アンフィールドの奇跡! 主力不在のリバプールがワイナルドゥム&オリジの2発でバルセロナに大逆転勝利! 2季連続の決勝進出《CL》

2019.05.08 06:03 Wed
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チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、リバプールvsバルセロナが7日に行われ、4-0でリバプールが勝利した。この結果、2戦合計スコアを4-3としたリバプールが大逆転で2季連続の決勝進出を果たしている。
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1週間前にアウェイで行われた1stレグを多くの好機を作りながらも0-3と敗戦して決勝進出が厳しくなったリバプールは、3日前に行われたニューカッスル戦ではプレミアリーグ優勝が懸かっていたため現状のベストメンバーを起用して3-2と競り勝った。しかし、その試合で脳震とうを起こしたサラーが欠場となった他、1stレグで途中出場したフィルミノがそ径部の負傷により欠場となった。サラーとフィルミノの代役にはそれぞれシャキリとオリジを起用した。
一方、メッシの活躍で先勝し、決勝進出を濃厚としたバルセロナは、3日前に行われた消化試合のセルタ戦では全選手を入れ替えて臨み、1stレグ同様のスタメンを送り込んだ。

立ち上がりからテンション高く試合に入ったリバプールがハイプレスをかけていくと、7分にゴールをこじ開けた。ジョルディ・アルバのクリアボールをマネがカットし、ヘンダーソンへパス。ヘンダーソンはボックス右に侵入してシュートに持ち込むと、GKテア・シュテーゲンのセーブしたルーズボールをオリジが押し込んだ。

勢い付くリバプールに対し、押し込まれる入りとなったバルセロナは14分にメッシが枠内シュートを浴びせて牽制。ここからリズムを掴んだバルセロナが立て続けにゴールに迫ると、18分にはコウチーニョがボックス左から決定的なシュートを放った。
アウェイゴールを脅かされたリバプールは23分、ロバートソンの強烈なシュートでGKテア・シュテーゲンを強襲。再び攻勢に出る時間を増やすと、前半終盤の43分にもロバートソンがミドルシュートで追加点に迫った。

一方、バルセロナは前半終了間際、メッシがミドルシュートとスルーパスで好機を演出するもアウェイゴールは奪えず、リバプールが2戦合計1-3として前半を終えた。

迎えた後半、負傷の影響でロバートソンに代えてワイナルドゥムを投入したリバプールは、ミルナーを左サイドバックに回した。そのリバプールが後半も攻勢に出る入りとなると、51分にCKからファン・ダイクがヒールシュートでオンターゲットを記録。

直後、メッシのスルーパスからボックス右に侵入したスアレスに決定的なシュートに持ち込まれるも、GKアリソンがファインセーブで阻んだ。

すると54分、リバプールが2戦合計スコアで2-3とする。ラキティッチのパスがずれたところをアーノルドがカットしてクロスを送ると、DFに僅かにディフレクトしたボールをゴール前に突っ込んだワイナルドゥムが押し込んだ。

さらに2分後、リバプールが一気に追いつく。左サイドからのシャキリのクロスをワイナルドゥムがヘッドでねじ込んだ。

まさかの展開となったバルセロナは、1stレグ同様コウチーニョに代えてN・セメドを投入し、フラットな[4-4-2]に変更した。

このシステム変更で試合を落ち着かせたバルセロナは68分に決定機。CKの流れからラキティッチとのワンツーでボックス右に侵入したメッシがシュート。だが、GKアリソンのセーブに阻まれた。

リズムを取り戻しつつあったバルセロナはビダルに代えてアルトゥールをセントラルMFに投入。ラキティッチを右MFに、セルジ・ロベルトを左MFに回した。

すると79分、リバプールが2戦合計スコアで大逆転に成功する。アーノルドの意表を突いたクイックな右CKをニアサイドのオリジがダイレクトで合わせたシュートが左サイドネットを揺すった。

このままでは大逆転負けとなるバルセロナがマウコムを投入してきたものの、J・ゴメスを投入して守備を固めたリバプールが終盤にかけても集中力を切らさず時間を消化していく。そして5分の追加タイムを凌いだリバプールが4-0で勝利。アンフィールドの奇跡を起こし、大逆転で2季連続の決勝進出を果たした。

