【J1開幕直前クラブガイド】昨季の教訓生かせるか、戦力アップで安定した戦いを!《サンフレッチェ広島》

2019.02.15 18:16 Fri
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2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第16弾はサンフレッチェ広島を紹介。

◆ノーマークだった昨季から徹底マークへ《ACL出場権争い》
※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択
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今季は城福浩体制の真価が問われる2年目となる。昨季は20ゴールを記録したFWパトリックの覚醒に助けられた広島は、前半戦に貯めた勝ち点でラスト9試合未勝利という大砂漠を何とか乗り越え、上出来すぎる2位フィニッシュを果たした。
しかし、今季はそう甘くない。新たに背番号「10」に変更したパトリックが昨季後半戦同様に執拗なマークを受けることは確実で、さらにアジア・チャンピオンズリーグと並行して戦わなくてはならないため、城福監督には昨季以上の知恵が必要となる。目標は良くて2年連続のACL出場権獲得といったところだ。

去年と同じような戦いをしていれば残留争いに巻き込まれかねない。だがそこはクラブも重々承知。広島は移籍期間にパトリックの競争相手、もしくは相棒として東京ヴェルディからFWドウグラス・ヴィエイラを獲得。2017年はJ2リーグで18ゴール、2018年は13ゴールを挙げており、昨季はパトリックの一本槍だった攻撃陣に頼れる仲間が増えた印象だ。また、同じく東京Vからは昨季J2で全試合に出場したDF井林章を迎え入れ、DF千葉和彦の抜けた穴をカバーした。

その他では、DF馬渡和彰の川崎フロンターレへの移籍を受けて、スウェーデンからDFエミル・サロモンソンを呼び寄せた。前所属のIFKヨーテボリでは通算244試合に出場し27ゴール39アシストを記録しているが、海外初挑戦となる元スウェーデン代表の実力は未知数だ。また、およそ2年半の武者修行を終えて帰ってきたMF野津田岳人や、清水エスパルスから期限付きで復帰したMF清水航平にも即戦力として期待したい。
今年のストーブリーグでは、タイと鹿児島で2度のトレーニングキャンプを実施し、時間をかけて調整を行った。鹿児島キャンプではジュビロ磐田と45分×4本のトレーニングマッチを行い、合計スコア3-2で勝利。11日に行われたレノファ山口とのプレシーズンマッチも1-0で勝利するなど、「昨年よりも1週間早くコンディションが仕上がってきた」と城福監督が語るように、新シーズン開幕に向けて準備は整ってきているようだ。

Jリーグ開幕に先駆けて、広島は19日にACLプレーオフでチェンライ・ユナイテッド(タイ)とのホーム戦を戦う。昨シーズンよりも厳しい1年の始まりはもうそこに迫っている。「タイ、鹿児島とやるべきことをやってきた自負がある」と自信を覗かせてくれた監督を信頼し、どこまで突き進めるか…。

◆補強動向《B》※最低E~最高S
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【IN】
DF荒木隼人(22)←関西大学/新加入
DF井林章(28)←東京ヴェルディ/完全移籍
DFエミル・サロモンソン(29)←IFKヨーテボリ(スウェーデン)/完全移籍
DF高橋壮也(22)←ファジアーノ岡山/復帰
MF清水航平(29)←清水エスパルス/期限付き移籍
MF野津田岳人(24)←ベガルタ仙台/復帰
MF東俊希(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格
MF松本大弥(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格
FW皆川佑介(27)←ロアッソ熊本/復帰
FWドウグラス・ヴィエイラ(31)←東京ヴェルディ/完全移籍
FWパトリック(31)←サルグエイロ(ブラジル)/完全移籍

【OUT】
GK増田卓也(29)→FC町田ゼルビア/期限付き移籍
DF馬渡和彰(27)→川崎フロンターレ/完全移籍
DF千葉和彦(33)→名古屋グランパス/完全移籍
DF宮原和也(22)→名古屋グランパス/完全移籍
DFイヨハ理ヘンリー(20)→FC岐阜/期限付き移籍延長
MF長沼洋一(21)→愛媛FC/期限付き移籍
MF川村拓夢(19)→愛媛FC/期限付き移籍
MF森崎和幸(37)→現役引退
MF茶島雄介(27)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍延長
MFフェリペ・シウバ(28)→セアラ(ブラジル)/完全移籍
FW工藤壮人(28)→レノファ山口FC/期限付き移籍
FWティーラシン(30)→ムアントン・ユナイテッド(タイ)/期限付き移籍満了

◆超WS編集部イチオシ選手
FWドウグラス・ヴィエイラ(31)
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昨季と同じように[4-4-2]を基本フォーメーションとするのなら、おそらくレギュラーは堅いであろうパトリックの横には新加入のドウグラス・ヴィエイラが並ぶ可能性が高い。東京V在籍3年間で通算113試合38得点のブラジル人助っ人には、退団したFWティーラシンやFW工藤壮人をカバーするだけでなく、パトリックすら飲み込んでしまうような活躍を見せてほしい。昨季は不甲斐なかったパトリックの“相棒枠”をかけて、新ブラジル人を中心に激しい競争が巻き起こることを期待したい。

