シティがFFP違反の調査に関しCASに不服申し立て
2019.06.07 11:16 Fri
UEFA(欧州サッカー連盟)からFFP(ファイナンシャル・フェア・プレー)の違反を指摘されたマンチェスター・シティだが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴したようだ。イギリス『BBC』が報じた。
UEFAは独立財務管理委員会(CFCB IC)に照会することを決定しているものの、シティは金銭的な不正を否認し、UEFAの主張に不服申し立て。CASは「上訴はUEFAのクラブライセンスおよびFFP違反の申し立てに関し、CFCB ICの決定に対して行われた」と声明。
「仲裁手続は開始され、当事者間による書面の提出物の交換が行われている。また、CASの仲裁人が上訴を審理するために招集される」としている。
シティは先日、この件に関して声明を発表。「この決定に関しては多くのミス、誤解が含まれています。その混乱に関しては根本的に正当な手続きの欠如から生じたものであり、重大な未解決の問題を抱えたままだと考えています。同時にクラブは全く満足しておらず、切り取られた、敵対したプロセスであると考えています」としている。
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シティがFFP違反を疑われるキッカケとなったのは、ドイツ誌『デア・シュピーゲル』に掲載された記事。『デア・シュピーゲル』は、シティが数百万ポンドのスポンサー取引の価値を水増ししたとしており、UEFAがこれをもとに調査を開始。さらに、ヨーロッパのフットボール理事会が誤解を招くことをしたとして違反を疑われている。「仲裁手続は開始され、当事者間による書面の提出物の交換が行われている。また、CASの仲裁人が上訴を審理するために招集される」としている。
シティは先日、この件に関して声明を発表。「この決定に関しては多くのミス、誤解が含まれています。その混乱に関しては根本的に正当な手続きの欠如から生じたものであり、重大な未解決の問題を抱えたままだと考えています。同時にクラブは全く満足しておらず、切り取られた、敵対したプロセスであると考えています」としている。
FFP違反となった場合は、1年間の欧州大会出場禁止処分になる可能性が高いが、CASに異議申し立てをしたため、2019-20シーズンではなく2020-21シーズンに処分が持ち越されることなるとみられている。
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