【ELプレビュー】来季CL出場へ崖っぷちのガナーズ、難所メスタージャで逃げ切れるか《バレンシアvsアーセナル》

2019.05.09 13:00 Thu
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ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、バレンシアvsアーセナルが日本時間9日28:00にメスタージャでキックオフされる。来季チャンピオンズリーグ(CL)出場へ崖っぷちのガナーズが、難所メスタージャで逃げ切りを図る、決勝進出を懸けた運命の第2戦だ。

先週にアーセナルホームで行われた初戦では[5-3-2]の奇策を講じたアウェイのバレンシアが前半序盤にセットプレーからDFディアカビのゴールでしたたかにアウェイゴールを奪取。しかし、ホームで無類の強さを見せるアーセナルがアグレッシブに反撃に出ると、FWラカゼットの2ゴールによって前半のうちに試合を引っくり返した。その後は拮抗した状況が続いたが、試合終了間際にFWオーバメヤンの見事なボレーシュートが決まり、アウェイゴールこそ与えたもののアーセナルが3-1のスコアで先勝した。
概ねマルセリーノ監督のゲームプラン通りに試合を進められたものの、試合終了間際の3失点目が逆転突破を目指すホームでの第2戦に向けて気がかりな形となったバレンシア。それでも、先週末に行われたリーグ戦では最下位ウエスカ相手にFWサンティ・ミナ、FWロドリゴのドブレーテなどによって後半立ち上がりまでに6ゴールを奪う圧巻の攻撃を披露。これによって早い時間帯に主力をベンチに下げる余裕の采配も可能となり6-2で圧勝。4位のヘタフェと勝ち点3差をキープし、リーグ残り2試合を戦うことに。そして、今季公式戦最多6ゴールを挙げたチームは最高の形で“メスタージャの歓喜”を目指す戦いに臨むことになった。

一方、課題のセットプレーからアウェイゴールを献上も自慢の2トップの活躍によって先勝に成功したアーセナル。しかし、直近のリーグ戦ではすでに残留が決定した17位のブライトン相手にホーム最終戦で1-1の痛恨のドロー。4位トッテナムとの勝ち点差は「3」で最終節で同勝ち点で並ぶ可能性はあるものの、得失点差が「8」離れていることもあり、事実上の5位以下が確定している。そのため、今季のノルマである来季CL出場権獲得に向けてはEL優勝が絶対条件となっている。前ラウンドでナポリ相手に勝利しているとはいえ、シーズンを通じて苦しむアウェイゲームで逃げ切ることはできるか。

最後に両者の勝ち抜けの条件はアーセナルが引き分け以上で文句なし。さらに、1点差での敗戦、アウェイゴール2点以上を奪っての2点差負けでも突破が決まる。一方、バレンシアは2-0の勝利か、3点差以上を付けての勝利が逆転突破の条件だ。なお、バレンシアが3-1のスコアで90分の戦いを終えた場合のみ延長戦に突入する。(延長戦でもアウェイゴールが適用)
◆バレンシア◆
【4-4-2】

▽バレンシア予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ネト
DF:ヴァス、ディアカビ、ガブリエウ、ガヤ
MF:ソレール、パレホ、コクラン、ゴンサロ・ゲデス
FW:ロドリゴ、ミナ
負傷者:MFコンドグビア、チェリシェフ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。逆に、サスペンション明けで古巣対戦のコクランが復帰する。負傷者に関しては1stレグに続きコンドグビア、チェリシェフの2選手が欠場となる。

敵地での初戦では[3-5-2]の極端に守備的な布陣を採用したが、逆転突破に向けて複数得点が必要なホームでの第2戦に向けては通常の[4-4-2]に戻し、より攻撃的な人選で臨むはずだ。中盤から前は前述のメンバーとなる可能性が高いが、最終ラインはヴァス、ディアカビに代えてピッチーニ、ガライを起用する可能性もある。

