レーティング: リバプール 4-0(AGG:4-3) バルセロナ《CL》

2019.05.08 06:04 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、リバプールvsバルセロナが7日に行われ、4-0でリバプールが勝利した。この結果、2戦合計スコアを4-3としたリバプールが大逆転で2季連続の決勝進出を果たしている。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
PR
▽リバプール採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 アリソン 6.5
彼の好セーブがなければ大逆転劇は生まれなかった
DF
66 アーノルド 7.5
コウチーニョを消し、2、4点目をアシスト。とりわけ4点目のアシストは頭脳的だった

32 マティプ 6.5
安定感あるプレーでクリーンシートに貢献

4 ファン・ダイク 6.5
ロングフィードで先制点の起点に。守備面も冷静だった
26 ロバートソン 6.0
質の高い攻撃参加からミドルシュートでゴールを狙ったが、負傷のため前半で交代

(→ワイナルドゥム 7.5
後半からの出場で2ゴール。奇跡の立役者に

MF
14 ヘンダーソン 6.5
タイミング良く前線に絡み、先制点に関与

3 ファビーニョ 7.5
潰しのプレーが秀逸だった。配球も問題なし

7 ミルナー 6.0
後半から左サイドバックでプレー。どのポジションでもそつなし

FW
23 シャキリ 6.0
久々の先発でなかなか乗り切れなかったが、3点目をアシスト

(→スタリッジ -)

27 オリジ 7.0
全体的なプレーの質は高かったとは言えないが、先制点と4点目を決めて大仕事を果たした

(→J・ゴメス -)

10 マネ 6.5
サラーとフィルミノが不在の中、攻撃を牽引

監督
クロップ 8.0
主力不在の中、不可能だと思われた大逆転劇を演出。2季連続の決勝進出の偉業を達成

▽バルセロナ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 テア・シュテーゲン 5.0
防げるシュートは止めていたが4失点

DF
20 セルジ・ロベルト 5.0
攻守に良さが出なかった

3 ピケ 5.0
守備を統率できず

15 ラングレ 5.0
ゴール前で身体を張れず

18 ジョルディ・アルバ 5.0
バックパスミスで1失点目に関与し、2失点目にも関与。守備に回った際のプレーに難

MF
22 ビダル 5.5
1stレグに続きハードワークをこなした

(→アルトゥール 5.0)
無難にパスは捌いたがそれだけ

5 ブスケッツ 5.0
ゲームを作れず良さは出なかった

4 ラキティッチ 5.0
攻守に低調だった

FW
10 メッシ 6.0
個人技で幾つかチャンスを生み出すもゴールを決めるには至らず

9 スアレス 5.5
動きは悪くなかったが、決定的なシュートはアリソンに止められた

7 コウチーニョ 5.0
惜しいシュート1本。古巣対決で存在感示せず

監督
バルベルデ 5.0
後手後手に回る采配に。ビダル交代が裏目に

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ワイナルドゥム(リバプール)
奇跡を起こした全選手がMOMに相応しいところだが、逆転の可能性を大きく手繰り寄せる2ゴールを挙げたワイナルドゥムを選出。1stレグでは不慣れな1トップでの起用から本職中盤の位置からゴール前に絡む動きで持ち味を遺憾なく発揮した。

リバプール 4-0 バルセロナ
【リバプール】
オリジ(前7)
ワイナルドゥム(後9)
ワイナルドゥム(後11)
オリジ(後34)
※リバプールが2戦合計4-3で決勝進出!

PR
関連ニュース

リバプール撃破に満面の笑み…“監督キャリア無冠”66歳老将ガスペリーニの誇り「心を込めて2試合に全てを捧げた」

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がリバプール戦を振り返った。 アタランタは18日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリバプールと対戦。敵地1stレグで3-0完勝のチーム・ガスペリーニは今回0-1と敗れるも、2戦合計で凌駕して準決勝進出だ。 試合後、イタリア『スカイ』のインタビューで90分間を振り返ったガスペリーニ監督は満面の笑み。魅力的なサッカーで長期政権を敷く御年66歳の老将は、私たちに“タイトル以上に大事なモノ”を授けてくれる存在だ。 「我々はリバプールという偉大なチーム、そしてユルゲン・クロップという偉大な指導者を大会から去らせることに成功した。心を込めて(準々決勝)2試合に全てを捧げた結果だよ」 「この結果にとてもとても満足だ。今日の2ndレグも、もう少し突き詰めればネットを揺らせたと思う。ただ、スピード感溢れるゲーム展開は気に入ったよ」 「私のキャリアにタイトルはないが、今回のような美しいメダル(勝利)はたくさんある。またひとつ、素晴らしいメダルを手に入れた」 約20年の監督キャリアでタイトル獲得が一切ないにもかかわらず、人々の心を打つサッカーで時折旋風を巻き起こす…それがジャン・ピエロ・ガスペリーニだ。 2024.04.19 11:30 Fri

