途中出場大槻の移籍後初弾が決勝点! 山形、東京V撃破で首位浮上! 琉球vs柏の上位対決はドロー《J2》
2019.04.07 18:20 Sun
明治安田生命J2リーグ第8節の11試合が7日に各地で行われた。
トランスコスモススタジアム長崎で行われたV・ファーレン長崎vsレノファ山口FCは、2-2の引き分けに終わった。
得点力不足に悩む20位・長崎(勝ち点7)と、守備が不安定な21位・山口(勝ち点4)。浮上のきっかけをつかみたい両者の一戦は、アウェイの山口が先手を取る。10分、ビルドアップから右サイドバックの前が味方にパスを預けて一気にボックス右に走り込む。これを見逃さなかった三幸がパスを受けると、ワンタッチでパスを送り、最後は前が角度のないところから右足を振り抜いて先制点を奪った。
さらに山口はその2分後、前からパスを受けた吉濱が右サイドのハーフウェイラインを越えた辺りから相手最終ラインの裏へロングパス。これに反応した高井がGK徳重との一対一を迎え、ループシュートで追加点を奪った。
2点ビハインドと苦しい展開を強いられる長崎。それでも27分、ボックス手前中央やや右の位置でFKを獲得すると、キッカーを務めた玉田が短い助走から左足を振り抜く。これがゴール右上の絶妙なコースに決まり、長崎が1点差に詰め寄る。
試合は結局、2-2で終了。長崎はこれで2試合未勝利。一方の山口は5試合勝利なしと苦しい時期が続いている。
NDソフトスタジアム山形で行われたモンテディオ山形vs東京ヴェルディは、2-1で山形が勝利した。
6戦負無敗と好調の5位・山形(勝ち点14)と、3戦無敗と開幕連敗から徐々に立て直してきた15位・東京V(勝ち点8)が激突した。
山形にとっては首位浮上の可能性もあるチャンス。その山形ペースで進んだ試合だったが、アウェイの東京Vが前半終了間際に先制する。44分、敵陣中央右で林が前線へスルーパスを送ると、小池が囲まれながらもボックス右に侵攻し、左足を振り抜いてゴール左に流し込んだ。
東京Vリードで試合を折り返すと、山形が反撃。60分、最終ラインの熊本が前線へロングフィード。これに坂元が抜け出して胸トラップから左足を振り抜いてゴール右に蹴り込み、山形が同点に追いついた。
逆転を目指す山形は87分、同点ゴールを決めた坂元に代えて大槻を投入。するとその3分後、右サイドからのパス回しからオーバーラップした熊本がボックス右からクロスを送る。ここに待ち構えていた大槻が頭でゴール左に押し込んで、山形が2-1と逆転した。
このゴールが決勝点に。途中出場の大槻の移籍後初ゴールで勝利した山形が7戦無敗で暫定首位に立った。
タピック県総ひやごんスタジアムで行われたFC琉球vs柏レイソルは、1-1の引き分けに終わった。
前節は初黒星も昇格組ながら奮闘を見せる4位・琉球(勝ち点14)と、前節の勝利で連敗を「2」でストップした3位・柏(勝ち点15)の上位対決。試合開始時点で、勝ち点15だった首位・ヴァンフォーレ甲府と、2位・水戸ホーリーホックが引き分けたため、両者に首位浮上のチャンスが訪れた。
この絶好機にアウェイの柏がいきなり先制する。3分、クリスティアーノからの右CKをニアサイドの染谷が頭でフリック。最後はファーサイドに詰めていたガブリエルが右足アウトサイドで押し込んだ。
出鼻を挫かれた琉球は42分、田中からパスを受けた岡崎がボックス右手前から右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがゴール左上を捉えたが、ここは柏の守護神GK中村にファインセーブで阻まれ、同点ゴールとはならない。
追いつきたい琉球は58分、鈴木がボックス右外からクロスを供給。これをニアサイドの富所がジャンピングボレーで合わせる。しかし、惜しくもGK中村の正面に飛んでしまう。
琉球は69分、田中に代えて上門を投入。すると迎えた82分、途中出場の男が期待に応える。左サイド深い位置でボールを受けた徳元がフリーで抜け出し、ファーサイドにクロスを供給。ここに一人、マークを外していたのが上門。右足でジャストミートさせ、完璧なシュートをゴール右に突き刺した。
上位対決は両者譲らず、1-1で終了。共に首位浮上のチャンスを逃した。
これにより、山形が首位に浮上した。
◆明治安田生命J2リーグ第8節
▽4/7(日)
ファジアーノ岡山 3-3 アルビレックス新潟
愛媛FC 2-0 FC岐阜
鹿児島ユナイテッドFC 0-2 大宮アルディージャ
モンテディオ山形 2-1 東京ヴェルディ
水戸ホーリーホック 1-1 徳島ヴォルティス
栃木SC 1-2 京都サンガF.C.