◆アーセナル◆
【3-4-2-1】

▽アーセナル予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:チェフ
DF:パパスタソプーロス、コシエルニー、モンレアル
MF:ナイルズ、グエンドウジ、ジャカ、コラシナツ
MF:ムヒタリアン、イウォビ
FW:ラカゼット
負傷者:DFホールディング、ベジェリン、MFラムジー、デニス・スアレス、FWウェルベック
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しても1stレグから大きな変更はない。

スタメンに関しては敵地で積極的にアウェイゴールを狙いに行くのか、あるいは守備的に戦いながらカウンターで相手を引っくり返すかによって人選が変わってくる。ここ最近の連戦の疲労を考慮すると、エジル、オーバメヤンがベンチスタートになる可能性が高そうだ。

★注目選手
◆バレンシア:FWロドリゴ・モレノ
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バレンシアの注目プレーヤーはエースのロドリゴだ。昨季はキャリアハイのリーグ戦16ゴールを挙げるなどエースとして頼もしい姿を見せたロドリゴだが、今季は序盤から大不振に陥り、ここまでリーグ戦7ゴールと思うような活躍を見せることができず。それでも、アーセナルとの前回対戦では貴重なアウェイゴールをアシストすると、直近のウエスカ戦ではリーガ出場試合で8試合ぶりとなるドブレーテを記録するなど、ここに来て調子を上げてきている。

今季アウェイで脆さを見せているものの、地力で勝るアーセナル相手の一戦では相手の戦い方次第ではあるが、チーム十八番のカウンターを繰り出す機会は少なくなるはずだ。その中で相手のゴールをこじ開けるには、間でボールを受けつつ鋭いターンや密集地帯で相手DFを振り切るアジリティを持つロドリゴの活躍が必須だ。今季コパ・デル・レイの準々決勝でヘタフェ相手に見せた圧巻のハットトリックの再現を狙いたい。

◆アーセナル:MFグラニト・ジャカ
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アーセナルの注目プレーヤーはトップ4逸の原因を作ってしまったジャカだ。今季序盤戦は本職のセントラルMFに加え、左サイドバックやセンターバックまでこなすユーティリティー性をみせ、チームの躍進に貢献したスイス代表MF。しかし、勤続疲労から徐々に調子を落とすと、ここ最近の試合では悪癖であるイージーミス、不用意なファウルなどでチームの足を引っ張ることに。とりわけ、直近のブライトン戦で与えたPKは今季ホーム最終戦での悲劇のドローの引き金となっており、サポーターからの批判の的になっている。したがって、今回の一戦ではそのミスからのバウンスバックが求められるところだ。

初戦の3-1というスコアを考慮すると、エメリ監督には幾つかの選択肢があるが、いずれにしても中盤の勝負が試合に大きな影響を与えるはずだ。前回対戦では相手が特殊な戦い方を選択したが、今回の一戦では元同僚MFのコクランの復帰もあり、バレンシアが本来得意とする素早い攻守の切り替えを生かしたトランジションフットボールを採用してくるはずだ。球際で強さを発揮するコクラン、より攻撃的な振る舞いを見せる司令塔パレホにいかに仕事をさせないかが、ジャカに求められる一番の仕事になる。
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【CLラウンド16プレビュー】公式戦13連勝のインテルに死角なし、不調アトレティコはホームアドバンテージに賭ける

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【CLラウンド16プレビュー】絶好調マレンが古巣に引導を渡すか、PSVの17季ぶり8強か

