格下SPALに7戦ぶり白星献上のローマ、ミラノ勢にプレッシャーをかけられず…《セリエA》

2019.03.17 03:57 Sun
Getty Images
ローマは16日、セリエA第28節でSPALとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗戦した。

ラニエリ新体制となった前節エンポリ戦を辛くも2-1で逃げ切った5位ローマ(勝ち点47)は、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位インテルを3ポイント差で追う中、出場停止明けのジェコがスタメンに復帰し、エンポリ戦でゴールを決めたシックと2トップを形成した。
ここ6試合勝利のない16位SPAL(勝ち点23)に対し、フラットな[4-4-2]で臨んだローマは右サイドにクライファート、左にエル・シャーラウィを配した。

互いに慎重な入りを見せたことで静かな展開で立ち上がっていく。そんな中22分、ローマが先制される。右クロスからファーサイドのファレスにヘッドで流し込まれた。

続く25分にもクルティッチのミドルシュートでゴールを脅かされたローマは、35分にようやくチャンス。ボックス左に個人技で侵入したジェコが左足でGKを強襲した。
しかし、ハーフタイムにかけても攻撃の形を作れなかったローマは前半を1点ビハインドで終えた。

後半からエル・シャーラウィとクライファートに代えてザニオーロとペロッティを投入したローマは52分、ザニオーロのスルーパスに反応してボックス内に侵入したジェコが相手DFに倒されてPKを獲得.これをペロッティが決めて試合を振り出しに戻した。

しかし57分、今度はボックス内に侵入したペターニャをファン・ジェズスが倒したとしてPKを献上。これをペターニャに決められ、勝ち越されてしまった。

再び追う展開となったローマは73分に同点のチャンス。ペロッティのロングフィードをボックス中央で受けたジェコが胸トラップからシュート。枠を捉えていたが、GKヴィヴィアーノの好守に阻まれてしまった。

終盤にかけてはローマが攻勢に出る流れとなったが、決定機を生み出すには至らず1-2のまま敗戦。格下に7試合ぶりの白星を献上し、明日ダービーを戦うミラノ勢にプレッシャーをかけることはできなかった。
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