これぞ“YNWA”! 「カップに触る事は重要じゃなかった」と語るCL優勝監督のクロップが嬉しかったことは?

2019.06.02 10:55 Sun
Getty Images
自身初となるチャンピオンズリーグを制したリバプールのユルゲン・クロップ監督が、試合後の記者会見に出席。改めて、優勝を語った。『UEFA.com』が伝えた。
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トッテナムとのイングランド対決となったCL決勝。リバプールは開始20秒にハンドでPKを得ると、エジプト代表FWモハメド・サラーがしっかりと決めて先制。後半には途中出場のベルギー代表FWディボク・オリジが追加点を奪い、0-2で勝利。6度目のCL優勝を達成した。
シルバーコレクターと揶揄され、昨シーズンも決勝の舞台まで勝ち進みながらあと一歩トロフィーに届かなかったクロップ監督。記者会見にはビールを片手に登場し、タイトル獲得を喜んだ。

「トロフィーを勝ち取るのは、数センチのところを通り過ぎるよりも、ずっと気持ちが良いね」

「今この瞬間は、安堵の気持ちしか感じていないよ。選手たちにとって良かったし、ファンにとっても良かった…。一番感じているのは安堵の気持ちだね」
「明日、(リバプールの)街を(パレードで)通り抜ける時に、俺たちはやったんだって実感するよ。今シーズンは、私が考え得る中でも最も美しい最後のある、激しいシーズンだった」

改めてタイトルを獲得したことを喜ぶクロップ監督。束の間のオフをタイトルホルダーとして迎えられることを喜んだ。

「我々は一緒にお祝いして、素晴らしい夜を過ごすよ。安堵の気持ちが一番大きい。私の家族にとっての安堵の気持ちだね。最近の6回の休暇は銀メダルとばかりだったから、そこまで嬉しくなかったよ」

また、プレミアリーグのタイトルを勝ち点1で逃してから3週間のブランクがあったことについては「今日の試合は両チームにとって大きなチャレンジだった、3週間試合がない期間が空いたからね」とコメントしている。

2点リードを奪ってからはトッテナムの反撃を受けたが、決勝は勝利が重要と語り、守護神・アリソンを賞賛した。

「決勝で大事なのは結果だ、そして我々は求められる強さを示したんだ」

「最後にアリソンがいくつかセーブを見せた、無敵に見えたね。なぜ我々が勝ったかについては説明したくないよ、我々が勝った事をただ楽しみたいんだ」

そして最後に、タイトル獲得について重要なことをコメント。自身のことよりも、選手やファンが喜んでいる姿が一番だと語った。

「今夜は本当に感動的だ、でも我々思ったより落ち着いているよ。私にとってカップに触る事は重要じゃなかった。選手たちが(カップを)持っているところや、スタンドの(ファンたち)の顔を眺める事が本当に嬉しかった。明日、みんなでお祝い出来るものをリバプールに持って帰れるのは嬉しいし、本当に楽しみにしているよ」

「選手にとって、私の家族にとって本当に良かったと思う。私自身の為に本当に喜べる瞬間も来るよ」

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