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ドルトムントvsPSVが日本時間13日29:00にキックオフされる。3週間前に行われた1stレグではFWマレンの恩返し弾で守勢のドルトムントが1-1の引き分けに持ち込んだ一戦だ。 3季ぶりのベスト8進出を目指すドルトムントは敵地での1stレグ、終始守勢の展開ながらFWマレンの恩返し弾で前半半ばに先制。後半序盤のPKによる被弾で引き分けていた。内容を考えれば十分な結果を手にしてホームに戻った中、直後のホッフェンハイム戦では打ち負けたものの、その後のウニオン・ベルリン戦、直近のブレーメン戦を制し、連勝として大一番を迎えた。まだまだ不安定な戦いが続いている状態だが、ブレーメン戦では復帰したFWサンチョに初ゴールが生まれ、絶好調を維持するマレンもゴールと、PSV戦に向けては勢いが付く結果に。テルジッチ監督の去就が不透明な中、雑音を一掃する勝利を手にできるか。 一方、2006-07シーズン以来、実に17季ぶりのベスト8進出を目指すPSVはドルトムント戦後、エールディビジで2勝1分け。2位フェイエノールトとの頂上決戦では2-2の引き分けに持ち込み、10ポイント差を付けている。元ドルトムント指揮官ボス監督の下で好調なシーズンを送り続けている中、FWファルファンらを擁したPSV黄金時代の成績に並ぶことはできるか。 <div style="text-align:center;">◆ドルトムント◆ 【4-2-3-1】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:コベル DF:リエルソン、ジューレ、フンメルス、マートセン MF:ジャン、ザビッツァー MF:マレン、ブラント、サンチョ FW:フュルクルク 負傷者:MFフェリックス・エンメチャ、FWアラー 出場停止者:DFシュロッターベック 主力センターバックのシュロッターベックが出場停止で欠場となる。代役は1stレグでPKを献上してしまったフンメルスが起用されるものと思われる。 <div style="text-align:center;">◆PSV◆ 【4-3-3】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_4_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:ベニテス DF:ティーゼ、スハウテン、ボスカリ、デスト MF:サイバリ、フェールマン、ティルマン FW:バカヨコ、L・デ・ヨング、ロサーノ 負傷者:FWラング 出場停止者:なし 内容で上回っていた1stレグのスタメンがベースになるものと思われる。 ★注目選手 ◆FWジェイドン・サンチョ(ドルトムント) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 自身が出場した公式戦4試合連発中の絶好調マレンももちろん注目だが、ブレーメン戦で復帰後初弾を決めたサンチョに注目したい。ブレーメン戦ではロングカウンターの流れから長い距離を持ち上がってドリブルシュートを決めたサンチョ。ユナイテッドでは泣かず飛ばずだった中、復帰したドルトムントでは持ち味をしっかりと発揮している。自身をトッププレーヤーに引き上げたドルトムントに恩を返すためにもベスト8に導きたい。 ◆FWイルビング・ロサーノ(PSV) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 対するPSVの注目選手にはロサーノを挙げたい。ナポリから復帰したメキシコ代表ウインガーは、1stレグにおいてドルトムントを最も翻弄していた存在だった。打ち合いとなる可能性がある中、ロサーノのドリブル突破で左サイドを打開し、主砲デ・ヨングに良質なクロスを供給したい。 2024.03.13 18:00 Wed