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リバプールのユルゲン・クロップ監督が、アタランタ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 18日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリバプールはアウェイでアタランタと対戦。日本代表MF遠藤航は出番が訪れなかった。 ホームでの1stレグで0-3と惨敗に終わっているリバプール。逆転突破はかなり難易度の高いミッションであり、直近のリーグ戦も敗れたために不安材料が残る中、7分にモハメド・サラーがPKを決めて先制する。 最低でもあと2点が必要なリバプールだったが、ホームで余裕を持って戦えるアタランタの前にゴールを奪えず。そのまま0-1で勝利したが、2戦合計3-1で敗れ、ベスト8で去る事となった。 リバプールでは最後のELでの戦いとなったクロップ監督。チームが見せた姿勢を称え、1stレグの結果が全てだったとコメント。アタランタを祝福した。 「試合の始め方が気に入った。今夜、我々は試合を失ったのではなく、ホームで負けた。だからこそ、我々はアタランタを祝福しなければならない。それは簡単なことであり、彼らは勝ち進むに値する。特にこのような形で、我々に対して3-1で勝利した時は、絶対に勝ち上がりに値する」 「ただ、私はこのような試合、特に入りが大好きだった。この試合で展開された献身的なプレーと意欲、そしてパワーはとても気に入った。ただ、それを途中でやめ、時々はゴールした方が良いことは明らかだった。そうしなければ90分以上維持することは難しいだろう」 「いつものことだが、2点目があれば少しは助けになっただろうし、決定的なものになっていただろう。しかし、アタランタが自信を持って非常に力強くスタートしたのを見た。ただ、特に我々のチャンスが少なく、不安を与えてしまったと思う。彼らも簡単ではない事を理解しており、それが彼らに我々が与えたもの。私はそれに満足している」 チームが見せた姿勢、パフォーマンスには満足感を示したクロップ監督。一方で、敗退となったことには悔しさを示したが、プレミアリーグ優勝に向けて集中すると意気込んだ。 「突破できなかった事には失望しているが、悔しいとか怒っているということではない。今はリーグ戦に集中できるし、それがやるべきことだ」 「数日間リカバーし、明後日にはロンドンへと移動し、フルアムと対戦する。難しい試合にはなるだろうが、全力を尽くすつもりだ。それが今の競争相手だ。先週は明らかに良い週ではなかった。もし望むのであれば、良い結果、良いパフォーマンスとともに残りシーズンに向けてスタートしたいと考えている」 <span class="paragraph-title">【動画】リバプールがアウェイでアタランタに勝利も敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Wg5jvjhdGZM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.19 09:40 Fri

リバプールが敵地で意地の勝利もアタランタが初のベスト4進出! 遠藤航はベンチ入りも出番なし【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグ、アタランタvsリバプールが18日にアトレティ・アズーリ・ディターリアで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。この結果、2戦合計1-3としたアタランタの準決勝進出が決まった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 先週にアンフィールドで行われた1stレグは、アウェイのアタランタがスカマッカの2ゴールの活躍などで3-0の完勝。リバプールにとっては2023年2月以来の公式戦敗戦となった。 敵地で望外の結果を手にしたガスペリーニのチームだが、週末のリーグ戦では下位のエラス・ヴェローナ相手に2点差を追いつかれての2-2のドロー。逆転でのトップ4フィニッシュに暗雲漂う。その拙い試合運びを教訓に臨んだこの大一番では1stレグから先発2人を変更。パシャリッチとデ・ケテラエルに代えてコラシナツ、ミランチュクを起用した。 一方、優勝候補筆頭に挙げられながらも1stレグの惨敗によってベスト4進出へ崖っぷちの状況に立たされたリバプール。さらに、週末のプレミアリーグではクリスタル・パレス相手に再びアンフィールドで0-1の敗戦を喫し、リーグ戦でも3位に転落した。ホームでの公式戦連敗という厳しい状況からのバウンスバックを図った一戦では1stレグから先発6人を変更。ケレハーや遠藤、ヌニェス、エリオットらに代えて守護神アリソン、ソボスライ、サラー、ルイス・ディアス、アレクサンダー=アーノルドといった主力が復帰した。 奇跡の逆転へ勢いを持って入ったリバプールが最高の形で試合をスタートする。開始5分、相手陣内右サイドでクロスのこぼれに反応したアレクサンダー=アーノルドが入れたクロスがDFルッジェーリの上げていた左手に直撃。PKを獲得すると、これをキッカーのサラーが冷静に右隅へ蹴り込んで7分の先制点とした。 これで一気に逆転の可能性が出てきたリバプールは畳みかける攻めを見せる。10分過ぎにはディアス、ソボスライが続けて足を振っていくが、いずれもGKムッソのセーブに遭う。 前半半ばを過ぎると、リバプールの勢いをうまく受け止めたアタランタが徐々に押し返して試合はイーブンな展開に。 その流れでリバプールは39分、ガクポのスルーパスに抜け出したサラーにビッグチャンスが舞い込むが、ボックス付近で放ったループシュートは枠の左に外れる。この直後にはアタランタに決定機が訪れてコープマイネルスがゴールネットを揺らすが、これは際どいオフサイド判定で認められず。 2点目を奪えずに試合を折り返したリバプールは後半も同じメンバーでスタート。だが、立ち上がりにエデルソンに際どい枠内シュートを打たれるなど守勢の入りを強いられた。 その後はイーブンの展開に持ち込むリバプールだが、後半はなかなかフィニッシュの数が増えていかない。この停滞を受け、クロップ監督は67分に3枚替えを敢行。サラー、ディアスの両翼に加え、ソボスライを下げてヌニェス、ジョタ、エリオットを投入。だが、この交代策も流れを変える一手とはならず。 さらに、アレクサンダー=アーノルド、ロバートソンの両サイドバックを下げてジョー・ゴメス、ダンズを続けて投入し、終盤はガクポを左サイドバックに置く形で力業でのゴールを目指す。 だが、ここ2試合同様に連戦による重さが顕著なクロップのチームは、最後まで効果的な攻めを見せられぬままタイムアップを迎えた。 この結果、1stレグのアドバンテージを活かしたアタランタが初のベスト4進出。準決勝ではマルセイユvsベンフィカの勝者と対戦する。一方、敵地で意地を見せたリバプールだったが、ベスト8敗退が決定。シーズン残りはリーグ戦での逆転優勝を目指すことになった。 2024.04.19 06:10 Fri
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