森保一監督「選手たちは非常に落ち着いていて、いい準備ができている」《AFCアジアカップ2019》
2019.01.28 01:05 Mon
28日に行われるAFCアジアカップ2019の準決勝のイラン代表戦を前日に控えた日本代表の森保一監督と、MF遠藤航が公式記者会見に出席した。
森保一監督は、フィジカル的に強いイランの対策を問われ「選手たちは球際のところでしっかりバトルして戦う姿勢を示してもらえればと思う」とコメント。また、5試合で12得点無失点と堅守を見せているイランについて「イランは手ごわいチームだが、しっかり勝利をつかみ取るためにチャレンジできればと思う。選手には思い切ってプレーしてほしい」と語った。
◆森保一監督
「ベトナム戦から中3日ということで準備を進めてきているが、選手たちは非常に落ち着いていて、いい準備ができていると思っている。今日これからもう一度、試合前のトレーニングをチーム一丸となって行い、明日、いい状態で試合に臨めればと思う」
――守備的な戦いをして僅差で勝ち上がってきており、2004年のギリシャのような戦いを見せているとも言われているが、そのことについてどう考えているか
「難しい戦いはすべての試合で覚悟している。チームもまだまだ完成されたチームではなく、未完成で、成長しながら結果を出していこうとしている。選手たちが1試合1試合、結果を出しながらいろんなことを学び、チームとしてステップアップできていると思う」
「そして僅差で勝ってきている、すべて1点差で勝利しているところについては、どんな内容のゲームであっても勝利するということで、選手たちが勝ちにこだわってやってくれていること。しぶとく勝つのは大切なことなので、選手たちはよくやってくれている。我々がやろうとしていることにトライする中、明日も思い切って我々がやろうとすることにトライしてほしいし、アグレッシブにプレーしてほしい。難しい時間もたくさんあると思うので、その中で我慢強く戦ってほしいと思う」
「FIFAランキングでもそうだが、イランはアジアの中でトップトップの強いチームだと思っている。それがアジアカップでもデータとして表れているのかなと思う。我々はどんな相手に対しても敬意を払い、そのうえで我々が持てる力をどれだけ出せるかということでやってきているので、イランは手ごわいチームだが、しっかり勝利をつかみ取るためにチャレンジできればと思うし、選手には思い切ってプレーしてほしい」
――イランは非常にフィジカル的に強いが、明日の対戦に向けどのような対策を考えているか
「サッカーはゴールを奪い合うスポーツだと思うが、その前にボールを奪い合うスポーツだと思っている。選手たちは球際のところでしっかりバトルして戦う姿勢を示してもらえればと思う。そこから我々が攻守としてやるべきことを出していければと思う」
――これまで試合翌日は午前中に練習して午後に移動していたが、今回は午後に練習して移動も一日遅らせたが、その理由は
「スケジュールは我々が決めたものだけでなく、その状況に合わせてやらないといけないのがこないだの状況だった。我々は与えられた環境の中で最善の準備をすることだけを考えてやっている。こないだの状況に関しては、我々が決めたのではなく、決められたスケジュールの中で動いたということ」
――日本は東京五輪、カタールW杯に向けて若い選手を加えているが、そういう状況でイランを倒す自信はあるか
「目の前の一戦で勝利を目指し、難しい状況をモノにしてきた。イランは非常に手ごわいチームですが、我々は厳しい戦いを覚悟して、勝利を目指して戦いたい」
――1992年のアジアカップではグループリーグ突破を懸けた試合でイランに1-0で勝っている。大きな試合を前に当時を思い出すことはあるか
「今、(記者さんに)言われて92年に広島で行われたアジアカップのことを思い出した。イラン戦のカズさんが決めたシーンも鮮明に思い出した。明日もそういう試合が見せられるように選手にはファイトしてほしいと思う。当時と今の日本サッカーは大きく違うと思っているが、一つ同じなのはチームの雰囲気としてチーム一丸となって、みんなで支え合って絆を持って戦おうという雰囲気は同じかなと思っている」
「サッカーの環境面では、当時はアマチュアからプロに移行する流れの中で、アジアカップで一戦一戦サッカーが盛り上がっていき、注目されることを感じながらプレーしていた。今は日本のプロサッカーが成熟、成長して、選手もいろんな経験を積んで、多くの選手が欧州に出て、世界のトップと呼ばれるリーグで貴重な経験を積んでいる。そういう違いがあるかなと思う。代表のモチベーションは同じだと思うが、あの当時は優勝したこともなくて、広島のアジアカップで優勝するんだという気持ちでチャレンジする気持ちで臨んでいた。いまもチャレンジする気持ちは変わらないが、今は勝って当たり前、優勝して当たり前という雰囲気の中、選手が大きなプレッシャーの中で自らをコントロールして戦っていると思う」
――サウジアラビア戦では日本のポゼッション率はずっと相手より低く、ベトナム戦では増えたが、より強いイランとは戦術的にどう戦うのか
「まずはしっかり球際のところでバトルすること。相手のプレスを回避できるように攻撃のところもボールを握れるようにチャレンジしていければと思うし、選手にもチャレンジしてもらいたい。どういう展開になるかは分からないが、サウジアラビア戦も我々がやろうとすることがなかなかできない中、いい形で先制点を奪い、どうしたらこの試合をモノにできるかを選手が賢く考えてプレーしてくれたと思う。明日の試合む我々がトライすべきところは、しっかりトライしてもらい、試合の流れをみんなで感じ取りながら意思統一して戦ってもらえればと思う」