【CLラウンド16プレビュー】アーセナルが攻撃改善で逆転か、ポルトがしたたかに逃げ切るか…

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、アーセナルvsポルトが、日本時間12日29:00にアーセナル・スタジアムでキックオフされる。ホームで逆転狙うアーセナルと敵地でしたたかに逃げ切りを図るポルトによる、8強入りを懸けた重要な第2ラウンドだ。 先月21日にエスタディオ・ド・ドラゴンで行われた1stレグは、ホームのポルトが1-0で先勝した。戦前はリーグ戦で大量ゴールを挙げているアーセナルが圧倒する展開が予想されたが、蓋を開けてみれば中盤での攻防がメインの堅い展開に。そういった中、組織的な守備で相手の攻撃を封じ切ったポルトが、試合終了間際にガレーノが決めた見事なミドルシュートによって土壇場で先制点を奪取。劇的な形でアドバンテージを手にした。 0-1という結果に加えて、枠内シュート0本という厳しい内容での完敗となったアーセナル。それでも、以降のリーグ戦ではきっちり3連勝を飾って三つ巴の争いにおいてプレミアリーグ首位に浮上した。中2日で臨んだニューカッスル戦の4-1での圧倒、敵地で前半に5ゴールを叩き込み6-0で圧勝したシェフィールド・ユナイテッド戦、後半終盤のハヴァーツのゴールで勝ち切ったブレントフォード戦と、いずれも価値のある勝ち方を収めており、今回の大一番に弾みを付けている。 一方、コンセイソン監督の授けた戦術プランをピッチ上の選手たちが見事に遂行して先勝に成功したポルト。以降の国内リーグではCL直後のジル・ヴィセンテ戦こそ1-1のドローで終えたが、以降はきっちり2連勝を飾った。とりわけ、ベンフィカ戦ではガレーノの2ゴールを皮切りに5点を挙げた上、相手のシュートを3本に抑える完勝を収めており、敵地でベスト8進出を目指す大一番へ良い仕上がりを見せている。これまで対アーセナルのアウェイ戦では3連敗且つ1点も取ることができていないが、前回対戦同様に相手を0点に抑え込めれば突破が可能なだけに後ろに重くなり過ぎずに、したたかに逃げ切りを図りたい。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ MF:ウーデゴール、ジョルジーニョ、ライス FW:サカ、ハヴァーツ、トロサール 負傷者:DFティンバー、FWマルティネッリ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては冨安健洋やトーマス、ジンチェンコらが復帰の可能性が高い一方、マルティネッリは依然として微妙な状況だ。 スタメンはジンチェンコが戦列に復帰した左サイドバックの人選、ガブリエウ・ジェズスの起用法に注目したい。ジンチェンコがスタートからプレーするか、キヴィオルをスタートから起用して勝負所で起用することになるのか。一方、ジェズスの起用法に関してはスタートから左ウイング、センターフォワードで起用するか、ジョーカーとして途中投入するか。 ◆ポルト◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ジオゴ・コスタ DF:ジョアン・マリオ、ペペ、オタヴィオ、ヴェンデウ MF:バレラ、ニコ・ゴンサレス MF:コンセイソン、ペペー、ガレーノ FW:エヴァニウソン 負傷者:DFマルカノ、サヌシ、FWタレミ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては前回対戦と変わらず、前述の3選手が欠場となる。 スタメンは各選手のコンディションに問題がなければ、前回対戦と同じメンバーで臨む可能性が高い。 ★注目選手 ◆アーセナル:MFカイ・ハヴァーツ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 直近リーグ4戦連発の勢いで今季CL2点目を狙う。昨夏、ライスと共に高額な移籍金での加入となった24歳のドイツ代表アタッカー。新天地ではインサイドハーフ、センターフォワードを主戦場にプレー。シーズン序盤は予てより課題の決定力に加え、新天地の戦術への順応に苦戦。開幕から存在感を示したライスと明暗分かれる形となった。 それでも、アルテタ監督の献身的なサポート、自身のたゆまぬ努力によって後半戦に入って存在感を示し始めると、直近のリーグ戦では4試合連続ゴールに2アシストと見事なパフォーマンスでチームの攻撃を牽引。ニューカッスル戦、ブレントフォード戦では決勝点も記録している。 CLでは経験不足を露呈する場面も少なくないチームにおいて、ジョルジーニョと共に優勝を経験するハヴァーツの存在は貴重であり、再び痺れる展開が予想される今回の一戦ではブレントフォード戦同様に勝敗に直結する決定的な仕事を期待したい。 ◆ポルト:MFアラン・バレラ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動の前回対戦同様の活躍を。逃げ切りを図るアウェイゲームにおいて、中盤のフィルター役としてフル稼働の活躍が求められる22歳のアルゼンチン人MFがポルトのキーマンだ。 アルゼンチン屈指の名門ボカ・ジュニアーズの下部組織育ちの守備的MFは、2021シーズンから3シーズンに渡って主力として活躍。昨夏、総額1100万ユーロと言われる移籍金でポルトガル屈指の名門に加入した。その新天地ではここまで公式戦31試合に出場するなど、早くも主力として活躍。リバプールやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティといったメガクラブのスカウトも注目する逸材だ。 ボカ時代から定評がある卓越した戦術眼と安定した技術、機動力を武器に中盤の繋ぎ役として存在感を示す一方、コンセイソン監督の下で磨きをかける守備面の攻撃も著しく、アーセナルとの前回対戦では安定した対人対応、カバーリング、狙いを持ったインターセプトと後者の貢献が印象的だった。 守勢が見込まれる敵地での一戦では前回対戦同様に気の利く守備で全体のバランスを整えつつ、アーセナルの組織的なプレスをいなしてカウンターの起点としての役割が期待されるところだ。 2024.03.12 18:30 Tue

【CLラウンド16プレビュー】好調維持のバルセロナと復調気配のナポリ、勝ち上がるのは?