◆注目の東京五輪世代!
MF森島司(21)
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広島の東京五輪世代で注目の選手は森保一監督お気に入りのMF森島司だ。2016年に広島に入団した森島は、高校生だった2015年にU-18日本代表に招集を受けて以降、各年代の代表に選ばれ続けてきた。本職はセントラルMFやアタッキングMFだが、代表ではFWも務めたこともあり、サイドもこなせるポリバレントな選手だ。昨季はルヴァンカップの出場がメインだったが、プロ4年目の今季、広島の中盤ではMF稲垣祥が右肩鎖関節亜脱臼で開幕には間に合わない。このチャンスを森島が生かすことが出来れば、2019年は飛躍の年にできるかもしれない。
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広島が佐々木翔の同点弾で無敗キープ、福岡はシャハブ・ザヘディが今季3点目【明治安田J1第8節】

13日、明治安田J1リーグ第8節のアビスパ福岡vsサンフレッチェ広島がベスト電器スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 12位につける福岡は前節、名古屋グランパスとのアウェイ戦でゴールレスドロー。堅守を発揮しながらも得点を奪いきれなかった。今節は紺野和也がベンチスタート、宮大樹がメンバー外となり、代わりに重見柾斗、井上聖也がスタメン入りした。 対する広島は、大橋祐紀の古巣相手の2ゴールで湘南ベルマーレを下し2連勝中。今シーズン未だ無敗で2位と好調を維持している。ミヒャエル・スキッベ監督は新井直人をベンチに置き、越道草太が今シーズン初先発となった。 良い形で試合に入ったのは広島。越道が積極的に左足でゴールを狙うと、10分には左CKからのクロスを大橋がヘディングで叩く。これはゴール左へと外れた。 一方の福岡は最前線のシャハブ・ザヘディをターゲットに攻める。11分にはボックス外から強烈な左足シュートを飛ばしたが、GK大迫敬介の正面を突いた。 流れを掴んだ福岡は立て続けにチャンス。12分には湯澤聖人の右からのクロスがファーまで届き、前嶋洋太が右足シュート。枠に飛ばしたが、またしてもGK大迫に阻まれた。 牙城を崩したのは22分。右サイドで湯澤が粘ると、倒れ込みながらのクロスに合わせたのはシャハブ・ザヘディ。高い打点のヘディングでネットを揺らし、今シーズン3点目を記録した。 しかし、アウェイの広島もすぐさま反撃。25分、右CKに合わせたのは佐々木翔。ゴール右隅にヘディングシュートを飛ばすと、GK村上昌謙は手に当てながらも弾ききれず、ゴールラインを割った。 その後は広島の攻勢で進むが、両チームともに追加点は奪えずハーフタイムへ突入。交代なしで後半を迎える。 福岡は湯澤とシャハブ・ザハディのホットラインが光る。52分、湯澤のアーリークロスにシャハブ・ザハディが今度は左足で合わせにいったが、惜しくもポストの左に飛んだ。 先に動いたのは福岡の長谷部茂利監督。60分、重見に代えて紺野をピッチに送り出す。 一方、FKや中野就斗の思い切ったロングシュートがあった広島は、73分に2枚替え。東俊希、越道を下げて志知孝明と新井直人を投入する。 その後も福岡はウェリントン、広島は小原基樹と交代カードを使いながら試合は終盤へ。89分には広島の加藤陸次樹が志知の左からのクロスに合わせたが、枠を捉えきれない。 後半アディショナルタイムに入ってからも広島が畳みかけるが、最後の川村拓夢のシュートも左に外れ、試合終了。痛み分けとなったが、広島は無敗をキープした。 アビスパ福岡 1-1 サンフレッチェ広島 【福岡】 シャハブ・ザヘディ(前22) 【広島】 佐々木翔(前25) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたシャハブ・ザヘディの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>クロスを上げればエースが決める!<br>\<br><br>湯澤聖人が右サイドからクロスボールを入れると<br>最後はシャハブ ザヘディがヘッドで決める!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>福岡×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#福岡広島</a> <a href="https://t.co/ZheSIUSg2P">pic.twitter.com/ZheSIUSg2P</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779020981400457600?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 16:22 Sat

広島もファンサービスに声明、公共施設での対応は「お断りさせていただきます」…横浜FM、秋田も発表

サンフレッチェ広島は11日、トップチームの移動時のファンサービスに関して声明を発表した。 広島によれば、遠征時にファン・サポーターによるファンサービスを求めるケースが増えているとのこと。公共の場での対応をしないことを発表した。 「トップチームの遠征移動時におきまして、ファン・サポーターの皆様へお願いがあります」 「現在、トップチームのアウェイゲームへの遠征などチームの移動時に、公共交通機関(駅や空港)やホテル等の公共施設で、選手へファンサービス(サインや写真撮影)を求めるケースが増えております」 「チーム移動の妨げになってしまう他、公共交通機関・宿泊施設をご利用される他のお客様や、施設にもご迷惑となってしまいますので、安全面を配慮し、上記の場での対応はお断りさせていただきます」 「ファン・サポーターの皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます」 遠征時のファンサービスに関しては、今シーズンに入り横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田も声明を発表。遠征時の宿泊施設や駅、空港などでのファン・サポーターの一部に行き過ぎが行為があるとし、対応を行わない旨を発表していた。 2024.04.11 18:40 Thu

J1広島、ブンデス1部ケルンとの育成業務提携を延長 2027年6月30日まで

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