【J1ピックアッププレビュー】3試合未勝利の両者…上位争いに食らいつくのは?《大分vs名古屋》
2019.06.15 10:00 Sat
明治安田生命J1リーグが再開。代表ウィーク明け初戦の第15節が14日から15日にかけて開催される。15日の昭和電工ドーム大分では、6位・大分トリニータと4位・名古屋グランパが激突。「勝ち点24」で並ぶ両者による上位争い生き残りへの重要な一戦だ。
◆岩田不在、対策されつつあるスタイルの深化は~大分トリニータ~
第12節の清水エスパルス戦(1-1△)から迎えた前々節の2位・川崎フロンターレ戦(0-1●)、前節の首位・FC東京戦(1-3●)と上位相手に連敗を喫し、順位も3位から6位にまで落とした大分。GKを含めた後方からのビルドアップによるポゼッションスタイルは対策されつつあり、序盤とは一転、J1の壁にぶつかりつつある。
この状況の中で迎えた中断期間ではコンディション調整と戦術確認に務めた。第一目標である残留、それ以上の躍進に向けた上位踏みとどまりに向けてどれだけ浸透を深めることができたか注目だ。
今節は上位3連戦の最終戦。チームにとって重要なピースであるDF岩田智輝が、コパ・アメリカに参戦する日本代表に招集されているのは痛手だが、4試合ぶり白星で手応えを掴み、再び上位をかき回して行きたいところだ。
◆ジョー復帰濃厚、得点力不足解消なるか~名古屋グランパス~
一方の名古屋グランパスも第12節の川崎F戦(1-1△)で引き分けると、中断期間前に今シーズン初の連敗(松本山雅FCに0-1、ベガルタ仙台に1-3)。順位も2位から4位に転落した。特に直近の2試合では、負傷したFWジョーの離脱が大きく響き、得点力不足に悩まされている状況だ。
今節はU-22日本代表としてトゥーロン国際大会に参戦中のFW相馬勇紀が不在。それでもジョーが全体練習に合流しており、復帰が濃厚に。また、今年1月に右股関節インピンジメントが判明し、長期離脱していたMFエドゥアルド・ネットも着々と復帰に向かっている。中断期間では新システムの試みもあったようで、何かしらの変化が見られるかもしれない。
今節の相手は、ポゼッションスタイルを武器としている大分。それだけにいかに主導権を握れるかが重要となる。上位に食らいつくためにも3連敗は避けたいところ。得点力不足解消で、4試合ぶり白星を飾れるか。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆大分トリニータ[3-5-2]
DF:庄司朋乃也、鈴木義宜、福森直也
MF:松本怜、小塚和季、島川俊郎、前田凌佑、三竿雄斗
FW:オナイウ阿道、藤本憲明
監督:片野坂知宏
[3-5-2]を採用か。岩田とGK小島亨介が日本代表に招集されているため不在。岩田の代役は、DF庄司朋乃也が入ることを予想する。2トップにはFWオナイウ阿道と藤本憲明が並ぶ見込みだ。
◆名古屋グランパス[4-4-2]
DF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、米本拓司、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:長谷川アーリアジャスール、ジョー
監督:風間八宏
上述通り、相馬が不在。中断期間では新システムを試すも、ジョーの復帰に伴い、従来の[4-4-2]を採用か。右サイドでは、ガブリエル・シャビエルが2試合ぶり先発の見込み。
【注目選手】
FWオナイウ阿道(大分トリニータ)
FWジョー(名古屋グランパス)
◆名古屋はアウェイ&昇格クラブが苦手!?