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、バルセロナvsナポリが日本時間12日29:00にキックオフされる。3週間前に行われた1stレグでは両主砲のゴールにより1-1のドローに終わっていた一戦だ。 敵地での1stレグを優勢に運んだ中、FWレヴァンドフスキのゴールで後半序盤に先手を取ったバルセロナ。一瞬の隙を突かれて追いつかれる形の、悔やまれる引き分けに終わったが、その後のラ・リーガでは2勝1分けで公式戦8試合負けなしと良好なチーム状態を保っている。調子を取り戻していたMFペドリが今季三度目の離脱となったのは痛いが、直近のマジョルカ戦ではFWヤマルがゴラッソで決勝弾、DFクバルシが無失点に貢献と若手がチームを引っ張っている点は頼もしい限りだ。チャビ監督が登用した若手たちが着実に結果を残している中、4季ぶりベスト8進出で更なる自信を手にしたい。 一方、スパレッティ監督の元副官であるカルツォーナ監督の初陣となった1stレグを主砲FWオシムヘンの個人技による同点弾で引き分けに持ち込んだナポリ。その後のセリエAでは2勝2分けと負けなしで、とりわけサッスオーロ戦では今季最多の6ゴールをマーク。そしてユベントスにも競り勝ち、昨季を彷彿とさせるような攻撃力を取り戻しつつある。タイミング的には申し分ない中でのバルセロナ戦、昨季の初ベスト8進出に続く8強入りを果たせるか。 <div style="text-align:center;">◆バルセロナ◆ 【4-3-3】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:テア・シュテーゲン DF:クンデ、アラウホ、クバルシ、カンセロ MF:ハフィーニャ、クリステンセン、ギュンドアン FW:ヤマル、レヴァンドフスキ、フェリックス 負傷者:DFバルデ、、MFペドリ、デ・ヨング、ガビ、FWフェラン・トーレス 出場停止者:なし フェラン・トーレスに復帰の可能性があったが、見送られた。ウノセロ勝利とした直近のマジョルカ戦のスタメンがベースになるものと思われる。ベンチスタートで温存されたレヴァンドフスキ、出場停止だったアラウホは先発に戻ることが確実だ。 <div style="text-align:center;">◆ナポリ◆ 【4-3-3】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:メレト DF:ディ・ロフェンツォ、ラフマニ、ファン・ジェズス、マリオ・ルイ MF:アンギサ、ロボツカ、ジエリンスキ FW:ポリターノ、オシムヘン、クワラツヘリア 負傷者:なし 出場停止者:なし 序列が落ちているジエリンスキではなくトラオレが先発の可能性も。左サイドバックはオリベラが入る可能性がある。 ★注目選手 ◆FWラミン・ヤマル(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナの注目選手にはヤマルを挙げたい。直近のマジョルカ戦では守備に徹してきた相手に対し、終盤に個人技でゴールをこじ開け勝利に導いた。タイトなスペースでも打開でき、正確なフィニッシュワークでゴールも陥れることが可能と、16歳にして完成度の高いアタッカーだ。対面するナポリの左サイドバックはマリオ・ルイにしてもオリベラにしても攻撃に特長のあるサイドバックで、やや守備に難を抱える。ヤマルがこのエリアを制すことができればバルセロナ突破の可能性が高まっていくはずだ。 ◆FWクヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 一方、ナポリの注目選手にはクワラツヘリアを挙げたい。今季は鮮烈に名を揚げた昨季ほどのインパクトこそないものの、カルツォーナ監督就任後はパフォーマンスが明らかに向上している。セリエAではここ3試合で4ゴールを挙げ、昨季に続く二桁ゴールを達成した。昨季の良いイメージを取り戻しつつある中、バルセロナ相手にも躍動できるかがナポリの突破に大きく影響しそうだ。 2024.03.12 18:00 Tue
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