フィオレンティーナのクラブ売却が完了! 新オーナーはアメリカの大富豪コミッソ氏
2019.06.06 21:05 Thu
フィオレンティーナは6日、アメリカの実業家ロッコ・コミッソ氏(68)がクラブの新オーナーになることを発表した。
しかし、近年はクラブへの投資を渋っているとサポーターから批判を受けることも多く、この状況を受けてデッラ・ヴァッレファミリーは、クラブ売却の意向を表明していた。
そして、今回フィオレンティーナの経営権を取得し、新オーナーとなったのが、イタリア移民でアメリカの通信事業会社『Mediacom』を創業し、現在は最高経営責任者(CEO)を務めるコミッソ氏だ。
コミッソ氏は、アメリカの経済紙『フォーブス』に紹介されたこともある世界的大富豪で2018年時の総資産は44億ドル(約4762億円)と伝えられていた。
大学時代にサッカーアメリカ代表を目指した経験もあるカリアリ出身のコミッソ氏は、フィオレンティーナの新オーナー就任に際して以下のようなコメントを残している。
「私はいつでもイタリアのフットボールのファンだった。そして、フィオレンティーナのような伝説的なクラブの新たな歴史の1ページを描いていくというチャンスを得られたことを心から光栄に思っている」
「フィレンツェは最も素晴らしいイタリア文化を代表する土地として世界的に知られている」
「そして、クラブ買収に向けて動いていたこの3年の間にこの街とファンたちにとってヴィオラがいかに重要な存在であるかを深く理解したつもりだ」
「また、過去17年間にわたってクラブを率いてきたデッラ・ヴァッレファミリーに感謝を示したい」
「ディエゴとアンドレアは財政破綻したクラブを救い、このクラブにとって偉大な役目を果たしてくれた。そして、現在は強固なベースを築き上げてくれた」
なお、『フットボール・イタリア』が伝えるところによれば、今回のクラブ買収に要した金額は1億6000万~1億7000万ユーロ(約195~207億円)となったようだ。
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2002年に経営破綻でセリエC2への強制降格を言い渡されたフィオレンティーナは、世界的皮革製品ブランドの『TOD'Sグループ』を経営するディエゴ・デッラ・ヴァッレ新オーナーの下で再スタートを切った。その後、2004-05シーズンにセリエA復帰を果たしたクラブは、以降チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの常連となるなど、安定した成績を残してきた。そして、今回フィオレンティーナの経営権を取得し、新オーナーとなったのが、イタリア移民でアメリカの通信事業会社『Mediacom』を創業し、現在は最高経営責任者(CEO)を務めるコミッソ氏だ。
コミッソ氏は、アメリカの経済紙『フォーブス』に紹介されたこともある世界的大富豪で2018年時の総資産は44億ドル(約4762億円)と伝えられていた。
また、2017年1月からは米サッカーリーグ(NASL)のニューヨーク・コスモスのオーナーを務めている。さらに、昨年にはミランの前オーナーのヨンホン・リー氏からミランの経営権を譲り受け、新オーナーに就任する可能性も伝えられていた。
大学時代にサッカーアメリカ代表を目指した経験もあるカリアリ出身のコミッソ氏は、フィオレンティーナの新オーナー就任に際して以下のようなコメントを残している。
「私はいつでもイタリアのフットボールのファンだった。そして、フィオレンティーナのような伝説的なクラブの新たな歴史の1ページを描いていくというチャンスを得られたことを心から光栄に思っている」
「フィレンツェは最も素晴らしいイタリア文化を代表する土地として世界的に知られている」
「そして、クラブ買収に向けて動いていたこの3年の間にこの街とファンたちにとってヴィオラがいかに重要な存在であるかを深く理解したつもりだ」
「また、過去17年間にわたってクラブを率いてきたデッラ・ヴァッレファミリーに感謝を示したい」
「ディエゴとアンドレアは財政破綻したクラブを救い、このクラブにとって偉大な役目を果たしてくれた。そして、現在は強固なベースを築き上げてくれた」
なお、『フットボール・イタリア』が伝えるところによれば、今回のクラブ買収に要した金額は1億6000万~1億7000万ユーロ(約195~207億円)となったようだ。
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