久保が堂々のデビュー! 3バック継続の森保ジャパン、永井の2発で令和初白星!《キリンチャレンジカップ》
2019.06.09 20:55 Sun
日本代表(FIFAランキング26位)は9日、ひとめぼれスタジアム宮城でキリンチャレンジカップ2019のエルサルバドル代表(同71位)戦に臨み、2-0で勝利した。
5日に行われたトリニダード・トバゴ代表戦をゴールレスドローで終えた森保ジャパン。今月のコパ・アメリカ、9月のワールドカップ(W杯)アジア2次予選前の最後の強化試合となるエルサルバドル戦に向けて、トリニダード・トバゴ戦から引き続き[3-4-2-1]を採用した。
最後尾にGKシュミット・ダニエル、3バックが右から冨安、昌子、畠中、ダブルボランチに橋本と小林、右ウイングに伊東、左に原口、ツーシャドーに堂安と南野を並べた。1トップには2015年8月の東アジアサッカー選手権(現・EAFF E-1サッカー選手権)以来の出場となる永井。前日会見で森保監督が公言した通り、久保はメンバー入りを果たした。
エルサルバドルとの対戦は今回が初。令和初白星が欲しい日本は、後ろから丁寧に組み立てようとする相手に前からの守備で嵌めにかかる。
すると4分、ボックス左手前で橋本がボールを奪い、堂安へ。ボックス内で左足を振り抜いたが、ここは相手に当たってゴールを外れた。さらに6分、相手の弱いパスを見逃さなかった伊東がボックス右手前でインターセプトし、そのままボックス右に侵攻。中央へのラストパスは味方に合わず。それでもボックス手前中央やや左に流れたボールを原口が右足ダイレクトでシュートを放つも、枠を捉えられない。
立ち上がりを経過すると、永井、伊東と原口の両ウイングが裏への抜け出しからあわやチャンスという場面を作り出すも、ラストパスが繋がらないことやエルサルバドルのボックス内を固めた守備に苦戦し、シュートまで持ち込むことができない。
先制に成功した日本はその後、やや攻めあぐねの時間帯が続いたが、焦れずにウイングバックが高い位置を取り続けることで中央で崩し始める。32分、右サイドでキープした伊東からパスを受けた小林がボックス手前から右足シュート。35分には橋本の縦パスをボックス手前の南野がフリックし、最後はボックス内で永井が左足を振り抜く。これがゴール左を捉えるも、惜しくもGKエルナンデスのパンチングで阻まれた。
前半終盤、日本は両ウイングと2シャドーの流動的な動きからボックス内へのスペースを作り出す。すると41分、敵陣中央左浅い位置の畠中がボックス左に縦パス。ここに走り込んだ原口が折り返し、最後は永井が左足を合わせ、ボールは左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。
2-0とリードを広げて迎えた後半も日本ペース。しかし56分、左サイドの球際で相手にプレッシャーをかけた永井が右肩を脱臼か。そのまま自らピッチの外へ出てプレー続行不可能に。59分に永井に代えて大迫を投入すると同時に、伊東と畠中を下げて、室屋と山中もピッチに送り込み、システムも[4-2-3-1]に変更した。
その後、思うようにチャンスを作ることができない日本。すると67分、ついに待望の時。南野と原口を下げて、中島と久保を投入した。久保の登場に会場内は大きな大歓声に包まれた。中島は左サイドハーフ、注目の久保はトップ下に入った。
その久保は73分、ロングボールを収めた大迫からのスルーパスに反応し、ボックス右外へ。相手DF2人に寄せられるも、巧みなタッチで突破し、ボックス右から左足でシュート。これはGKエルナンデスにキャッチされたが、いきなり会場を沸かせた。
徐々に日本の攻撃に活気が戻る。76分、カウンターからボックス左手前の小林がファーサイドでフリーの大迫へ浮き玉を供給。胸トラップが左足を振り抜くと、GKエルナンデスに弾かれたが、ボールはゴール方向へ。しかし、あと一歩のところで相手DFにクリアされる。
久保が持つたびにどよめく会場。久保もそれに呼応するかのようにドリブルやスルーパスを披露し、デビューとは思えない堂々としたプレーを見せる。
後半アディショナルタイム、敵陣中央で持った中島と久保が一つのパス交換でバイタルエリアの混戦地帯を抜け出しかける。ビッグチャンスになりかけたが、ここは相手DFにイエロー覚悟のファウルで止められてしまう。このプレーで得たFKは中島が直接狙ったが、惜しくもクロスバーを越えた。
