなか奪えないブラジルは72分、ネレスを下げて初戦で途中出場からゴールを奪ったエヴェルトンを投入して、交代カード全てを切った。
しかし、攻めあぐねるブラジル。会場内のブーイングは大きくなる。それでも87分、ハーフウェイライン付近左でボールを持ったエヴェルトンがドリブルを開始。2、3人に囲まれながらも奪われずにコウチーニョとのワンツーでベネズエラの包囲網を突破する。ボックス左に侵攻し、ふわりとクロスを送ると、後ろから駆け上がってきたコウチーニョがプッシュした。
今度こそゴールかと思われたが、この日のブラジルは運から見放されていた。VARで確認すると、コウチーニョのシュートは、ゴール前に立っていたオフサイドポジションのフィルミノに当たってゴールへ。3度、ゴールが取り消され、スコアは0-0のまま。
その後、アディショナルタイムが計9分間設けられるも、両者にゴールは生まれず試合終了。ブラジルは痛恨のドローで決勝トーナメント進出は最終節のペルー戦に持ち越されることとなった。一方、ベネズエラは貴重な勝ち点1を獲得し、グループリーグ突破の可能性を広げた。
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