ユーザー選出のJ1年間ベスト11が決定! 最多得票は川崎FのDF谷口彰悟!《超WSアウォーズ2018 Jリーグ》

2018.12.18 15:30 Tue
©超ワールドサッカー
▽ユーザーの皆さまに投票いただいた『超WSアウォーズ2018 Jリーグ』。多くの皆さまのご協力により、2018シーズンのJ1年間ベストイレブンが決定しました。

▽ユーザーの皆々様にはレギュラーシーズン出場試合数が20試合以上の選手を対象とし、J1全18チーム中総勢212名の中からベストイレブン、最優秀選手を選出して頂きました。
▽最も票を集めたのは、センターバックのポジションで候補に挙がっていた川崎フロンターレのMF谷口彰悟で、64%の票を獲得しました。これにより、『超WSアウォーズ2018 Jリーグ』の最優秀選手賞をお贈りしたいと思います。

▽なお、ベストイレブンには、2018シーズン明治安田生命J1リーグ王者の川崎フロンターレからなんと7名が選出。その他、上位クラブからの選出はなく、6位の浦和レッズ、残留争いに巻き込まれた12位の横浜F・マリノス、14位のサガン鳥栖、15位・名古屋グランパスから1名ずつ選ばれています。

◆超WSアウォーズ2018 Jリーグ年間ベストイレブン
GK:権田修一(サガン鳥栖)
RSB:エウシーニョ(川崎フロンターレ)
CB:谷口彰悟(川崎フロンターレ)
CB:槙野智章(浦和レッズ)
LSB:山中亮輔(横浜F・マリノス)
RMF:家長昭博(川崎フロンターレ)
DMF:大島僚太(川崎フロンターレ)
DMF:守田英正(川崎フロンターレ)
LMF:阿部浩之(川崎フロンターレ)
OMF:中村憲剛(川崎フロンターレ)
CF:ジョー(名古屋グランパス)
◆得票率(上位選手)
GK
権田修一(29)
(サガン鳥栖)
34試合(先発34試合)/34失点
得票率:21%

チョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)…19.1%
クォン・スンテ(鹿島アントラーズ)…15.4%

RSB
エウシーニョ(29)
(川崎フロンターレ)
32試合(先発32試合)/2得点
得票率:41.2%

西大伍(鹿島アントラーズ)…22.3%
室屋成(FC東京)…10.8%

CB
谷口彰悟(27)
(川崎フロンターレ)
34試合(先発34試合)/3得点
得票率:64%
槙野智章(31)
(浦和レッズ)
32試合(先発32試合)/4得点
得票率:28.8%

奈良竜樹(川崎フロンターレ)…19.9%
三浦弦太(ガンバ大阪)…17.8%
福森晃斗(北海道コンサドーレ札幌)…6.3%
板倉滉(ベガルタ仙台)…6.3%

LSB
山中亮輔(25)
(横浜F・マリノス)
32試合(先発34試合)/4得点
得票率:40.3%

車屋紳太郎(川崎フロンターレ)…19.7%
佐々木翔(サンフレッチェ広島)…7.4%
杉岡大暉(清水エスパルス)…7.4%

RMF
家長昭博(32)
(川崎フロンターレ)
32試合(先発31試合)/6得点
得票率:58.1%

伊東純也(柏レイソル)…13.9%
ガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス)…8.2%

DMF
守田英正(23)
(川崎フロンターレ)
26試合(先発20試合)/0得点
得票率:45.1%
大島僚太(25)
(川崎フロンターレ)
29試合(先発28試合)/2得点
得票率:41.7%

三竿健斗(鹿島アントラーズ)…21.2%
レオ・シルバ(鹿島アントラーズ)…18%
青山敏弘(サンフレッチェ広島)…11.7%
柏木陽介(浦和レッズ)…8.9%

LMF
阿部浩之(29)
(川崎フロンターレ)
29試合(先発25試合)/5得点
得票率:26.9%

安部裕葵(鹿島アントラーズ)…21.7%
柏好文(サンフレッチェ広島)…10.9%

OMF
中村憲剛(38)
(川崎フロンターレ)
33試合(先発31試合)/6得点
得票率:54.7%

チャナティップ(北海道コンサドーレ札幌)…20.6%
天野純(横浜F・マリノス)…4.8%

CF
ジョー(31)
(名古屋グランパス)
33試合(先発31試合)/24得点
得票率:45.1%

ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)…14.1%
小林悠(川崎フロンターレ)…9.5%
鈴木優磨(鹿島アントラーズ)…7.1%
北川航也(清水エスパルス)…4.6%

▽また、ユーザーの皆様からの今シーズンのJリーグについてもコメントが寄せられているので、一部をご紹介いたします!ご協力ありがとうございました!

