FC東京が逆転で今季初勝利! 湘南は武富2戦連発も及ばず…《J1》
2019.03.02 17:59 Sat
明治安田生命J1リーグ第2節の湘南ベルマーレvsFC東京が2日にShonanBMWスタジアム平塚で行われ、3-2でFC東京が勝利した。
開幕節の北海道コンサドーレ札幌戦を2-0で制した湘南が、川崎フロンターレと0-0で引き分けたFC東京をホームに迎えた一戦。湘南は前節からスタメンを1名変更し、中川に代えて菊池を起用した。対するFC東京は、スタメンを変更せず。ベンチには新加入のFWジャエルが名を連ねた。なお、先発した東と高萩にとっては記念すべきJ1通算250試合目となった。
試合の立ち上がり、永井を中心に前線からのプレスを敢行するFC東京が積極性を見せていくが、シュートまでは至らず。15分には湘南陣内中央付近の室屋がかなり遠い位置からミドルシュートを狙うが、枠を捉えることは出来ない。
すると17分、湘南が最初にチャンスを掴む。左サイドで得たFKのキッカーを担当した松田がゴール前にクロスを供給すると、密集地帯で頭に当てた大野がボールを前に送る。GK林の目の前で武富がシュートを放つと、高萩に当たったボールがゴールに吸い込まれた。
それでも27分、首都クラブの“新10番”が結果を残す。小川の浮き球のスルーパスに抜け出したディエゴ・オリヴェイラがクロスを供給し、東がニアに飛び込んで合わせる。体勢を崩しながら放ったシュートは、右ポストに当たりながらもネットを揺らした。東にとっては、自身のJ1通算250試合出場を記念する祝砲となっている。
前半終了間際の46分には、カウンターの場面でピッチ中央付近の久保がディエゴ・オリヴェイラに絶妙なスルーパスを通し、FC東京が3対2の数的優位を迎える。自らボックス右まで侵攻したディエゴ・オリヴェイラのクロスはシュートに繋がらなかったものの、2-1とリードするFC東京が優位な形で試合の折り返しを迎えた。
湘南は、前半終了間際に太もも付近を痛めて担架で運び出されていたDF坂に代えて、後半のスタートからMF小林を投入。岡本を一列下げ、小林は右のウイングバックに配された。
しかし後半開始早々、FC東京が前半の勢いそのままに攻勢に出る。47分にピッチ中央付近でボールを奪取した永井がドリブルで長い距離を運んでシュートに持ち込めば、直後にはディエゴ・オリヴェイラのスルーパスに反応した室屋が右サイドからクロスを供給。飛び込んだ久保には合わなかったものの、DF岡本の手に当たりPKの判定となり、キッカーのディエゴ・オリヴェイラが落ち着いて今シーズンの初弾を決め切ってリードを3点に広げた。
それでも、逆転されて突き放された湘南も意地を見せる。55分に右サイド浅い位置の松田がクロスを入れると、ボールはファーのDF室屋とGK林の間でワンバウンド。やや見合った隙に頭から飛び込んだ武富が押し込み、1点差に詰め寄る。武富にとっては、2試合連発の今シーズン3点目となった。
激化している試合、今度はFC東京が湘南ゴールに迫る。60分、ボックス手前中央でFKを獲得すると、キッカーの森重が枠の右端を捉えたシュートを放つ。しかし、ゴールラインを越える寸前でGK秋元のファインセーブに阻まれる。
もう1点以上が欲しい湘南は67分に菊池に代えて指宿を投入。その後、湘南はクロスの本数を増やしていき、70分には杉岡が左サイド深い位置からボックス内に折り返す。すると、この場面でボールがFC東京DFの手に当たったとして湘南の選手陣が抗議。しかし、その訴えは受け入れられずスコアをイーブンに持ち込むことは出来ない。
勝ち切りたいFC東京は75分に二枚替えを敢行。疲れの見える永井、久保に代えて、ナ・サンホ、大森を送り出した。対する湘南も山崎に代えて野田を起用し、3枚のカードを使い切る。
終盤に突入している79分、湘南はボックス手前右の良い位置でFKを獲得。しかし、キッカーの杉岡が左足で狙った精度の高いシュートはGK林が弾き出す。結局、2-3のスコアが再び動くことはないまま終了の笛を迎えた。
