3連覇を目指すチリが若き日本を4発粉砕…日本は決定機逸が響く 《コパ・アメリカ》
2019.06.18 09:53 Tue
現地時間17日(日本時間18日)、コパ・アメリカ2019グループC第1戦の日本代表vsチリ代表がサンパウロのエスタジオ・ド・モルンビーで行われ、0-4でチリが勝利した。
招待国として1999年以来のコパ・アメリカ参加となった日本。初戦の対戦相手は、2015年、2016年と大会を連覇しているチリとなった。
日本は、初招集となったU-22日本代表世代が多い中、[4-2-3-1]のシステムを採用。GKに大迫敬介(サンフレッチェ広島)、最終ラインは右からDF原輝綺(サガン鳥栖)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)、DF冨安健洋(シント=トロイデン)、DF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、ボランチは右にMF柴崎岳(ヘタフェ)、左にMF中山雄太(ズヴォレ)を配置。2列目は右からFW前田大然(松本山雅FC)、MF久保建英(レアル・マドリー)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、1トップにFW上田綺世(法政大学)を配置した。
対するチリは[4-3-3]を採用し、事前に発表されていた通りのメンバーを起用。GKアリアス、最終ラインが右からイスラ、メデル、マリパン、ボセジュール、中盤がアンカーにプルガル、インサイドハーフに右からアランギス、ビダル、3トップには右からフエンサリダ、E・バルガス、サンチェスを配置した。
試合は立ち上がりから日本が良い形を作る。久保、中島を中心にドリブルやパスワークで攻め立てると6分、ボックス右でボールを受けた上田が倒されFKを獲得。これを久保が直接狙うも、シュートは枠を越えて行く。
さらに12分、左サイドでボールを持った久保がプルガルをドリブルでかわしスルーパス。これを相手DFがクリアしCKへ。その左CKからのクロスをボックス中央で植田がヘッドも、GKアリアスがキャッチする。
慎重に試合に入ったチリは14分、右サイドからのクロスをボックス中央でサンチェスが競ると、こぼれ球をビダルがダイレクトボレー。シュートは枠を大きく外す。
28分、チリが大きな展開から波状攻撃。右に展開したボールをイスラがボックス内からクロス。サンチェスが競り合うも植田がクリア。こぼれ球をボセジュールが拾うと、ドリブルを仕掛けボックス内左からクロスも、サンチェスのヘッドはミートせず、日本は難を逃れる。
33分、中島がボールを失うと、チリがカウンター。イスラ、E・バルガス、ビダルとつなぎ、フエンサリダがクロス。しかし、柴崎がニアでクリアしことなきを得る。
その後もチリが猛攻。35分にはパスミスを繋がれると、右サイドからのグラウンダーのパスをビダルがボックス手前でスルー。待ち構えたサンチェスがシュートモーションに入るも、柴崎が手前でわずかに触れると、サンチェスのシュートはわずかに左に外れる。
攻め立てるチリは41分、アランギスが右CKからクロスを送ると、ボックス中央でプルガルが打点の高いヘッド。これがネットを揺らし、チリが先制する。
日本は45分、右サイドで前田がプレスをかけると、相手のミスパスを柴崎がダイレクトで前線へ。これに反応した上田がGKと一対一になるも、シュートは枠を外れてしまい、決定機を逸する。
チリの1点リードで迎えた後半、立ち上がりからチリがボールを支配し試合をコントロールして行く。対する日本は中盤でボールの奪いどころを見つけられず、パスを面白いように回されてしまう。
すると54分、ボックス手前からE・バルガスが右に展開。イスラがグラウンダーのクロスを返すと、E・バルガスがダイレクトシュート。冨安に当たってディフレクトしたボールがゴール右隅に決まり、チリが追加点を奪う。
57分、日本はビダルからボールを奪った柴崎が早いタイミングでクロス。ボックス内でフリーになった上田がダイレクトで合わせるも、シュートは枠の外に外れる。
65分、左サイドを前田が仕掛けると、メデルをスピードで振り切りクロス。しかし、これはクリアされる。その後のCKからボールをつなぐと、中山からパスを受けた久保がボックス手前からドリブル。ビダル、メデルをかわしてボックス内からシュートも、サイドネットを揺らしてしまう。
日本は66分に中島と前田に代えて安部裕葵と三好康児を投入。前線の活性化を図る。
すると69分、久保がドリブルを仕掛けるとボックス手前で左に展開。走り込んだ安部がグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに飛び込んだ上田がわずかに触るも、ミートできない。
日本は75分、ボックス手前でパスを受けた三好が裏へパス。これを絶妙のタイミングで動き出した上田が受けるも、シュートはGKにセーブされる。
チリは78分、前腿を痛めたビダルが倒れ込み交代。パブロ・エルナンデスがピッチに入る。日本は79分に上田に代えて岡崎を投入。チリは80分にフエンサリダに代えて、オパソを投入する。
この交代で活性化したのはチリだった。82分、ボールを繋いだチリは、前線のアランギスにパスを送ると、中山と競り合いそのままクロス。走り込んだサンチェスが、ファーサイドに飛び込みヘッドで合わせて追加点。直後の83分には、GKのフィードを柴崎が頭で流すと、拾ったサンチェスが判断良く前へ。これに反応したE・バルガスが前に出てきたGK大迫を見ながら浮き球のシュートを沈め、一気にリードを4点に広げる。
