リヒター全ゴールに絡んだ前大会王者ドイツが快勝発進! 注目ヨビッチ低調のセルビアは完敗…《U-21欧州選手権》
2019.06.18 05:56 Tue
U-21欧州選手権のグループB第1節、U-21ドイツ代表vsU-21デンマーク代表が17日に行われ、ドイツが3-1で勝利した。
大会連覇を目指すドイツが、今大会初戦でデンマークと対峙したこの一戦。優勝候補のドイツは、ザネやハフェルツ、ヴェルナー、ブラントら一部フル代表組が招集外となったものの、ターやダフード、クロステルマンらフル代表経験者がこの初戦で先発を飾った。
共に[4-3-3]の布陣で臨んだ中、ボール回しの精度で勝るドイツが徐々にペースを掴んでいく。幾つかの決定機を経て迎えた28分、ボックス右でDFを背負ったM・エッゲシュタインが丁寧に落としたボールをリヒターが相手DFの股間を抜く左足のシュートでゴール左に流し込んだ。
ドイツの1点リードで折り返した中、後半立ち上がりはスコブの個人技を生かしてデンマークが押し込む入りを見せる。だが、52分には相手セットプレーの流れからクリアボールの処理をもたついたDFペデルソンからボールを奪ったリヒターがそのままボックス付近まで運んでカットインから見事なニアへのシュートを流し込み、ドイツに2点目が生まれた。
これで完全に流れを掴んだドイツは65分、自陣深くからのロングカウンターを発動。ハーフウェイライン付近でボールを受けたリヒターが体勢を崩しながらも左のスペースに走り込むワルドシュミットにラストパスを通すと、ワルドシュミットがボックス内で冷静にGKとの一対一を制し決定的な3点目を奪った。
リヒターの全ゴールに絡む活躍で快勝のドイツが連覇に向けて幸先の良いスタートを見せた。
また、同日行われたグループB第1節のもう1試合、U-21セルビア代表vsU-21オーストリア代表は、オーストリアが0-2で勝利した。
先日にレアル・マドリー加入が発表されたFWヨビッチ、フィオレンティーナDFミレンコビッチ、ベンフィカMFジブコビッチ、マルセイユMFラドンジッチと好タレントを要するセルビアの優位が伝えられたこの試合。
しかし、蓋を開けてみれば、予選プレーオフを勝ち上がってきたオーストリアが序盤から試合の主導権を握る。
RBザルツブルクでコンビを組むシュラーガーとヴォルフの阿吽の呼吸を生かして再三良い形の攻撃を仕掛けたオーストリアは、37分にボックス内でホルバートの放ったシュートが右ポストを叩くと、この跳ね返りをヴォルフが押し込む。当初、オフサイドの判定もビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、ゴールが認められた。
注目のヨビッチが全く存在感を放てず、後半も左サイドのラドンジッチの個人技以外に攻め手がないセルビア。これに対して前半同様に試合をコントロールするオーストリアは、前線4人の鮮やかな連携から鋭いカウンターを繰り出して相手GKラドゥノビッチのビッグセーブを強いる。
その後、75分にはヴォルフに対して危険な後方からのアフターチャージを見舞ったDFヨバノビッチに対して、VARの検証の結果、レッドカードが掲示される。オーストリアはこのプレーで重傷を負ったヴォルフがプレー続行不可能となるアクシデントに見舞われるが、78分にホルバートの見事な直接FKが決まって追加点を奪取。
試合終盤にかけてはいら立ちを募らせるセルビア側に多くのカードが掲示される荒れ模様の展開となったが、数的優位のオーストリアが2-0のスコアで試合をクローズ。この結果、グループBはドイツとオーストリアが白星スタートを飾ることになった。
大会連覇を目指すドイツが、今大会初戦でデンマークと対峙したこの一戦。優勝候補のドイツは、ザネやハフェルツ、ヴェルナー、ブラントら一部フル代表組が招集外となったものの、ターやダフード、クロステルマンらフル代表経験者がこの初戦で先発を飾った。
ドイツの1点リードで折り返した中、後半立ち上がりはスコブの個人技を生かしてデンマークが押し込む入りを見せる。だが、52分には相手セットプレーの流れからクリアボールの処理をもたついたDFペデルソンからボールを奪ったリヒターがそのままボックス付近まで運んでカットインから見事なニアへのシュートを流し込み、ドイツに2点目が生まれた。
これで完全に流れを掴んだドイツは65分、自陣深くからのロングカウンターを発動。ハーフウェイライン付近でボールを受けたリヒターが体勢を崩しながらも左のスペースに走り込むワルドシュミットにラストパスを通すと、ワルドシュミットがボックス内で冷静にGKとの一対一を制し決定的な3点目を奪った。
何とか1点を返したいデンマークは73分に相手DFのハンドで得たPKをキッカーのスコブが決めて反撃の狼煙を上げる。しかし、この失点にも崩れる様子を見せないドイツは選手交代を行いながら危なげなく試合を締めくくり、3-1でタイムアップ。
リヒターの全ゴールに絡む活躍で快勝のドイツが連覇に向けて幸先の良いスタートを見せた。
また、同日行われたグループB第1節のもう1試合、U-21セルビア代表vsU-21オーストリア代表は、オーストリアが0-2で勝利した。
先日にレアル・マドリー加入が発表されたFWヨビッチ、フィオレンティーナDFミレンコビッチ、ベンフィカMFジブコビッチ、マルセイユMFラドンジッチと好タレントを要するセルビアの優位が伝えられたこの試合。
しかし、蓋を開けてみれば、予選プレーオフを勝ち上がってきたオーストリアが序盤から試合の主導権を握る。
RBザルツブルクでコンビを組むシュラーガーとヴォルフの阿吽の呼吸を生かして再三良い形の攻撃を仕掛けたオーストリアは、37分にボックス内でホルバートの放ったシュートが右ポストを叩くと、この跳ね返りをヴォルフが押し込む。当初、オフサイドの判定もビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、ゴールが認められた。
注目のヨビッチが全く存在感を放てず、後半も左サイドのラドンジッチの個人技以外に攻め手がないセルビア。これに対して前半同様に試合をコントロールするオーストリアは、前線4人の鮮やかな連携から鋭いカウンターを繰り出して相手GKラドゥノビッチのビッグセーブを強いる。
その後、75分にはヴォルフに対して危険な後方からのアフターチャージを見舞ったDFヨバノビッチに対して、VARの検証の結果、レッドカードが掲示される。オーストリアはこのプレーで重傷を負ったヴォルフがプレー続行不可能となるアクシデントに見舞われるが、78分にホルバートの見事な直接FKが決まって追加点を奪取。
試合終盤にかけてはいら立ちを募らせるセルビア側に多くのカードが掲示される荒れ模様の展開となったが、数的優位のオーストリアが2-0のスコアで試合をクローズ。この結果、グループBはドイツとオーストリアが白星スタートを飾ることになった。
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