試合は結局、2-0で試合終了。追加招集の永井の2得点で日本が令和初白星を飾った。
5日に行われたトリニダード・トバゴ代表戦をゴールレスドローで終えた森保ジャパン。今月のコパ・アメリカ、9月のワールドカップ(W杯)アジア2次予選前の最後の強化試合となるエルサルバドル戦に向けて、トリニダード・トバゴ戦から引き続き[3-4-2-1]を採用した。
最後尾にGKシュミット・ダニエル、3バックが右から冨安、昌子、畠中、ダブルボランチに橋本と小林、右ウイングに伊東、左に原口、ツーシャドーに堂安と南野を並べた。1トップには2015年8月の東アジアサッカー選手権(現・EAFF E-1サッカー選手権)以来の出場となる永井。前日会見で森保監督が公言した通り、久保はメンバー入りを果たした。
すると4分、ボックス左手前で橋本がボールを奪い、堂安へ。ボックス内で左足を振り抜いたが、ここは相手に当たってゴールを外れた。さらに6分、相手の弱いパスを見逃さなかった伊東がボックス右手前でインターセプトし、そのままボックス右に侵攻。中央へのラストパスは味方に合わず。それでもボックス手前中央やや左に流れたボールを原口が右足ダイレクトでシュートを放つも、枠を捉えられない。
立ち上がりを経過すると、永井、伊東と原口の両ウイングが裏への抜け出しからあわやチャンスという場面を作り出すも、ラストパスが繋がらないことやエルサルバドルのボックス内を固めた守備に苦戦し、シュートまで持ち込むことができない。
それでも19分、今回追加招集されたスピードスターが先制点。敵陣右サイド浅い位置から冨安が相手最終ラインの背後へパスを送る。ボックス右に走り込んだ永井が鋭い切り返しで相手DF二人を置き去りにして中央に切れ込むと、左足を振り抜いてGKとの一対一を制した。
先制に成功した日本はその後、やや攻めあぐねの時間帯が続いたが、焦れずにウイングバックが高い位置を取り続けることで中央で崩し始める。32分、右サイドでキープした伊東からパスを受けた小林がボックス手前から右足シュート。35分には橋本の縦パスをボックス手前の南野がフリックし、最後はボックス内で永井が左足を振り抜く。これがゴール左を捉えるも、惜しくもGKエルナンデスのパンチングで阻まれた。
前半終盤、日本は両ウイングと2シャドーの流動的な動きからボックス内へのスペースを作り出す。すると41分、敵陣中央左浅い位置の畠中がボックス左に縦パス。ここに走り込んだ原口が折り返し、最後は永井が左足を合わせ、ボールは左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。
2-0とリードを広げて迎えた後半も日本ペース。しかし56分、左サイドの球際で相手にプレッシャーをかけた永井が右肩を脱臼か。そのまま自らピッチの外へ出てプレー続行不可能に。59分に永井に代えて大迫を投入すると同時に、伊東と畠中を下げて、室屋と山中もピッチに送り込み、システムも[4-2-3-1]に変更した。
その後、思うようにチャンスを作ることができない日本。すると67分、ついに待望の時。南野と原口を下げて、中島と久保を投入した。久保の登場に会場内は大きな大歓声に包まれた。中島は左サイドハーフ、注目の久保はトップ下に入った。
その久保は73分、ロングボールを収めた大迫からのスルーパスに反応し、ボックス右外へ。相手DF2人に寄せられるも、巧みなタッチで突破し、ボックス右から左足でシュート。これはGKエルナンデスにキャッチされたが、いきなり会場を沸かせた。
徐々に日本の攻撃に活気が戻る。76分、カウンターからボックス左手前の小林がファーサイドでフリーの大迫へ浮き玉を供給。胸トラップが左足を振り抜くと、GKエルナンデスに弾かれたが、ボールはゴール方向へ。しかし、あと一歩のところで相手DFにクリアされる。
久保が持つたびにどよめく会場。久保もそれに呼応するかのようにドリブルやスルーパスを披露し、デビューとは思えない堂々としたプレーを見せる。
後半アディショナルタイム、敵陣中央で持った中島と久保が一つのパス交換でバイタルエリアの混戦地帯を抜け出しかける。ビッグチャンスになりかけたが、ここは相手DFにイエロー覚悟のファウルで止められてしまう。このプレーで得たFKは中島が直接狙ったが、惜しくもクロスバーを越えた。
試合は結局、2-0で試合終了。追加招集の永井の2得点で日本が令和初白星を飾った。
|
関連ニュース