日本はゴールを目指し攻勢に出るも、その後は決定機を作ることができず。アディショナルタイムには、柴崎からの大きな展開から安部が抜け出しボックス内でシュートも、相手にブロックされてしまう。結局そのまま試合は終了。良い入りを見せた日本だったが、したたかに得点を奪ったチリに0-4で敗れた。
日本代表 0-4 チリ代表
【チリ】
プルガル(前41)
E・バルガス(後9)
サンチェス(後37)
E・バルガス(後38)
招待国として1999年以来のコパ・アメリカ参加となった日本。初戦の対戦相手は、2015年、2016年と大会を連覇しているチリとなった。
対するチリは[4-3-3]を採用し、事前に発表されていた通りのメンバーを起用。GKアリアス、最終ラインが右からイスラ、メデル、マリパン、ボセジュール、中盤がアンカーにプルガル、インサイドハーフに右からアランギス、ビダル、3トップには右からフエンサリダ、E・バルガス、サンチェスを配置した。
試合は立ち上がりから日本が良い形を作る。久保、中島を中心にドリブルやパスワークで攻め立てると6分、ボックス右でボールを受けた上田が倒されFKを獲得。これを久保が直接狙うも、シュートは枠を越えて行く。
10分には、右サイドでパスを受けた原が突破すると、ボックス右からグラウンダーのクロス。これに上田が飛び込むも、わずかに届かずシュートまでいけない。
さらに12分、左サイドでボールを持った久保がプルガルをドリブルでかわしスルーパス。これを相手DFがクリアしCKへ。その左CKからのクロスをボックス中央で植田がヘッドも、GKアリアスがキャッチする。
慎重に試合に入ったチリは14分、右サイドからのクロスをボックス中央でサンチェスが競ると、こぼれ球をビダルがダイレクトボレー。シュートは枠を大きく外す。
28分、チリが大きな展開から波状攻撃。右に展開したボールをイスラがボックス内からクロス。サンチェスが競り合うも植田がクリア。こぼれ球をボセジュールが拾うと、ドリブルを仕掛けボックス内左からクロスも、サンチェスのヘッドはミートせず、日本は難を逃れる。
33分、中島がボールを失うと、チリがカウンター。イスラ、E・バルガス、ビダルとつなぎ、フエンサリダがクロス。しかし、柴崎がニアでクリアしことなきを得る。
その後もチリが猛攻。35分にはパスミスを繋がれると、右サイドからのグラウンダーのパスをビダルがボックス手前でスルー。待ち構えたサンチェスがシュートモーションに入るも、柴崎が手前でわずかに触れると、サンチェスのシュートはわずかに左に外れる。
攻め立てるチリは41分、アランギスが右CKからクロスを送ると、ボックス中央でプルガルが打点の高いヘッド。これがネットを揺らし、チリが先制する。
日本は45分、右サイドで前田がプレスをかけると、相手のミスパスを柴崎がダイレクトで前線へ。これに反応した上田がGKと一対一になるも、シュートは枠を外れてしまい、決定機を逸する。
チリの1点リードで迎えた後半、立ち上がりからチリがボールを支配し試合をコントロールして行く。対する日本は中盤でボールの奪いどころを見つけられず、パスを面白いように回されてしまう。
すると54分、ボックス手前からE・バルガスが右に展開。イスラがグラウンダーのクロスを返すと、E・バルガスがダイレクトシュート。冨安に当たってディフレクトしたボールがゴール右隅に決まり、チリが追加点を奪う。
57分、日本はビダルからボールを奪った柴崎が早いタイミングでクロス。ボックス内でフリーになった上田がダイレクトで合わせるも、シュートは枠の外に外れる。
65分、左サイドを前田が仕掛けると、メデルをスピードで振り切りクロス。しかし、これはクリアされる。その後のCKからボールをつなぐと、中山からパスを受けた久保がボックス手前からドリブル。ビダル、メデルをかわしてボックス内からシュートも、サイドネットを揺らしてしまう。
日本は66分に中島と前田に代えて安部裕葵と三好康児を投入。前線の活性化を図る。
すると69分、久保がドリブルを仕掛けるとボックス手前で左に展開。走り込んだ安部がグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに飛び込んだ上田がわずかに触るも、ミートできない。
日本は75分、ボックス手前でパスを受けた三好が裏へパス。これを絶妙のタイミングで動き出した上田が受けるも、シュートはGKにセーブされる。
チリは78分、前腿を痛めたビダルが倒れ込み交代。パブロ・エルナンデスがピッチに入る。日本は79分に上田に代えて岡崎を投入。チリは80分にフエンサリダに代えて、オパソを投入する。
この交代で活性化したのはチリだった。82分、ボールを繋いだチリは、前線のアランギスにパスを送ると、中山と競り合いそのままクロス。走り込んだサンチェスが、ファーサイドに飛び込みヘッドで合わせて追加点。直後の83分には、GKのフィードを柴崎が頭で流すと、拾ったサンチェスが判断良く前へ。これに反応したE・バルガスが前に出てきたGK大迫を見ながら浮き球のシュートを沈め、一気にリードを4点に広げる。
日本はゴールを目指し攻勢に出るも、その後は決定機を作ることができず。アディショナルタイムには、柴崎からの大きな展開から安部が抜け出しボックス内でシュートも、相手にブロックされてしまう。結局そのまま試合は終了。良い入りを見せた日本だったが、したたかに得点を奪ったチリに0-4で敗れた。
日本代表 0-4 チリ代表
【チリ】
プルガル(前41)
E・バルガス(後9)
サンチェス(後37)
E・バルガス(後38)
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