「試合の入りが大好きだ」リバプールで最後のELを終えたクロップ監督、敗退も選手を称えプレミアリーグに集中「良い結果で残りシーズンを」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、アタランタ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 18日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリバプールはアウェイでアタランタと対戦。日本代表MF遠藤航は出番が訪れなかった。 ホームでの1stレグで0-3と惨敗に終わっているリバプール。逆転突破はかなり難易度の高いミッションであり、直近のリーグ戦も敗れたために不安材料が残る中、7分にモハメド・サラーがPKを決めて先制する。 最低でもあと2点が必要なリバプールだったが、ホームで余裕を持って戦えるアタランタの前にゴールを奪えず。そのまま0-1で勝利したが、2戦合計3-1で敗れ、ベスト8で去る事となった。 リバプールでは最後のELでの戦いとなったクロップ監督。チームが見せた姿勢を称え、1stレグの結果が全てだったとコメント。アタランタを祝福した。 「試合の始め方が気に入った。今夜、我々は試合を失ったのではなく、ホームで負けた。だからこそ、我々はアタランタを祝福しなければならない。それは簡単なことであり、彼らは勝ち進むに値する。特にこのような形で、我々に対して3-1で勝利した時は、絶対に勝ち上がりに値する」 「ただ、私はこのような試合、特に入りが大好きだった。この試合で展開された献身的なプレーと意欲、そしてパワーはとても気に入った。ただ、それを途中でやめ、時々はゴールした方が良いことは明らかだった。そうしなければ90分以上維持することは難しいだろう」 「いつものことだが、2点目があれば少しは助けになっただろうし、決定的なものになっていただろう。しかし、アタランタが自信を持って非常に力強くスタートしたのを見た。ただ、特に我々のチャンスが少なく、不安を与えてしまったと思う。彼らも簡単ではない事を理解しており、それが彼らに我々が与えたもの。私はそれに満足している」 チームが見せた姿勢、パフォーマンスには満足感を示したクロップ監督。一方で、敗退となったことには悔しさを示したが、プレミアリーグ優勝に向けて集中すると意気込んだ。 「突破できなかった事には失望しているが、悔しいとか怒っているということではない。今はリーグ戦に集中できるし、それがやるべきことだ」 「数日間リカバーし、明後日にはロンドンへと移動し、フルアムと対戦する。難しい試合にはなるだろうが、全力を尽くすつもりだ。それが今の競争相手だ。先週は明らかに良い週ではなかった。もし望むのであれば、良い結果、良いパフォーマンスとともに残りシーズンに向けてスタートしたいと考えている」 <span class="paragraph-title">【動画】リバプールがアウェイでアタランタに勝利も敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Wg5jvjhdGZM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.19 09:40 Fri

リバプールが敵地で意地の勝利もアタランタが初のベスト4進出! 遠藤航はベンチ入りも出番なし【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグ、アタランタvsリバプールが18日にアトレティ・アズーリ・ディターリアで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。この結果、2戦合計1-3としたアタランタの準決勝進出が決まった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 先週にアンフィールドで行われた1stレグは、アウェイのアタランタがスカマッカの2ゴールの活躍などで3-0の完勝。リバプールにとっては2023年2月以来の公式戦敗戦となった。 敵地で望外の結果を手にしたガスペリーニのチームだが、週末のリーグ戦では下位のエラス・ヴェローナ相手に2点差を追いつかれての2-2のドロー。逆転でのトップ4フィニッシュに暗雲漂う。その拙い試合運びを教訓に臨んだこの大一番では1stレグから先発2人を変更。パシャリッチとデ・ケテラエルに代えてコラシナツ、ミランチュクを起用した。 一方、優勝候補筆頭に挙げられながらも1stレグの惨敗によってベスト4進出へ崖っぷちの状況に立たされたリバプール。さらに、週末のプレミアリーグではクリスタル・パレス相手に再びアンフィールドで0-1の敗戦を喫し、リーグ戦でも3位に転落した。ホームでの公式戦連敗という厳しい状況からのバウンスバックを図った一戦では1stレグから先発6人を変更。ケレハーや遠藤、ヌニェス、エリオットらに代えて守護神アリソン、ソボスライ、サラー、ルイス・ディアス、アレクサンダー=アーノルドといった主力が復帰した。 奇跡の逆転へ勢いを持って入ったリバプールが最高の形で試合をスタートする。開始5分、相手陣内右サイドでクロスのこぼれに反応したアレクサンダー=アーノルドが入れたクロスがDFルッジェーリの上げていた左手に直撃。PKを獲得すると、これをキッカーのサラーが冷静に右隅へ蹴り込んで7分の先制点とした。 これで一気に逆転の可能性が出てきたリバプールは畳みかける攻めを見せる。10分過ぎにはディアス、ソボスライが続けて足を振っていくが、いずれもGKムッソのセーブに遭う。 前半半ばを過ぎると、リバプールの勢いをうまく受け止めたアタランタが徐々に押し返して試合はイーブンな展開に。 その流れでリバプールは39分、ガクポのスルーパスに抜け出したサラーにビッグチャンスが舞い込むが、ボックス付近で放ったループシュートは枠の左に外れる。この直後にはアタランタに決定機が訪れてコープマイネルスがゴールネットを揺らすが、これは際どいオフサイド判定で認められず。 2点目を奪えずに試合を折り返したリバプールは後半も同じメンバーでスタート。だが、立ち上がりにエデルソンに際どい枠内シュートを打たれるなど守勢の入りを強いられた。 その後はイーブンの展開に持ち込むリバプールだが、後半はなかなかフィニッシュの数が増えていかない。この停滞を受け、クロップ監督は67分に3枚替えを敢行。サラー、ディアスの両翼に加え、ソボスライを下げてヌニェス、ジョタ、エリオットを投入。だが、この交代策も流れを変える一手とはならず。 さらに、アレクサンダー=アーノルド、ロバートソンの両サイドバックを下げてジョー・ゴメス、ダンズを続けて投入し、終盤はガクポを左サイドバックに置く形で力業でのゴールを目指す。 だが、ここ2試合同様に連戦による重さが顕著なクロップのチームは、最後まで効果的な攻めを見せられぬままタイムアップを迎えた。 この結果、1stレグのアドバンテージを活かしたアタランタが初のベスト4進出。準決勝ではマルセイユvsベンフィカの勝者と対戦する。一方、敵地で意地を見せたリバプールだったが、ベスト8敗退が決定。シーズン残りはリーグ戦での逆転優勝を目指すことになった。 2024.04.19 06:10 Fri

