大迫弾もバイエルンがブレーメンとの打ち合いを制してライプツィヒの待つ決勝に進出!《DFBポカール》

2019.04.25 05:43 Thu
Getty Images
DFBポカール準決勝、ブレーメンvsバイエルンが24日に行われ、2-3でバイエルンが勝利し、決勝進出を果たした。ブレーメンのFW大迫勇也はゴールを決め、フル出場している。
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準々決勝でシャルケに勝利したブレーメンと、ハイデンヘイムとの打ち合いを制したバイエルンの、4日前にもリーグ戦で対戦した両チームによる決勝進出を懸けた一戦。
大迫が中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]の2トップの一角でスタメンとなったブレーメンと、現状のベストメンバーで臨んだバイエルンによる試合は、ブレーメンが攻勢に出る立ち上がりとなる。

それでも、そのブレーメンの攻勢を受け止めたバイエルンが徐々に盛り返すと、16分に決定機。コマンがボックス左に侵入して入れたクロスにミュラーが合わせる。シュートは枠を捉えていたが、DFのブロックに阻まれた。

劣勢になり始めたブレーメンは23分、ラシカの右クロスからクラーセンがボレーシュートで牽制するも、引き続きバイエルンが主導権を握る。
そして36分、バイエルンが先制した。J・ボアテングのロングフィードをゴールエリア左のミュラーがヘディングで折り返すと、ボールは右ポストに直撃。ルーズボールをレヴァンドフスキが押し込んだ。43分にもニャブリのミドルシュートでゴールに迫ったバイエルンが主導権を握ったまま前半を1点のリードで終えた。

迎えた後半もブレーメンが積極的に入った中、バイエルンは開始3分にコマンのボレーシュートで牽制。そのバイエルンが流れを渡さずに時間を進める中、58分にニャブリを下げてゴレツカを投入。右サイドにミュラーを出した。

すると63分、バイエルンに追加点が生まれる。ゴレツカのシュートをボックス中央でカットしたミュラーがトラップからゴール右上に蹴り込んだ。

2点を追う展開となったブレーメンはピサーロを投入。66分にクラーセンのヘディングシュートがGKウルライヒを強襲すると、74分に1点差に詰めよる。ボックス右で仕掛けたラシカの折り返しに反応したボックス中央の大迫がダイレクトで合わせたシュートがネットを揺らした。

大迫が反撃の狼煙を上げて勢いに乗るブレーメンはわずか1分後に同点とする。M・エッゲシュタインのボールカットからラシカがボックス右まで持ち上がってスライディングシュート。これが左ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。

まさかの連続失点を喫したバイエルンだったが、78分にPKを獲得する。ボックス左で仕掛けたコマンがゲブレ・セラシェに倒された。このPKをレヴァンドフスキが決めて勝ち越したバイエルンが終盤にかけてのブレーメンの反撃を凌ぎきって勝利。ライプツィヒが待つ決勝に進出した。

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