西澤のプロ初弾が劇的逆転勝利に導く! 清水、土壇場連続ゴールで最下位脱出へ大きな勝利!《J1》
2019.06.15 20:20 Sat
明治安田生命J1リーグ第15節の清水エスパルスvs横浜F・マリノスが15日にIAIスタジアム日本平で行われ、3-2で清水が勝利した。
ここまで3勝4分け7敗で最下位に沈む清水(勝ち点13)と8勝3分け3敗で4位につける横浜FM(勝ち点27)が激突した。前節の松本山雅FC戦を1-1で引き分けて、篠田善之監督体制移行後、1勝2分けと無敗を継続している清水は、その一戦から先発メンバーを1人のみ変更。六平に代わり、右ハムストリングの肉離れで戦列を離れていたヘナト・アウグストが復帰した。
対するは、前節の湘南ベルマーレとの神奈川ダービーを2-1で勝利し、リーグ戦3連勝中と好調の横浜MF。2006年のJ1第13節以来、アイスタで負けなしと好相性の清水相手に、前節から先発メンバーを1人のみ変更した。前節の湘南戦で負傷した扇原に代えて天野を起用した。
順位こそ離れているものの好調の両者。試合は立ち上がりこそホームの清水がボールを保持していたが、横浜FMがジワジワと押し込み始める。そんな中、右CKを獲得すると、マルコス・ジュニオールからショートコーナーを受けたティーラトンがボックス右外からクロス。中央で日本代表の畠中が頭で合わせたが、枠を捉えることができない。
横浜FMは16分にもティーラトンからボックス左にパスを送り、遠藤が切り返しから右足を振り抜くも、ゴール左外へ。対する清水は18分、右サイドからのクロスにドウグラスが頭で合わせたが、GK朴の正面に飛んでしまう。
そんな中、横浜FMが先制に成功する。32分、中盤から喜田がボックス内へ鋭い縦パス。ここに走り込んでいた右サイドバックの和田が切り返すと、その流れたボールをエジガル・ジュニオが右足でゴール左隅に突き刺した。
横浜FMが1-0でリードして試合を折り返すと、両チームともに交代カードを切る。清水は中村を下げて西澤、横浜FMはチアゴ・マルチンスを下げて広瀬を投入する。
後半最初にチャンスを迎えたのは追いつきたい清水。53分、金子の右CKがゴール前で混戦になると、ボックス中央浅い位置にこぼれたボールをドウグラスがダイレクトでシュート。しかし、やや威力が弱く、GK朴にキャッチされてしまう。
それでも清水は59分、ついに試合を振り出しに戻す。金子の右CKをファーサイドのドウグラスが競り勝って折り返すと、ゴール前右の松原が頭で押し込んだ。このゴールに横浜FMはオフサイドを主張したが、覆らず。スコアは1-1となる。
このゴールで追いついた清水が一気にペースを引き寄せる。61分、ボックス手前やや右から竹内がゴール前に浮き球を供給。これを途中出場の西澤が頭で合わせる。しかし、これはGK朴の正面に飛んでしまう。
その後も清水が横浜FMゴールに襲い掛かり、逆転の雰囲気が漂う。しかし、この嫌な空気をハマのスピードスターが断ち切る。81分、仲川が中盤でマルコス・ジュニオールがボールを持ったのを見ると、右サイドから斜めに走り込む。これを見逃さなかったマルコス・ジュニオールが浮き球のスルーパスを送ると、ボックス内でGKとの一対一を迎えてシュート。GK西部に当たったものの、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
だが、ゴール直後、横浜FMのマルコス・ジュニオールにこの日2枚目となるイエローカードが。これが横浜FMのすべてを狂わすことに。
勝ち越しを許した清水は数的有利の状況の中、猛攻を仕掛ける。迎えた89分、自陣右サイドで相手との球際を制したヘナト・アウグストが縦にロングパス。これに反応した北川が右サイドを抜け出してゴール前にラストパスを送ると、ドウグラスが左足でゴール右に流し込んだ。
これで2-2の同点。しかし、このままでは終わらなかった。清水は後半アディショナルタイム1分、ハーフウェイライン付近やや右でエウシーニョがボールを奪い、左サイドでフリーになっていた西澤へスルーパス。これを受けた西澤がボックス内に持ち込んでGKとの一対一を迎え、右足でシュートを放つと、ギリギリのところでティーラトンに触られるも、ボールはゴールラインを割った。西澤のプロ初ゴールが逆転に導いた。
