チェルシーが長谷部フル出場のフランクフルトにPK戦の末に勝利! 6季ぶりの決勝進出でアーセナルと英国対決!《EL》
2019.05.10 06:58 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、チェルシーvsフランクフルトが9日に行われ、1-1で90分を終了した。この結果、2戦合計スコアが2-2となり、延長戦でも決着が付かずに迎えたPK戦を4-3で制したチェルシーが決勝に進出している。フランクフルトのMF長谷部誠はフル出場した。
一方、劣勢ながら1-1と引き分けたフランクフルトは、直近のブンデスリーガ・レバークーゼン戦を1-6と惨敗し、チェルシーとは対照的にCL出場権争いが益々混沌としてしまった。CL圏外の5位転落の危機が迫る中、レバークーゼン戦のスタメンから4選手を変更。ヨビッチやガシノビッチ、ローデといった主力がスタメンに戻り、長期離脱していたアラーがベンチ入りした。
長谷部が[3-5-2]の中盤アンカーに入ったフランクフルトは4分、CKからヨビッチがヘディングシュートでオンターゲットを記録した。その後、時間の経過とともに押し込む展開としていったチェルシーに対し、14分に決定機。ボックス左に流れたヨビッチのクロスを、ボックス右のダ・コスタがボレーで合わせたシュートが枠の右上を捉えたが、GKケパのファインセーブに阻まれた。
ひやりとしたチェルシーは23分に反撃。ボックス左ゴールライン際からのエメルソンのクロスをニアサイドのジルーが合わせ、GKトラップを強襲した。さらに24分、左サイドからのFKにニアサイドのD・ルイスの合わせたヘディングシュートが枠に向かったが、ゴールライン上の長谷部にカットされた。
2点が必要となったフランクフルトは前半半ば以降もチェルシーのポゼッションを許し、時間だけが経過。すると40分にはロフタス=チークに際どいシュートを打たれてしまった中、1点ビハインドで前半を終えた。
しかし迎えた後半開始4分、フランクフルトが2戦合計スコアで振り出しに戻す。長谷部のフィードをヨビッチが胸で落とし、ガシノビッチがダイレクトでリターンパス。このスルーパスに抜け出したヨビッチがGKとの一対一を制した。
勢いに乗るフランクフルトは60分、勝ち越しに迫る。CKの流れからボックス手前右のガシノビッチが強烈なボレーシュートでGKケパを強襲した。
劣勢のチェルシーはウィリアンに代えてペドロを投入するも、流れが好転しない。73分にはクリステンセンが負傷し、ザッパコスタを右サイドバックに投入。アスピリクエタをセンターバックに回した。そのチェルシーは78分、ザッパコスタのミドルシュートで後半に入って初めてゴールに近づいた。
結局、後半終盤にかけては両チームがチャンスを作れずに延長戦へ突入。その延長戦では5分を過ぎたところでチェルシーがジルーに代えてイグアインを投入した。
しかし、延長前半10分、フランクフルトに決定機。左サイドからのコスティッチのクロスにアラーがボレー。ミートしきれなかったシュートは枠の左を捉えていたが、戻ったD・ルイスの好クリアに阻まれた。さらに同前半追加タイムにはCKからアラーのヘディングシュートが枠を捉えるも、ここはザッパコスタにゴールライン前でカットされた。
延長後半はシュートシーンがない中、チェルシーが同10分にザッパコスタのミドルシュートでGKトラップを強襲したが、スコアは動かず1-1でPK戦にもつれ込んだ。そのPK戦ではGKケパが2本シュートをセーブし、チェルシーが4-3で勝利。優勝した2012-13シーズン以来6年ぶりの決勝進出を果たした。
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1週間前に敵地で行われた1stレグをアザールをベンチスタートとした中、アウェイゴールを獲得して1-1と引き分けたチェルシーは、直近のプレミアリーグ・ワトフォード戦で快勝し、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。大きな肩の荷が下りた中、ワトフォード戦のスタメンから3選手を変更。イグアイン、ペドロ、負傷したカンテに代えてジルー、ウィリアン、ロフタス=チークを起用した。長谷部が[3-5-2]の中盤アンカーに入ったフランクフルトは4分、CKからヨビッチがヘディングシュートでオンターゲットを記録した。その後、時間の経過とともに押し込む展開としていったチェルシーに対し、14分に決定機。ボックス左に流れたヨビッチのクロスを、ボックス右のダ・コスタがボレーで合わせたシュートが枠の右上を捉えたが、GKケパのファインセーブに阻まれた。
ひやりとしたチェルシーは23分に反撃。ボックス左ゴールライン際からのエメルソンのクロスをニアサイドのジルーが合わせ、GKトラップを強襲した。さらに24分、左サイドからのFKにニアサイドのD・ルイスの合わせたヘディングシュートが枠に向かったが、ゴールライン上の長谷部にカットされた。
それでも28分、チェルシーが先制する。アザールのスルーパスをボックス左で受けたロフタス=チークがゴール右にグラウンダーのシュートを流し込んだ。
2点が必要となったフランクフルトは前半半ば以降もチェルシーのポゼッションを許し、時間だけが経過。すると40分にはロフタス=チークに際どいシュートを打たれてしまった中、1点ビハインドで前半を終えた。
しかし迎えた後半開始4分、フランクフルトが2戦合計スコアで振り出しに戻す。長谷部のフィードをヨビッチが胸で落とし、ガシノビッチがダイレクトでリターンパス。このスルーパスに抜け出したヨビッチがGKとの一対一を制した。
勢いに乗るフランクフルトは60分、勝ち越しに迫る。CKの流れからボックス手前右のガシノビッチが強烈なボレーシュートでGKケパを強襲した。
劣勢のチェルシーはウィリアンに代えてペドロを投入するも、流れが好転しない。73分にはクリステンセンが負傷し、ザッパコスタを右サイドバックに投入。アスピリクエタをセンターバックに回した。そのチェルシーは78分、ザッパコスタのミドルシュートで後半に入って初めてゴールに近づいた。
結局、後半終盤にかけては両チームがチャンスを作れずに延長戦へ突入。その延長戦では5分を過ぎたところでチェルシーがジルーに代えてイグアインを投入した。
しかし、延長前半10分、フランクフルトに決定機。左サイドからのコスティッチのクロスにアラーがボレー。ミートしきれなかったシュートは枠の左を捉えていたが、戻ったD・ルイスの好クリアに阻まれた。さらに同前半追加タイムにはCKからアラーのヘディングシュートが枠を捉えるも、ここはザッパコスタにゴールライン前でカットされた。
延長後半はシュートシーンがない中、チェルシーが同10分にザッパコスタのミドルシュートでGKトラップを強襲したが、スコアは動かず1-1でPK戦にもつれ込んだ。そのPK戦ではGKケパが2本シュートをセーブし、チェルシーが4-3で勝利。優勝した2012-13シーズン以来6年ぶりの決勝進出を果たした。
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