王者の貫禄! 犬飼退場の鹿島、ATだけで2点差を跳ね返し慶南FCに見事な逆転勝利!!《ACL2019》
2019.04.09 20:47 Tue
鹿島アントラーズは9日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019・グループE第3節で慶南FC(韓国)とアウェイで対戦し、3-2で逆転勝利した。
グループステージではここまで1勝1分けで首位に立つ鹿島。その2試合を含め、現在公式戦7試合で負けなしで、直近では国内リーグで名古屋グランパスを下している。今回のスタメンは名古屋戦から守備陣とセルジーニョ以外の5人が変更となった。安部や三竿、遠藤、名古、金森が先発に名を連ねた。
まずは中盤を丸々入れ替えた鹿島が主導権を取りにいく。最終ラインから丁寧に繋いでいくスタイルでゆっくり侵攻。9分に、安西がボックス手前左から右足で放ったシュートがこの試合の初シュートとなった。
一方、徐々に試合に慣れてきた慶南FCも攻勢に出ると、18分にボックス手前中央でFKを獲得。ここでトリックプレーを見せ、チェ・ジェスがボックス手前から左足でシュートを狙ったが、ここは壁に当たって枠の外へ。
その後は互いに決定機を迎えられず膠着状態に。鹿島は31分にボックス右からの三竿のシュートは惜しくも枠に飛ばず。37分には右からのクロスに遠藤が飛び込んだが、相手のブロックもあり上手くミート出来なかった。
ゴールレスで迎えた後半、56分に試合は動いた。慶南FCの右サイドからの攻撃。邦本が左足で上げたインスイングのクロスをクリアしようと犬飼が頭から飛び込んだが、不運にもこれがゴールに流れてしまいオウンゴールを献上してしまった。
これで余裕が出来た慶南FCに鹿島は押し込まれる展開に。66分にはセットプレーからコ・ギョンミンに左ポスト直撃のシュートを見舞われると、70分にはキム・ソンジュンにゴールに迫られる。すると71分、慶南FCの右CKの場面。邦本が上げたクロスをジョーダン・マッチに合わせられ失点。2点リードされる展開となる。
だがその4分後、鹿島は左サイドから上げたクロスがウー・ジサングのオウンゴールを誘って点差を縮める。
しかし、追いつきたい鹿島に更なるアクシデント。84分に相手へのファウルで犬飼が2枚目のイエローカードを貰い退場に。80分には町田が大会2枚目のカードを受けており、これで折り返しとなる次節第4節の慶南FCは、町田と犬飼を欠いて戦うことになってしまった。
ところがドラマはここから始まった。後半アディショナルタイムの91分、左サイドから入ったクロスをファーサイドで安部が頭で折り返すと、金森がこれを押し込んで同点に。
さらにその2分後には、再び左サイドから上がったクロスを途中出場の小田が折り返しセルジーニョへ。セルジ―ニョは相手を背にしながらも上手く反転し、その勢いのまま右足一閃。豪快なシュートがゴール右隅に決まり、鹿島が土壇場で逆転に成功した。
そして、試合はこのまま終了。最後の最後まで劣勢を強いられた鹿島だったが、王者の貫禄を見せつけ見事な逆転勝利を収めた。これで3試合で勝ち点7を積み重ね、折り返しとなる次節は再び慶南FCと対戦する。
グループステージではここまで1勝1分けで首位に立つ鹿島。その2試合を含め、現在公式戦7試合で負けなしで、直近では国内リーグで名古屋グランパスを下している。今回のスタメンは名古屋戦から守備陣とセルジーニョ以外の5人が変更となった。安部や三竿、遠藤、名古、金森が先発に名を連ねた。
一方、徐々に試合に慣れてきた慶南FCも攻勢に出ると、18分にボックス手前中央でFKを獲得。ここでトリックプレーを見せ、チェ・ジェスがボックス手前から左足でシュートを狙ったが、ここは壁に当たって枠の外へ。
その後は互いに決定機を迎えられず膠着状態に。鹿島は31分にボックス右からの三竿のシュートは惜しくも枠に飛ばず。37分には右からのクロスに遠藤が飛び込んだが、相手のブロックもあり上手くミート出来なかった。
互角の戦いが続く中、前半アディショナルタイムにイ・ガンジンのボックス右からのシュートを許す。GKクォン・スンテが見事にストップしたのだが、このときにイ・ガンジンの足がクォン・スンテの足首に全体重がかかるように乗ってしまい、クォン・スンテは続行不可能に。担架で運ばれ、曽ヶ端と交代した。
ゴールレスで迎えた後半、56分に試合は動いた。慶南FCの右サイドからの攻撃。邦本が左足で上げたインスイングのクロスをクリアしようと犬飼が頭から飛び込んだが、不運にもこれがゴールに流れてしまいオウンゴールを献上してしまった。
これで余裕が出来た慶南FCに鹿島は押し込まれる展開に。66分にはセットプレーからコ・ギョンミンに左ポスト直撃のシュートを見舞われると、70分にはキム・ソンジュンにゴールに迫られる。すると71分、慶南FCの右CKの場面。邦本が上げたクロスをジョーダン・マッチに合わせられ失点。2点リードされる展開となる。
だがその4分後、鹿島は左サイドから上げたクロスがウー・ジサングのオウンゴールを誘って点差を縮める。
しかし、追いつきたい鹿島に更なるアクシデント。84分に相手へのファウルで犬飼が2枚目のイエローカードを貰い退場に。80分には町田が大会2枚目のカードを受けており、これで折り返しとなる次節第4節の慶南FCは、町田と犬飼を欠いて戦うことになってしまった。
ところがドラマはここから始まった。後半アディショナルタイムの91分、左サイドから入ったクロスをファーサイドで安部が頭で折り返すと、金森がこれを押し込んで同点に。
さらにその2分後には、再び左サイドから上がったクロスを途中出場の小田が折り返しセルジーニョへ。セルジ―ニョは相手を背にしながらも上手く反転し、その勢いのまま右足一閃。豪快なシュートがゴール右隅に決まり、鹿島が土壇場で逆転に成功した。
そして、試合はこのまま終了。最後の最後まで劣勢を強いられた鹿島だったが、王者の貫禄を見せつけ見事な逆転勝利を収めた。これで3試合で勝ち点7を積み重ね、折り返しとなる次節は再び慶南FCと対戦する。
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