横浜FC 1-1 アビスパ福岡
ツエーゲン金沢 1-0 ジェフユナイテッド千葉
V・ファーレン長崎 2-2 レノファ山口FC
FC町田ゼルビア 1-1 ヴァンフォーレ甲府
FC琉球 1-1 柏レイソル
トランスコスモススタジアム長崎で行われたV・ファーレン長崎vsレノファ山口FCは、2-2の引き分けに終わった。
さらに山口はその2分後、前からパスを受けた吉濱が右サイドのハーフウェイラインを越えた辺りから相手最終ラインの裏へロングパス。これに反応した高井がGK徳重との一対一を迎え、ループシュートで追加点を奪った。
2点ビハインドと苦しい展開を強いられる長崎。それでも27分、ボックス手前中央やや右の位置でFKを獲得すると、キッカーを務めた玉田が短い助走から左足を振り抜く。これがゴール右上の絶妙なコースに決まり、長崎が1点差に詰め寄る。
その後、両者の攻防は激しさを増す中、試合は2-1の山口リードのまま終盤に。このまま試合終了かに思われた88分、長崎がついに同点に追いつく。敵陣中央やや右でボールを受けた大竹が相手守備陣の綻びを見逃さず、ボックス内へスルーパス。これを途中出場の呉屋がシュートを放つも、GK徳重がパンチング。それでも最後、こぼれ球に素早く反応した玉田がゴールに蹴り込み、長崎が試合を振り出しに戻した。
試合は結局、2-2で終了。長崎はこれで2試合未勝利。一方の山口は5試合勝利なしと苦しい時期が続いている。
NDソフトスタジアム山形で行われたモンテディオ山形vs東京ヴェルディは、2-1で山形が勝利した。
6戦負無敗と好調の5位・山形(勝ち点14)と、3戦無敗と開幕連敗から徐々に立て直してきた15位・東京V(勝ち点8)が激突した。
山形にとっては首位浮上の可能性もあるチャンス。その山形ペースで進んだ試合だったが、アウェイの東京Vが前半終了間際に先制する。44分、敵陣中央右で林が前線へスルーパスを送ると、小池が囲まれながらもボックス右に侵攻し、左足を振り抜いてゴール左に流し込んだ。
東京Vリードで試合を折り返すと、山形が反撃。60分、最終ラインの熊本が前線へロングフィード。これに坂元が抜け出して胸トラップから左足を振り抜いてゴール右に蹴り込み、山形が同点に追いついた。
逆転を目指す山形は87分、同点ゴールを決めた坂元に代えて大槻を投入。するとその3分後、右サイドからのパス回しからオーバーラップした熊本がボックス右からクロスを送る。ここに待ち構えていた大槻が頭でゴール左に押し込んで、山形が2-1と逆転した。
このゴールが決勝点に。途中出場の大槻の移籍後初ゴールで勝利した山形が7戦無敗で暫定首位に立った。
タピック県総ひやごんスタジアムで行われたFC琉球vs柏レイソルは、1-1の引き分けに終わった。
前節は初黒星も昇格組ながら奮闘を見せる4位・琉球(勝ち点14)と、前節の勝利で連敗を「2」でストップした3位・柏(勝ち点15)の上位対決。試合開始時点で、勝ち点15だった首位・ヴァンフォーレ甲府と、2位・水戸ホーリーホックが引き分けたため、両者に首位浮上のチャンスが訪れた。
この絶好機にアウェイの柏がいきなり先制する。3分、クリスティアーノからの右CKをニアサイドの染谷が頭でフリック。最後はファーサイドに詰めていたガブリエルが右足アウトサイドで押し込んだ。
出鼻を挫かれた琉球は42分、田中からパスを受けた岡崎がボックス右手前から右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがゴール左上を捉えたが、ここは柏の守護神GK中村にファインセーブで阻まれ、同点ゴールとはならない。
追いつきたい琉球は58分、鈴木がボックス右外からクロスを供給。これをニアサイドの富所がジャンピングボレーで合わせる。しかし、惜しくもGK中村の正面に飛んでしまう。
琉球は69分、田中に代えて上門を投入。すると迎えた82分、途中出場の男が期待に応える。左サイド深い位置でボールを受けた徳元がフリーで抜け出し、ファーサイドにクロスを供給。ここに一人、マークを外していたのが上門。右足でジャストミートさせ、完璧なシュートをゴール右に突き刺した。
上位対決は両者譲らず、1-1で終了。共に首位浮上のチャンスを逃した。
これにより、山形が首位に浮上した。
◆明治安田生命J2リーグ第8節
▽4/7(日)
ファジアーノ岡山 3-3 アルビレックス新潟
愛媛FC 2-0 FC岐阜
鹿児島ユナイテッドFC 0-2 大宮アルディージャ
モンテディオ山形 2-1 東京ヴェルディ
水戸ホーリーホック 1-1 徳島ヴォルティス
栃木SC 1-2 京都サンガF.C.
横浜FC 1-1 アビスパ福岡
ツエーゲン金沢 1-0 ジェフユナイテッド千葉
V・ファーレン長崎 2-2 レノファ山口FC
FC町田ゼルビア 1-1 ヴァンフォーレ甲府
FC琉球 1-1 柏レイソル
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