森保一監督は、フィジカル的に強いイランの対策を問われ「選手たちは球際のところでしっかりバトルして戦う姿勢を示してもらえればと思う」とコメント。また、5試合で12得点無失点と堅守を見せているイランについて「イランは手ごわいチームだが、しっかり勝利をつかみ取るためにチャレンジできればと思う。選手には思い切ってプレーしてほしい」と語った。
「ベトナム戦から中3日ということで準備を進めてきているが、選手たちは非常に落ち着いていて、いい準備ができていると思っている。今日これからもう一度、試合前のトレーニングをチーム一丸となって行い、明日、いい状態で試合に臨めればと思う」
――守備的な戦いをして僅差で勝ち上がってきており、2004年のギリシャのような戦いを見せているとも言われているが、そのことについてどう考えているか
「難しい戦いはすべての試合で覚悟している。チームもまだまだ完成されたチームではなく、未完成で、成長しながら結果を出していこうとしている。選手たちが1試合1試合、結果を出しながらいろんなことを学び、チームとしてステップアップできていると思う」
「そして僅差で勝ってきている、すべて1点差で勝利しているところについては、どんな内容のゲームであっても勝利するということで、選手たちが勝ちにこだわってやってくれていること。しぶとく勝つのは大切なことなので、選手たちはよくやってくれている。我々がやろうとしていることにトライする中、明日も思い切って我々がやろうとすることにトライしてほしいし、アグレッシブにプレーしてほしい。難しい時間もたくさんあると思うので、その中で我慢強く戦ってほしいと思う」
――イランは今大会の5試合で12得点無失点だが、この数字に対してどう思っているか
「FIFAランキングでもそうだが、イランはアジアの中でトップトップの強いチームだと思っている。それがアジアカップでもデータとして表れているのかなと思う。我々はどんな相手に対しても敬意を払い、そのうえで我々が持てる力をどれだけ出せるかということでやってきているので、イランは手ごわいチームだが、しっかり勝利をつかみ取るためにチャレンジできればと思うし、選手には思い切ってプレーしてほしい」
――イランは非常にフィジカル的に強いが、明日の対戦に向けどのような対策を考えているか
「サッカーはゴールを奪い合うスポーツだと思うが、その前にボールを奪い合うスポーツだと思っている。選手たちは球際のところでしっかりバトルして戦う姿勢を示してもらえればと思う。そこから我々が攻守としてやるべきことを出していければと思う」
――これまで試合翌日は午前中に練習して午後に移動していたが、今回は午後に練習して移動も一日遅らせたが、その理由は
「スケジュールは我々が決めたものだけでなく、その状況に合わせてやらないといけないのがこないだの状況だった。我々は与えられた環境の中で最善の準備をすることだけを考えてやっている。こないだの状況に関しては、我々が決めたのではなく、決められたスケジュールの中で動いたということ」
――日本は東京五輪、カタールW杯に向けて若い選手を加えているが、そういう状況でイランを倒す自信はあるか
「目の前の一戦で勝利を目指し、難しい状況をモノにしてきた。イランは非常に手ごわいチームですが、我々は厳しい戦いを覚悟して、勝利を目指して戦いたい」
――1992年のアジアカップではグループリーグ突破を懸けた試合でイランに1-0で勝っている。大きな試合を前に当時を思い出すことはあるか
「今、(記者さんに)言われて92年に広島で行われたアジアカップのことを思い出した。イラン戦のカズさんが決めたシーンも鮮明に思い出した。明日もそういう試合が見せられるように選手にはファイトしてほしいと思う。当時と今の日本サッカーは大きく違うと思っているが、一つ同じなのはチームの雰囲気としてチーム一丸となって、みんなで支え合って絆を持って戦おうという雰囲気は同じかなと思っている」
「サッカーの環境面では、当時はアマチュアからプロに移行する流れの中で、アジアカップで一戦一戦サッカーが盛り上がっていき、注目されることを感じながらプレーしていた。今は日本のプロサッカーが成熟、成長して、選手もいろんな経験を積んで、多くの選手が欧州に出て、世界のトップと呼ばれるリーグで貴重な経験を積んでいる。そういう違いがあるかなと思う。代表のモチベーションは同じだと思うが、あの当時は優勝したこともなくて、広島のアジアカップで優勝するんだという気持ちでチャレンジする気持ちで臨んでいた。いまもチャレンジする気持ちは変わらないが、今は勝って当たり前、優勝して当たり前という雰囲気の中、選手が大きなプレッシャーの中で自らをコントロールして戦っていると思う」
――サウジアラビア戦では日本のポゼッション率はずっと相手より低く、ベトナム戦では増えたが、より強いイランとは戦術的にどう戦うのか
「まずはしっかり球際のところでバトルすること。相手のプレスを回避できるように攻撃のところもボールを握れるようにチャレンジしていければと思うし、選手にもチャレンジしてもらいたい。どういう展開になるかは分からないが、サウジアラビア戦も我々がやろうとすることがなかなかできない中、いい形で先制点を奪い、どうしたらこの試合をモノにできるかを選手が賢く考えてプレーしてくれたと思う。明日の試合む我々がトライすべきところは、しっかりトライしてもらい、試合の流れをみんなで感じ取りながら意思統一して戦ってもらえればと思う」
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