同じ勝ち点24を積み重ねている6位・大分と4位・名古屋。両者にとって今節は、勝利で上位に食らいついていきたい一戦だ。昇格組の大分と比べ、個々のタレント力では、名古屋に分がある。しかし、名古屋はアウェイでの直近6試合で未勝利。さらに昇格クラブとの対戦でも6試合未勝利と嫌なデータが揃う。4試合ぶり白星を使うのは…。大分か、名古屋か。試合は、15日の19時にキックオフを迎える。
◆岩田不在、対策されつつあるスタイルの深化は~大分トリニータ~
第12節の清水エスパルス戦(1-1△)から迎えた前々節の2位・川崎フロンターレ戦(0-1●)、前節の首位・FC東京戦(1-3●)と上位相手に連敗を喫し、順位も3位から6位にまで落とした大分。GKを含めた後方からのビルドアップによるポゼッションスタイルは対策されつつあり、序盤とは一転、J1の壁にぶつかりつつある。
この状況の中で迎えた中断期間ではコンディション調整と戦術確認に務めた。第一目標である残留、それ以上の躍進に向けた上位踏みとどまりに向けてどれだけ浸透を深めることができたか注目だ。
今節は上位3連戦の最終戦。チームにとって重要なピースであるDF岩田智輝が、コパ・アメリカに参戦する日本代表に招集されているのは痛手だが、4試合ぶり白星で手応えを掴み、再び上位をかき回して行きたいところだ。
◆ジョー復帰濃厚、得点力不足解消なるか~名古屋グランパス~
一方の名古屋グランパスも第12節の川崎F戦(1-1△)で引き分けると、中断期間前に今シーズン初の連敗(松本山雅FCに0-1、ベガルタ仙台に1-3)。順位も2位から4位に転落した。特に直近の2試合では、負傷したFWジョーの離脱が大きく響き、得点力不足に悩まされている状況だ。
今節はU-22日本代表としてトゥーロン国際大会に参戦中のFW相馬勇紀が不在。それでもジョーが全体練習に合流しており、復帰が濃厚に。また、今年1月に右股関節インピンジメントが判明し、長期離脱していたMFエドゥアルド・ネットも着々と復帰に向かっている。中断期間では新システムの試みもあったようで、何かしらの変化が見られるかもしれない。
今節の相手は、ポゼッションスタイルを武器としている大分。それだけにいかに主導権を握れるかが重要となる。上位に食らいつくためにも3連敗は避けたいところ。得点力不足解消で、4試合ぶり白星を飾れるか。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆大分トリニータ[3-5-2]
©CWS Brains, LTD.
GK:高木駿DF:庄司朋乃也、鈴木義宜、福森直也
MF:松本怜、小塚和季、島川俊郎、前田凌佑、三竿雄斗
FW:オナイウ阿道、藤本憲明
監督:片野坂知宏
[3-5-2]を採用か。岩田とGK小島亨介が日本代表に招集されているため不在。岩田の代役は、DF庄司朋乃也が入ることを予想する。2トップにはFWオナイウ阿道と藤本憲明が並ぶ見込みだ。
◆名古屋グランパス[4-4-2]
©CWS Brains, LTD.
GK:ランゲラックDF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、米本拓司、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:長谷川アーリアジャスール、ジョー
監督:風間八宏
上述通り、相馬が不在。中断期間では新システムを試すも、ジョーの復帰に伴い、従来の[4-4-2]を採用か。右サイドでは、ガブリエル・シャビエルが2試合ぶり先発の見込み。
【注目選手】
FWオナイウ阿道(大分トリニータ)
©J.LEAGUE PHOTOS
名古屋撃破へのキープレーヤーは、オナイウ阿道だ。今シーズン、浦和レッズから加入したストライカーは、第7節のベガルタ仙台戦で移籍後初ゴールを決めると、スタメンの座に定着。前節でもゴールを記録するなど、ここまで4得点を記録している。チームが相手の対策に苦しむ中、勝利に導くことができるか。FWジョー(名古屋グランパス)
©J.LEAGUE PHOTOS
一方、名古屋の注目選手はジョーだ。ここまで5ゴールを記録する昨シーズンの得点王だが、5月22日のYBCルヴァンカップのヴィッセル神戸戦で負傷し、直近のリーグ戦2試合で欠場。チームも連敗を喫した。そんな中で今節、復帰が濃厚に。エースとして、得点力不足に苦しむチームを救えるか。◆名古屋はアウェイ&昇格クラブが苦手!?
同じ勝ち点24を積み重ねている6位・大分と4位・名古屋。両者にとって今節は、勝利で上位に食らいついていきたい一戦だ。昇格組の大分と比べ、個々のタレント力では、名古屋に分がある。しかし、名古屋はアウェイでの直近6試合で未勝利。さらに昇格クラブとの対戦でも6試合未勝利と嫌なデータが揃う。4試合ぶり白星を使うのは…。大分か、名古屋か。試合は、15日の19時にキックオフを迎える。
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