土壇場に2ゴールを奪い、試合をひっくり返した清水が3-2で勝利。清水が最下位脱出へ大きな、大きな勝利を飾った。一方の横浜FMは連勝が「3」でストップし、4試合ぶり黒星を喫している。
ここまで3勝4分け7敗で最下位に沈む清水(勝ち点13)と8勝3分け3敗で4位につける横浜FM(勝ち点27)が激突した。前節の松本山雅FC戦を1-1で引き分けて、篠田善之監督体制移行後、1勝2分けと無敗を継続している清水は、その一戦から先発メンバーを1人のみ変更。六平に代わり、右ハムストリングの肉離れで戦列を離れていたヘナト・アウグストが復帰した。
順位こそ離れているものの好調の両者。試合は立ち上がりこそホームの清水がボールを保持していたが、横浜FMがジワジワと押し込み始める。そんな中、右CKを獲得すると、マルコス・ジュニオールからショートコーナーを受けたティーラトンがボックス右外からクロス。中央で日本代表の畠中が頭で合わせたが、枠を捉えることができない。
横浜FMは16分にもティーラトンからボックス左にパスを送り、遠藤が切り返しから右足を振り抜くも、ゴール左外へ。対する清水は18分、右サイドからのクロスにドウグラスが頭で合わせたが、GK朴の正面に飛んでしまう。
立ち上がりから要所で激しいプレーを見せる両者。乱発気味の主審のジャッジにアジャストできず、25分までに不要なものを含め、両チーム合わせて5枚のイエローカードが提示される。
そんな中、横浜FMが先制に成功する。32分、中盤から喜田がボックス内へ鋭い縦パス。ここに走り込んでいた右サイドバックの和田が切り返すと、その流れたボールをエジガル・ジュニオが右足でゴール左隅に突き刺した。
横浜FMが1-0でリードして試合を折り返すと、両チームともに交代カードを切る。清水は中村を下げて西澤、横浜FMはチアゴ・マルチンスを下げて広瀬を投入する。
後半最初にチャンスを迎えたのは追いつきたい清水。53分、金子の右CKがゴール前で混戦になると、ボックス中央浅い位置にこぼれたボールをドウグラスがダイレクトでシュート。しかし、やや威力が弱く、GK朴にキャッチされてしまう。
それでも清水は59分、ついに試合を振り出しに戻す。金子の右CKをファーサイドのドウグラスが競り勝って折り返すと、ゴール前右の松原が頭で押し込んだ。このゴールに横浜FMはオフサイドを主張したが、覆らず。スコアは1-1となる。
このゴールで追いついた清水が一気にペースを引き寄せる。61分、ボックス手前やや右から竹内がゴール前に浮き球を供給。これを途中出場の西澤が頭で合わせる。しかし、これはGK朴の正面に飛んでしまう。
その後も清水が横浜FMゴールに襲い掛かり、逆転の雰囲気が漂う。しかし、この嫌な空気をハマのスピードスターが断ち切る。81分、仲川が中盤でマルコス・ジュニオールがボールを持ったのを見ると、右サイドから斜めに走り込む。これを見逃さなかったマルコス・ジュニオールが浮き球のスルーパスを送ると、ボックス内でGKとの一対一を迎えてシュート。GK西部に当たったものの、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
だが、ゴール直後、横浜FMのマルコス・ジュニオールにこの日2枚目となるイエローカードが。これが横浜FMのすべてを狂わすことに。
勝ち越しを許した清水は数的有利の状況の中、猛攻を仕掛ける。迎えた89分、自陣右サイドで相手との球際を制したヘナト・アウグストが縦にロングパス。これに反応した北川が右サイドを抜け出してゴール前にラストパスを送ると、ドウグラスが左足でゴール右に流し込んだ。
これで2-2の同点。しかし、このままでは終わらなかった。清水は後半アディショナルタイム1分、ハーフウェイライン付近やや右でエウシーニョがボールを奪い、左サイドでフリーになっていた西澤へスルーパス。これを受けた西澤がボックス内に持ち込んでGKとの一対一を迎え、右足でシュートを放つと、ギリギリのところでティーラトンに触られるも、ボールはゴールラインを割った。西澤のプロ初ゴールが逆転に導いた。
土壇場に2ゴールを奪い、試合をひっくり返した清水が3-2で勝利。清水が最下位脱出へ大きな、大きな勝利を飾った。一方の横浜FMは連勝が「3」でストップし、4試合ぶり黒星を喫している。
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