シント=トロイデンが日本代表DF冨安健洋の後釜を確保へ…フランス2部のセネガル人

2019.06.04 18:05 Tue
©STVV
シント=トロイデンが、新たなセンターバックを確保しに動いているようだ。ベルギー『Het Nieuwsblad』が報じた。

今シーズンのベルギー・ジュピラー・プロ・リーグで躍進を見せたシント=トロイデンは、レギュラーリーグを7位で終了。プレーオフ2-Aに進出し、2位で終えていた。
日本代表のDF冨安健洋、MF遠藤航、FW鎌田大地に加え、MF関根貴大、FW木下康介と日本人が5名所属。そんな中、冨安の移籍がシーズン中から取り沙汰されており、その代役を探しているとのことだ。

シント=トロイデンが注視しているのは、リーグ・ドゥ(フランス2部)のナンシーに所属するセネガル代表DFモドゥ・ディアニェ(25)。ナンシーの下部組織育ちで、今シーズンはリーグ・ドゥで15試合に出場し1ゴールを記録していた。

すでに交渉はスタートしており、移籍金は80万ユーロ(約9730万円)とのことだ。
なお、冨安は市場価格として900万ユーロ(約10億9500万円)の価値があるといい、チームとしても適正価格ならば売りに出すことを考えているとのことだ。

後釜の確保にクラブが動いている以上は、冨安の退団は濃厚。果たして、どのチームへと移籍するのか注目だ。
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