怒りのマドリーが公式声明! ポチェッティーノ監督のジョークに余裕なし?
2019.05.25 13:15 Sat
シーズンの悪い流れを引きずっているのだろうか。レアル・マドリーが余裕のなさを露呈してしまった。
決勝に勝ち進んだのは、リバプール、トッテナムとプレミアリーグの2クラブ。スペインの首都・マドリッドで対戦する珍しい光景ともなる。
そんな中、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、『El Partidazo de COPE』で決勝に向けたプランを明かし、「決勝に先立ち、我々はバルデベバス(マドリーのトレーニング施設)でトレーニングし、近くのホテルで宿泊する」とコメントした。
そして「我々は、スポーツセンターで宿泊できるようにフロレンティーノ(・ペレス/レアル・マドリー会長)に頼んだのだが、レアル・マドリーの監督になったら、初めてそこに宿泊できると言ってきたんだ」とコメント。かつてマドリーからの監督就任オファーの噂もあっただけに、ポチェッティーノ監督はジョークとしてコメントしていた。
「レアル・マドリーはトッテナム・ホットスパーもマウリシオ・ポチェッティーノ監督が明らかにした、チャンピオンズリーグ決勝のためにシウダー・レアル・マドリーに宿泊できるようにというクラブへの要求について驚いている」
「レアル・マドリーは、この要求が明らかに嘘であることを明確にしたいと思います。我々のクラブは、常にUEFA、スペインサッカー連盟、アトレティコ・マドリー、リバプール、トッテナムの全ての要求に応えるために、完全に利用可能であることを示してきました」
「レアル・マドリーに提出された全ての要求は、シウダー・レアル・マドリーのトレーニングキャンプと、そのドレッシングルームの使用のみを参照としたものです。そして、それら全てが、我々のクラブによって認められています」
「したがって、リバプールは6月1日の土曜日の午前中に我々の施設でトレーニングする計画です。トッテナムは、5月30日(木)と31日(金)にトレーニングをします」
「レアル・マドリーはチャンピオンズリーグのファイナリストの宿泊施設は、組織と安全の基準に従い、UEFAによって割り当てられていることを強調します。我々のクラブは、トッテナムがシウダー・レアル・マドリーの施設に宿泊する要求をされたことはありません」
宿泊施設がUEFAから割り当てられることは明確であり、ポチェッティーノ監督の発言がジョークであることも明白だったが、まさかの公式声明となった。
これまでにもガレス・ベイルやルカ・モドリッチをはじめとして、選手の移籍でも関係を築いている両者。ポチェッティーノ監督の発言が一人歩きし、誤解を避けたいという意図があったのかもしれないが、余裕のなさを感じざるを得ない声明とも言える。または、ジョークに公式声明で返すという高等なお笑い技術なのかもしれない。
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6月1日に行われるチャンピオンズリーグ決勝。今シーズンの舞台は、マドリッドにあるアトレティコ・マドリーの本拠地、ワンダ・メトロポリターノだ。そんな中、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、『El Partidazo de COPE』で決勝に向けたプランを明かし、「決勝に先立ち、我々はバルデベバス(マドリーのトレーニング施設)でトレーニングし、近くのホテルで宿泊する」とコメントした。
そして「我々は、スポーツセンターで宿泊できるようにフロレンティーノ(・ペレス/レアル・マドリー会長)に頼んだのだが、レアル・マドリーの監督になったら、初めてそこに宿泊できると言ってきたんだ」とコメント。かつてマドリーからの監督就任オファーの噂もあっただけに、ポチェッティーノ監督はジョークとしてコメントしていた。
しかし、マドリーはこの発言に対し公式声明を発表。ポチェッティーノ監督の発言に驚いていること、そして宿泊の要求が嘘であり、どのクラブでも利用可能であると主張した。
「レアル・マドリーはトッテナム・ホットスパーもマウリシオ・ポチェッティーノ監督が明らかにした、チャンピオンズリーグ決勝のためにシウダー・レアル・マドリーに宿泊できるようにというクラブへの要求について驚いている」
「レアル・マドリーは、この要求が明らかに嘘であることを明確にしたいと思います。我々のクラブは、常にUEFA、スペインサッカー連盟、アトレティコ・マドリー、リバプール、トッテナムの全ての要求に応えるために、完全に利用可能であることを示してきました」
「レアル・マドリーに提出された全ての要求は、シウダー・レアル・マドリーのトレーニングキャンプと、そのドレッシングルームの使用のみを参照としたものです。そして、それら全てが、我々のクラブによって認められています」
「したがって、リバプールは6月1日の土曜日の午前中に我々の施設でトレーニングする計画です。トッテナムは、5月30日(木)と31日(金)にトレーニングをします」
「レアル・マドリーはチャンピオンズリーグのファイナリストの宿泊施設は、組織と安全の基準に従い、UEFAによって割り当てられていることを強調します。我々のクラブは、トッテナムがシウダー・レアル・マドリーの施設に宿泊する要求をされたことはありません」
宿泊施設がUEFAから割り当てられることは明確であり、ポチェッティーノ監督の発言がジョークであることも明白だったが、まさかの公式声明となった。
これまでにもガレス・ベイルやルカ・モドリッチをはじめとして、選手の移籍でも関係を築いている両者。ポチェッティーノ監督の発言が一人歩きし、誤解を避けたいという意図があったのかもしれないが、余裕のなさを感じざるを得ない声明とも言える。または、ジョークに公式声明で返すという高等なお笑い技術なのかもしれない。
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