ペドロの全ゴールに絡む活躍でチェルシーが打ち合いを制し準決勝へ駒を進める!《EL》

2019.04.19 06:00 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのチェルシーvsスラビア・プラハが18日に行われ、4-3でチェルシーが勝利した。この結果、2戦合計5-3でチェルシーが準決勝進出を決めた。
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11日にアウェイで行われた1stレグを1-0で勝利したチェルシーだが、直近のリーグ戦ではリバプールとのビッグマッチで0-2と完敗。この敗戦によって1試合消化試合が多い中、CL出場圏外の5位に転落。来季のCL出場に向けてELの重みが強まる中、チェルシーは前回対戦からスタメンを4人変更。ウィリアンやジョルジーニョ、リュディガー、マルコス・アロンソに代えてアザール、カンテ、D・ルイス、エメルソン・パルミエリを先発で起用した。
3トップにペドロ、ジルー、アザールを起用した[4-3-3]で試合に臨んだチェルシーは、最初のチャンスでスコアを動かす。5分、アスピリクエタとのパス交換でボックス右に切り込んだペドロがジルーとのワンツーでボックス右深くまで侵攻。飛び出したGKの上を越すシュートでゴールネットを揺らした。

幸先よく先制したチェルシーは、9分にもジルーのパスでボックス左深くまで持ち上がったアザールの折り返しをペドロがシュート。これはポストに当たったが、跳ね返りがシモン・デリのオウンゴールを誘い、チェルシーが追加点を奪った。

攻撃の手を緩めないチェルシーは17分、カンテのロングスルーパスで相手DFの裏に抜け出したペドロがボックス右から侵入。周囲の注意を引きつけて折り返しを供給すると、ジルーが無人のゴールに流し込み、3点目。
3失点を喫したスラビア・プラハだが、26分に反撃。セフチクの左CKをファーサイドでフリーのスーチェクがヘディングシュートをゴール右に突き刺した。

1点を返されたチェルシーは、直後に反撃に出る。27分、アザールのパスから左サイド深くまでをオーバーラップしたエメルソン・パルミエリがダイレクトでクロスを供給。ニアに走り込んだジルーのシュートは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をペドロが押し込み、すかさずリードを奪い返した。

その後も試合をコントロールするチェルシーは、ハーフタイムにかけてもカウンターを許さず、3点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、先にスコアを動かしたのはアウェイチーム。51分、スラビア・プラハは敵陣でパスを繋ぐとボックス右手前でパスを受けたセフチクがカットインから左足を振り抜くと、このミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった。

後半立ち上がりのゴールで勢いづくスラビア・プラハは、54分にもスーチェクの縦パスをバイタルエリアで受けたセフチクがボックス右まで持ち上がり右足一閃。豪快なシュートがゴール左隅に決まり、立て続けにゴールを奪った。

ハイプレスを仕掛けるスラビア・プラハに苦戦するチェルシーは、65分にアザールを下げてウィリアン、70分にバークリーを下げてジョルジーニョをピッチに送り出した。すると85分、エメルソン・パルミエリのパスからコバチッチが相手DFの裏に抜け出すも、これはオフサイドの判定でノーチャンス。

スラビア・プラハは89分、ペナルティアーク内左で獲得したFKを途中出場のストフが直接狙ったが、これは相手の壁を直撃。結局、試合はそのまま4-3で終了。打ち合いを制したチェルシーが2戦合計5-3で準決勝進出を決めた。

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