安売りは避けたいところ…リバプールやPSGが関心の21歳CBムリージョ、ノッティンガムの決断やいかに

ノッティンガム・フォレストはブラジル人DFムリージョ(21)の売却も検討せざるを得ない状況だ。 今季コリンチャンスから移籍金1500万ポンド(約28億9000万円)でノッティンガム加入のムリージョ。身長184cmと標準サイズのセンターバックだが、その存在感と個人レベルの活躍は絶大だ。 その活躍から1年でのステップアップも噂されるようになって久しいが、やはり財務規則違反(PSR)云々を抱えるノッティンガムとしてもムリージョは売却を検討せざるを得ない対象か。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、ムリージョにはリバプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)が一定の関心。 2000万ポンド(約38億5000万円)程度ではノッティンガムの要求を満たせず、それをはるかに上回る巨額を提示しなければならないようだが、他の選手の売却も考慮するノッティンガム。“帳尻合わせ”が必要であり、状況次第で想定よりも安売りしなければならなくなる可能性も否めない。 ムリージョ以外の売却候補は、背番号10を背負う中軸のイングランド人MFモーガン・ギブス=ホワイト(24)、今季チームトップのプレミアリーグ12得点を叩き出すニュージーランド代表FWクリス・ウッド(32)など。 チャンピオンシップ(イングランド2部)降格の危機に、複数の主力売却も検討せざるを得ないノッティンガム。若くて優秀なセンターバックはどんなクラブも最優先で残したいところだが、21歳ムリージョの将来やいかに。 2024.04.18 20:45 Thu

1stレグ完敗で厳しい状況のリバプール…クロップ監督は敵地での2ndレグを前に「逆転が可能か試したい」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、崖っぷちの状況となっているヨーロッパリーグ(EL)に向けた意気込みを示した。クラブ公式サイトが伝えている。 リバプールは先週アンフィールドで行われたEL準々決勝1stレグで、アタランタ相手に0-3とまさかの完敗。ベスト4進出のためには、18日に行われる敵地での2ndレグにおいて最低でも3点差をつける必要がある。 非常に厳しい立場に追い込まれたリバプールだが、事前記者会見に出席したクロップ監督はかつてチャンピオンズリーグ(CL)でバルセロナ相手に大逆転劇を起こした時とは状況が違うとしつつ、それでもまだ準決勝進出を諦めてはいないと意気込んでいる。 「(バルセロナ戦と)似ているところは何だ? 結果は間違いなくそうだが、パフォーマンスはそうではなかったと思う。先週のアタランタ戦は0-3で負けるほどではなかったが、バルセロナ戦ほど素晴らしくもなかった。そして、今回我々はホームで負け、今はアウェイにいるが、それも大きな違いだ」 「我々はここにいて、明日の試合に勝つため努力する。それだけだ。それがすべきことであり、逆転が可能かどうか試したい。先週は最終的に彼らが勝利し、それは完全に妥当な結果だった。彼らは本当に良く、我々のプレーはあまり良くなかった。今回はそれよりもはるかに良いパフォーマンスで試合に入り、勝つことを目指し、最終的にどれだけ時間が残っているか見てみたい」 「かつても『失敗するなら最も美しい方法で失敗しよう』と言ったことを覚えている。そして、今もまさにそう思っているよ。だが、すでに言っている通り、我々は試合に勝ちたい。そして、勝ちたいなら良いプレーをした方が良い。そうすればチャンスはあるのだ」 「アプローチの変更は何もない。我々が3失点を喫したのはアプローチと何の関係もないからだ。間違った瞬間にボールを失ったり、瞬間的に組織化されていなかったりすることは、アプローチと無関係だろう」 「試合に勝ちたければ、失点しないほうが良い。それは明らかだ。それがまったく許されないわけではないが、失点はないほうが楽になる。それが明日の試合プランにおいて、重要な部分を占めるだろう」 2024.04.18 18:15 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly