FIFPRoとUEFAがクリバリへの人種差別的チャントへの試合中の対応を非難
2018.12.29 11:10 Sat
▽ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリに対する人種差別的チャントに対して、FIFPRo(国際プロサッカー選手会)とUEFA(欧州サッカー連盟)が声明を発表した。イギリス『FourFourTwo』が伝えた。
▽スタジアムでの放送にも反応せずにチャントは続き、ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は審判団に試合の中断を求めたが、聞き入れられずに試合は続行。そして、クリバリはファウルにより警告を受けると、この判定で審判を侮辱したと捉えられ2度目の警告。退場処分となりピッチを去った。
▽これらの事件に対し、各方面からクリバリへの人種差別的チャントを非難する声や、クリバリを擁護するコメントが届く中、FIFProとUEFAが声明を発表。人種差別的チャントを非難するとともに、試合中の対応に問題があったと非難した。
「FIFProはUEFAは、水曜日にナポリのカリドゥ・クリバリに対して、インテルとのリーグ戦中に人種差別的な虐待をしたことを非難する」
「しかし、FIFProとUEFAは、この容認できない人種差別的な事件と、広く認識されている三段階に渡る人種差別防止プロトコルの失敗が表面化したことを非常に懸念している」
「フランス、そしてセネガルのディフェンダーであるクリバリは、人種差別的なチャントの標的となった。スタジアムで通知したにもかかわらず、そのチャントは止まらなかった。そして、ナポリのコーチングスタッフはすでに審判に人種差別的なチャントを伝えていた」
「クリバリは2度のイエローカードでピッチを去らなければならなかった。それは受け入れがたく、フットボールをする場所がなかった」
「FIFProとUEFAは、イタリアサッカー協会に対し、追加措置を行う。それは、FIFProとUEFAがゼロトラレランス政策をとっている、スタジアムでの人種差別に取り組むためです」
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▽事件は26日に行われたインテルvsナポリの一戦で起きた。ナポリのDFクリバリに対し、インテルサポーターからの人種差別的チャントが歌われた。▽これらの事件に対し、各方面からクリバリへの人種差別的チャントを非難する声や、クリバリを擁護するコメントが届く中、FIFProとUEFAが声明を発表。人種差別的チャントを非難するとともに、試合中の対応に問題があったと非難した。
「FIFProはUEFAは、水曜日にナポリのカリドゥ・クリバリに対して、インテルとのリーグ戦中に人種差別的な虐待をしたことを非難する」
「両団体とも、今後の2試合でインテルを無観客試合とし、3試合目のホームゲームは一部を閉鎖すると対処したイタリアサッカー協会の迅速な対応を賞賛する」
「しかし、FIFProとUEFAは、この容認できない人種差別的な事件と、広く認識されている三段階に渡る人種差別防止プロトコルの失敗が表面化したことを非常に懸念している」
「フランス、そしてセネガルのディフェンダーであるクリバリは、人種差別的なチャントの標的となった。スタジアムで通知したにもかかわらず、そのチャントは止まらなかった。そして、ナポリのコーチングスタッフはすでに審判に人種差別的なチャントを伝えていた」
「クリバリは2度のイエローカードでピッチを去らなければならなかった。それは受け入れがたく、フットボールをする場所がなかった」
「FIFProとUEFAは、イタリアサッカー協会に対し、追加措置を行う。それは、FIFProとUEFAがゼロトラレランス政策をとっている、スタジアムでの人種差別に取り組むためです」
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