昨季湘南退団のミキッチ、現役引退…J在籍10年、広島時代には3度のJ1制覇に貢献2019.04.18 16:25 Thu

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湘南ベルマーレは18日、昨シーズンまで同クラブに在籍していたクロアチア人MFミキッチ(39)が現役を引退することを発表した。

母国のインテル・ザプレシッチでプロキャリアをスタートさせたミキッチは、ディナモ・ザグレブ、カイザースラウテルンなどを経て、2009年にサンフレッチェ広島に完全移籍。すぐさま主力に定着すると、鋭い仕掛けと相手の急所を突く高精度のクロスを武器に右サイドの支配者に君臨し、3度のJ1制覇(2012年、2013年、2015年)に貢献した。その後、2018年に9年在籍した広島から湘南へ。公式戦7試合に出場し、シーズン終了後に退団していた。

日本で10年間プレーしたミキッチは、J1通算227試合8得点、リーグカップ通算18試合、天皇杯通算12試合1得点、ACL通算7試合、クラブW杯通算5試合を記録。

現役を退く決断を下したミキッチは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「この度、現役を引退する事を決意しましたので皆様に報告します。私自身はまだプレー出来ると思いオファーを待っていましたが、また日本でプレーをするという事は叶いませんでした」

「10年間日本でプレーしたことは、私にとって人生最大の喜びであり、誇りです。どんな時でも私に寄り添い、力を与えてくれたサポーターの皆さんには本当に感謝しています。そして、私と共に戦ったチームメイト、監督、スタッフのみなさん本当にありがとう!」

「サンフレッチェ広島では3回のリーグ優勝、現役最後のチーム、湘南ベルマーレでもルヴァンカップのタイトルを獲得する事ができました。私は私らしく勝者として現役生活の幕を下ろしたいと思います。また近い将来、日本の皆さんに会える事を楽しみにしてます!」
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湘南、衝撃のノーゴール! 混乱を招いた大誤審にJリーガーも反応

17日、明治安田生命J1リーグ第12節が行われた。埼玉スタジアム2002で行われた浦和レッズvs湘南ベルマーレでは、誰もが目を疑う大誤審が発生。この誤審に、多くのサッカーファンが反応する中、現役Jリーガーも苦言を呈している。 <div id="cws_ad"> <script src="//player.performgroup.com/eplayer.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=dfycu4p5mzm61gpql7uerjkpo" async></script> </div> 試合は連敗を止めたいホームの浦和が先手を奪う。22分に長沢和輝が、25分にはアンドリュー・ナバウトが得点し、2点のリードを得る。 そして迎えた31分、問題のシーンが生まれた。 力強いドリブルで仕掛けた梅崎司から、ボックス手前でパスを受けた杉岡大暉がボックス手前で球際を制すと、左足を一閃。シュートは右ポストに当たって跳ね返ると、左サイドネットを揺らした。しかし、次の瞬間、左サイドネットからボールが跳ね返り、ゴールの外へと出る。 浦和のGK西川周作もゴールが決まったと思い、跳ね返ったボールをセンターサークルへとスロー。しかし、山本雄大主審は、ノーゴールと判定し、そのままプレーが続行。思わぬカウンターとなり、浦和が湘南ゴールに迫るが、GK秋元陽太がなんとかセーブした。 プレーが止まると、湘南の選手が猛抗議。曹貴裁監督以下、湘南のコーチや控え選手も入り乱れた猛抗議が行われた。スローで見ても、明らかにボールはゴールに入っており、審判団の誤審は明確。しかし、10分を超える抗議は認められず、2-0で浦和が前半を終えた。 このシーンに関して、試合を見ていた多くのJリーガーがSNS上で反応。誤審が起こることに理解を示しながらも、疑いようのない誤審に苦言を呈していた。 ◆馬場賢治(大分トリニータ) 「浦和vs湘南」 「人間だからミスは絶対あると思う。それも理解してる。ありえない誤審された経験もある」 「でもこれはちょっとありえない」 「みんな1試合に人生かけて戦ってる。大事な大事なチャンスにかけてる 「誤審でしたじゃすまされないよこれは」 ◆田中順也(ヴィッセル神戸) 「どうみてもゴールじゃん こういうの減らそうよ」 ◆成岡翔(藤枝MYFC) 「試合が終わった。湘南の選手に感動しました。素晴らしい」 「選手の立場からするとやはりこの誤審はダメ。許せない」 「でも湘南の戦いがこのモヤモヤを晴らしてくれた。湘南のみなさん、サッカーの素晴らしさを感じさせてくれてありがとうございます」 ◆永石拓海(レノファ山口FC) 「明らかな誤審。西川選手も決められたと、わかってた」 「あそこでノーゴールにすると一番叩かれると思うな」 「レフェリングミスを認めたら試合時間が伸びるだけで済むのに」 ◆三竿雄斗(大分トリニータ) 「でも湘南が勝ったことによっていつものようにうやむやにして終わらせるのはなしでお願いします!^ ^」 ◆三竿健斗(鹿島アントラーズ) 「笑いをこらえきれないくらいひどすぎる。。」 ◆渡邉千真(ガンバ大阪) 「これでノーゴールの判定はありえない。」 なお、試合は2点ビハインドの湘南が後半に猛攻。後半開始から途中出場した菊地俊介が2ゴールを挙げ同点とすると、後半アディショナルタイムに山根視来が劇的な逆転弾を決め、2-3で湘南が勝利を収めた。 2019.05.17 23:18 Fri
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湘南、怒りの3発で浦和に大逆転勝利! ノーゴールの大誤審に騒然《J1》

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