ローマ勢が揃って取りこぼし…トリノ勝利で5位ラツィオから4チームが同勝ち点に《セリエA》
2019.04.04 06:26 Thu
セリエA第30節、ローマvsフィオレンティーナが3日にスタディオ・オリンピコで行われ、2-2のドローに終わった。
ナポリ戦後パロッタ会長から激しい檄が飛んだローマは、今年1月末のコッパ・イタリアで1-7の屈辱的な大敗を喫したヴィオラ相手にリベンジを目指す。ナポリ戦からは先発4人を変更し、GKをオルセンからミランテに代えたほか、出場停止のマノラスの代役にファン・ジェズス、デ・ロッシとシックに代えてザニオーロとクライファートの若手コンビを起用した。
立ち上がりからスピーディーな相手の攻撃に手を焼くローマは4分にベナッシ、12分にムリエルと続けて決定的な枠内シュートを浴びるが、ここはGKミランテの好守で凌ぐ。しかし、ムリエルのシュートセーブの際に与えた左CKをペッゼッラにピッチへ叩きつける強烈なヘディングシュートで流し込まれて先制を許す。
この失点で不穏な空気が漂うローマだがすぐさま反発力を見せる。失点直後の14分、左に流れてボールを受けたジェコが大きなサイドチェンジ。これをボックス右で受けたクライファートが切り返しから左足でクロスを入れると、ザニオーロのヘディングが左ポストの内側を叩いてそのままゴールネットに吸い込まれた。
1-1のイーブンで試合は後半に入るが、前半同様に立ち上がりにゴールが生まれる。51分、ボックス手前でベナッシの落としに反応した古巣対戦のジェルソンが強烈なミドルシュートを放つと、ゴール前でDFファン・ジェズスの出した足に当たったボールがGKの逆を突く形でネットを揺らす。
しかし、ローマも57分にクリスタンテの粘りからボックス右でパスを受けたクライファートが折り返したボールをファーのペロッティが右足ボレーで合わす。これが相手DFにディフレクトすると、ゴール右隅に突き刺さった。
再び振り出しに戻った試合はここから球際でバチバチとやり合う激しい展開に。トップ4フィニッシュに向けてホームで勝ち点3がほしいローマは負傷明けのペッレグリーニ、ジェンギズ・ウンデルを続けてピッチに送り出して攻勢を強めていく。だが、幾つかの決定機をペロッティやジェコが決め切れず、試合はこのまま2-2でタイムアップ。2度のリードを追い付く粘りの試合運びを見せたローマだったが、リーグ戦3戦未勝利と足踏みが続く。
また、同日行われたSPALvsラツィオは、ホームのSPALが1-0で勝利した。
前節、インテルとの上位対決を1-0で制して5位に浮上したラツィオは、格下SPAL相手に連勝を目指したが、ここ最近ローマを破って勢いに乗るホームチーム相手に大苦戦。決定力を欠いてゴールレスの状況が続くと、89分にはボックス内で相手を倒してしまい、土壇場で痛恨のPKを献上。これをキッカーのペターニャに決められて格下相手に痛恨の敗戦となった。
さらにチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を目指すライバル対決となった勝ち点45で並ぶ9位のトリノと8位のサンプドリアの一戦は、ホームのトリノがベロッティのドッピエッタの活躍で2-1の勝利を収めた。
この結果、4日に試合を控える6位のアタランタを含め、5位ラツィオ(1試合未消化)からトリノ、ローマと勝ち点48で4チームが並ぶ大混戦となっている。
PR
SPAL、ナポリ相手に屈辱的な連敗を喫して7位に転落したローマと、直近のセリエA5試合で2敗3分けの10位フィオレンティーナによる不調対決。立ち上がりからスピーディーな相手の攻撃に手を焼くローマは4分にベナッシ、12分にムリエルと続けて決定的な枠内シュートを浴びるが、ここはGKミランテの好守で凌ぐ。しかし、ムリエルのシュートセーブの際に与えた左CKをペッゼッラにピッチへ叩きつける強烈なヘディングシュートで流し込まれて先制を許す。
この失点で不穏な空気が漂うローマだがすぐさま反発力を見せる。失点直後の14分、左に流れてボールを受けたジェコが大きなサイドチェンジ。これをボックス右で受けたクライファートが切り返しから左足でクロスを入れると、ザニオーロのヘディングが左ポストの内側を叩いてそのままゴールネットに吸い込まれた。
ここから試合は一進一退の攻防を見せる中、24分にはボックス手前のムリエルが強烈なシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩く。対するローマも33分にジェコが抑えの利いたミドルシュートをゴール左隅に飛ばすが、ここはGKラフォンの好守に遭う。
1-1のイーブンで試合は後半に入るが、前半同様に立ち上がりにゴールが生まれる。51分、ボックス手前でベナッシの落としに反応した古巣対戦のジェルソンが強烈なミドルシュートを放つと、ゴール前でDFファン・ジェズスの出した足に当たったボールがGKの逆を突く形でネットを揺らす。
しかし、ローマも57分にクリスタンテの粘りからボックス右でパスを受けたクライファートが折り返したボールをファーのペロッティが右足ボレーで合わす。これが相手DFにディフレクトすると、ゴール右隅に突き刺さった。
再び振り出しに戻った試合はここから球際でバチバチとやり合う激しい展開に。トップ4フィニッシュに向けてホームで勝ち点3がほしいローマは負傷明けのペッレグリーニ、ジェンギズ・ウンデルを続けてピッチに送り出して攻勢を強めていく。だが、幾つかの決定機をペロッティやジェコが決め切れず、試合はこのまま2-2でタイムアップ。2度のリードを追い付く粘りの試合運びを見せたローマだったが、リーグ戦3戦未勝利と足踏みが続く。
また、同日行われたSPALvsラツィオは、ホームのSPALが1-0で勝利した。
前節、インテルとの上位対決を1-0で制して5位に浮上したラツィオは、格下SPAL相手に連勝を目指したが、ここ最近ローマを破って勢いに乗るホームチーム相手に大苦戦。決定力を欠いてゴールレスの状況が続くと、89分にはボックス内で相手を倒してしまい、土壇場で痛恨のPKを献上。これをキッカーのペターニャに決められて格下相手に痛恨の敗戦となった。
さらにチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を目指すライバル対決となった勝ち点45で並ぶ9位のトリノと8位のサンプドリアの一戦は、ホームのトリノがベロッティのドッピエッタの活躍で2-1の勝利を収めた。
この結果、4日に試合を控える6位のアタランタを含め、5位ラツィオ(1試合未消化)からトリノ、ローマと勝ち点48で4チームが並ぶ大混戦となっている。
PR
|
関連ニュース