スパーズのレジェンドたちが最高の激励! ムサ・シソコにサプライズ表彰
2019.05.29 23:47 Wed
トッテナムは6月1日にマドリードのワンダ・メトロポリターノで行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝でリバプールと対戦する。クラブ史上初のCL制覇に向けてマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチームが準備を進める中、28日に練習場を訪れたレジェンドたちが粋な計らいを見せた。
そして、この場でレジェンドたちは、今シーズンのトッテナムにおいて救世主という言葉が最も似合うフランス代表MFムサ・シソコの活躍を称えるため、急遽『トッテナム・ホットスパー・レジェンズ・プレーヤー・オブ・ザ・シーズン』という賞を新たに作り、同選手に記念の盾をプレゼントした。
このサプライズにやや照れ臭そうにしていたシソコに対して、ポチェッティーノ監督を始めチームメートは、スパーズファンの間ですっかりとお馴染みとなった「Oh Moussa Sissoko」のチャントを合唱し、囃し立てる一幕もあった。
今回、レジェンズ選出の年間MVPを初受賞することになったシソコは、かつてクラブの歴史を築いてきた先達からの高評価を光栄に感じている。
「素晴らしいキャリアを築いた偉大なレジェンドたちからトロフィーを受け取ることは本当に特別なことだ。それは100倍以上の感じだね」
「彼らが今年僕が見せたパフォーマンスを評価してくれたのなら、それは本当に嬉しいことだよ。そして、僕たちは今週の土曜日にクラブの歴史を築く大きなチャンスがあるんだ。そのために同じ姿勢で取り組んでいきたいと思っている」
「今回の賞はチームメート、すべてのスタッフ、ファン、家族、そしてトッテナムに関わるすべての人たちのおかげだと思っているよ」
「自分にとって最高の時がまだ訪れていないと願っているよ」
2016年夏にニューカッスルからトッテナムに加入したシソコは途中出場を中心に十分な出場機会を与えられてきた一方、戦術理解度の低さや判断力、プレー精度の低さを理由に多くの識者やサポーターから厳しい批判に晒され、移籍市場が開くごとに放出候補に挙げられてきた。
しかし、今シーズンはロシア・ワールドカップ(W杯)に出場した主力の疲弊、2列目とセントラルMFに負傷離脱が相次いだ中、圧倒的な身体能力とスタミナ、ユーティリティー性を武器に、文字通り獅子奮迅の活躍を披露。今季ここまで公式戦43試合の出場でゴールこそなかったが、スパーズファンの間ではクラブ年間MVPに輝いた韓国代表FWソン・フンミンやデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンと共に、今季のベストプレーヤーに推される見事な輝きを放っていた。
また、レジェンドを代表してシソコに盾を授与したロバーツ氏は、今回のサプライズ表彰に関して以下のように説明している。
「我々はクラブのレジェンズとして年間最優秀選手賞を授与したいと思っていたんだ。それをクラブが許可してくれたので、投票を行った。そして、ムサ・シソコの受賞という誰もが納得のいく結果に落ち着いたんだ」
「彼はファンたちの信頼を勝ち取り、今季の彼のパフォーマンスはチームの誰にも負けないものだった。彼の強さ、エネルギー、決して諦めない気持ちの賜物だ。彼がピッチを駆け回る姿を見ると、対戦相手はまるで怯えたように見えるよ。彼は素晴らしいシーズンを送ってきたし、我々は是非ともチャンピオンズリーグ決勝の前に彼にこの賞を与えたかったんだ」
なお、元アルゼンチン代表であるアルディレス氏、ビジャ氏の計らいによって、クラブOBではないものの、アルゼンチンサッカー界のレジェンド、マリオ・ケンペス氏が練習場を訪問しており、ポチェッティーノ監督を始めアルゼンチン国籍の選手たちはかつてのアイドルの激励に感激した様子を見せていた。
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現役時代にFAカップ2連覇、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)制覇を成し遂げたグラハム・ロバーツ氏やミッキー・アザール氏、パット・ジェニングス氏、オジー・アルディレス氏、リッキー・ビジャ氏、クリフ・ジョーンズ氏など、スパーズのレジェンドたちは28日、可愛い後輩たちを激励するため練習場を訪問した。このサプライズにやや照れ臭そうにしていたシソコに対して、ポチェッティーノ監督を始めチームメートは、スパーズファンの間ですっかりとお馴染みとなった「Oh Moussa Sissoko」のチャントを合唱し、囃し立てる一幕もあった。
今回、レジェンズ選出の年間MVPを初受賞することになったシソコは、かつてクラブの歴史を築いてきた先達からの高評価を光栄に感じている。
「本当に誇り高く嬉しい気持ちだ。クラブのレジェンドたちからトロフィーを受け取ったことを心から光栄に思うよ」
「素晴らしいキャリアを築いた偉大なレジェンドたちからトロフィーを受け取ることは本当に特別なことだ。それは100倍以上の感じだね」
「彼らが今年僕が見せたパフォーマンスを評価してくれたのなら、それは本当に嬉しいことだよ。そして、僕たちは今週の土曜日にクラブの歴史を築く大きなチャンスがあるんだ。そのために同じ姿勢で取り組んでいきたいと思っている」
「今回の賞はチームメート、すべてのスタッフ、ファン、家族、そしてトッテナムに関わるすべての人たちのおかげだと思っているよ」
「自分にとって最高の時がまだ訪れていないと願っているよ」
2016年夏にニューカッスルからトッテナムに加入したシソコは途中出場を中心に十分な出場機会を与えられてきた一方、戦術理解度の低さや判断力、プレー精度の低さを理由に多くの識者やサポーターから厳しい批判に晒され、移籍市場が開くごとに放出候補に挙げられてきた。
しかし、今シーズンはロシア・ワールドカップ(W杯)に出場した主力の疲弊、2列目とセントラルMFに負傷離脱が相次いだ中、圧倒的な身体能力とスタミナ、ユーティリティー性を武器に、文字通り獅子奮迅の活躍を披露。今季ここまで公式戦43試合の出場でゴールこそなかったが、スパーズファンの間ではクラブ年間MVPに輝いた韓国代表FWソン・フンミンやデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンと共に、今季のベストプレーヤーに推される見事な輝きを放っていた。
また、レジェンドを代表してシソコに盾を授与したロバーツ氏は、今回のサプライズ表彰に関して以下のように説明している。
「我々はクラブのレジェンズとして年間最優秀選手賞を授与したいと思っていたんだ。それをクラブが許可してくれたので、投票を行った。そして、ムサ・シソコの受賞という誰もが納得のいく結果に落ち着いたんだ」
「彼はファンたちの信頼を勝ち取り、今季の彼のパフォーマンスはチームの誰にも負けないものだった。彼の強さ、エネルギー、決して諦めない気持ちの賜物だ。彼がピッチを駆け回る姿を見ると、対戦相手はまるで怯えたように見えるよ。彼は素晴らしいシーズンを送ってきたし、我々は是非ともチャンピオンズリーグ決勝の前に彼にこの賞を与えたかったんだ」
なお、元アルゼンチン代表であるアルディレス氏、ビジャ氏の計らいによって、クラブOBではないものの、アルゼンチンサッカー界のレジェンド、マリオ・ケンペス氏が練習場を訪問しており、ポチェッティーノ監督を始めアルゼンチン国籍の選手たちはかつてのアイドルの激励に感激した様子を見せていた。
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