この結果、FC東京は今シーズンの初白星を飾ることに成功。対する湘南は、連勝とはいかなかった。
開幕節の北海道コンサドーレ札幌戦を2-0で制した湘南が、川崎フロンターレと0-0で引き分けたFC東京をホームに迎えた一戦。湘南は前節からスタメンを1名変更し、中川に代えて菊池を起用した。対するFC東京は、スタメンを変更せず。ベンチには新加入のFWジャエルが名を連ねた。なお、先発した東と高萩にとっては記念すべきJ1通算250試合目となった。
すると17分、湘南が最初にチャンスを掴む。左サイドで得たFKのキッカーを担当した松田がゴール前にクロスを供給すると、密集地帯で頭に当てた大野がボールを前に送る。GK林の目の前で武富がシュートを放つと、高萩に当たったボールがゴールに吸い込まれた。
それでも27分、首都クラブの“新10番”が結果を残す。小川の浮き球のスルーパスに抜け出したディエゴ・オリヴェイラがクロスを供給し、東がニアに飛び込んで合わせる。体勢を崩しながら放ったシュートは、右ポストに当たりながらもネットを揺らした。東にとっては、自身のJ1通算250試合出場を記念する祝砲となっている。
さらに40分、小川がまたしても最終ラインの裏にフィードを送ると、快足を誇る永井が飛び出し一度はGK秋元が処理しかけたボールを奪う。ボックス右から中央に折り返すと、飛び込んだディエゴ・オリヴェイラのシュートはGk秋元に阻まれたが橋本がこぼれ球を押し込んだ。
前半終了間際の46分には、カウンターの場面でピッチ中央付近の久保がディエゴ・オリヴェイラに絶妙なスルーパスを通し、FC東京が3対2の数的優位を迎える。自らボックス右まで侵攻したディエゴ・オリヴェイラのクロスはシュートに繋がらなかったものの、2-1とリードするFC東京が優位な形で試合の折り返しを迎えた。
湘南は、前半終了間際に太もも付近を痛めて担架で運び出されていたDF坂に代えて、後半のスタートからMF小林を投入。岡本を一列下げ、小林は右のウイングバックに配された。
しかし後半開始早々、FC東京が前半の勢いそのままに攻勢に出る。47分にピッチ中央付近でボールを奪取した永井がドリブルで長い距離を運んでシュートに持ち込めば、直後にはディエゴ・オリヴェイラのスルーパスに反応した室屋が右サイドからクロスを供給。飛び込んだ久保には合わなかったものの、DF岡本の手に当たりPKの判定となり、キッカーのディエゴ・オリヴェイラが落ち着いて今シーズンの初弾を決め切ってリードを3点に広げた。
それでも、逆転されて突き放された湘南も意地を見せる。55分に右サイド浅い位置の松田がクロスを入れると、ボールはファーのDF室屋とGK林の間でワンバウンド。やや見合った隙に頭から飛び込んだ武富が押し込み、1点差に詰め寄る。武富にとっては、2試合連発の今シーズン3点目となった。
激化している試合、今度はFC東京が湘南ゴールに迫る。60分、ボックス手前中央でFKを獲得すると、キッカーの森重が枠の右端を捉えたシュートを放つ。しかし、ゴールラインを越える寸前でGK秋元のファインセーブに阻まれる。
もう1点以上が欲しい湘南は67分に菊池に代えて指宿を投入。その後、湘南はクロスの本数を増やしていき、70分には杉岡が左サイド深い位置からボックス内に折り返す。すると、この場面でボールがFC東京DFの手に当たったとして湘南の選手陣が抗議。しかし、その訴えは受け入れられずスコアをイーブンに持ち込むことは出来ない。
勝ち切りたいFC東京は75分に二枚替えを敢行。疲れの見える永井、久保に代えて、ナ・サンホ、大森を送り出した。対する湘南も山崎に代えて野田を起用し、3枚のカードを使い切る。
終盤に突入している79分、湘南はボックス手前右の良い位置でFKを獲得。しかし、キッカーの杉岡が左足で狙った精度の高いシュートはGK林が弾き出す。結局、2-3のスコアが再び動くことはないまま終了の笛を迎えた。
この結果、FC東京は今シーズンの初白星を飾ることに成功。対する湘南は、連勝とはいかなかった。
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