「レベルの拮抗したリーグだと改めて感じた」

「大物がやってきてこれからのJリーグに期待が持てそう」

「フロンターレが強すぎた」

「こんな混戦になるなんて」

「マリノスは順位こそ低迷したものの、面白いサッカーをしてくれた」

「川崎フロンターレV2おめでとう!」

「宮本ガンバの快進撃」

「フロンターレが最多得点、最少失点で2連覇!」

「サンフレッチェとマリノスの来シーズンが楽しみ! 今年のJはとても面白かった」

「湘南、鳥栖、名古屋の追い上げが素晴らしかった」

「静岡ダービーの村田のゴールは今でも忘れない」

「ガンバよく巻き返した!」

「イニエスタ!! いろいろな意味で神戸の話題がすごかった」

「鹿島アントラーズのACL制覇は見事!」

「サンフレッチェの落ち具合が印象的だった」

「今年のJリーグは優勝・残留争い両方が盛り上がって本当面白すぎた」
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川崎F戦でJ1初出場期待される東京Vの千田海人…秋田時代以来の再戦へ「J1に行って借りを返したかった」

東京ヴェルディのDF千田海人が、J1デビューが期待される川崎フロンターレ戦へ意気込む。 2017年に神奈川大学から当時J3リーグのブラウブリッツ秋田に加入し、プロキャリアをスタートした千田。その秋田で2017年と2020年のJ3優勝に貢献し、2021年にJ2リーグ昇格を果たすと、昨シーズンに東京Vに完全移籍した。 その新天地での1年目はリーグ戦12試合の出場にとどまったものの、チームはJ2を3位でフィニッシュした末に昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1昇格を果たした。 東京V加入時に「J1に行きたいという気持ちひとつで移籍を決めた」という言葉通り、加入2年目で待望のJ1の舞台にたどり着いたが、明治安田J1リーグ第2節の浦和レッズ戦でベンチ入りを果たして以降はベンチ外が続き、待望のJ1デビューはお預けの状態が続いている。 それでも、16日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ2回戦の鹿児島ユナイテッドFCで今季の公式戦初出場を飾り、ゲームキャプテンとしてハーフタイムに交代するまで攻守に安定したパフォーマンスを披露した186cmの屈強な守備者は、前節のFC東京戦で負傷交代したDF谷口栄斗の有力な代役候補として、20日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われる明治安田J1リーグ第9節の川崎F戦でのスタメン起用が期待されている。 千田は自身を含め、「自分たちの価値を示す」、「今日やれないと意味がない」と試合前にチームメイトに発破をかけて臨み、今季初となる公式戦でのクリーンシートを達成した鹿児島戦を振り返り、その手応えを口に。 「ここ最近、去年と比べて今年は成長したと練習試合を通して実感したところを、公式戦でしっかり出せたのと、守備のところは、今年はよりウィークの改善と共に、自分のストロングもしっかりと出さないと、やっぱりJ1で戦えないと思って取り組んできたので、そういう自分のストロングの部分を出すところも意識してやっていました。昨日は前半しか出なかったですが、失点ゼロで終えられたのは良かったと思います」 その鹿児島戦の手応えを自信に臨む川崎F戦は、個人として秋田時代の2020年12月に行われた天皇杯準決勝以来の対戦となる。コロナ禍1年目の特殊なレギュレーションによって実現した当時のJ1王者との対戦では、三笘薫や守田英正、田中碧、旗手怜央、谷口彰悟ら現日本代表を擁した相手に0-2の敗戦を喫していた。 その相手との約3年半ぶりの再戦に向けては、J1の舞台で秋田時代の借りを返すと共に、東京Vでのプレーを通じて成長した部分を試したいと意気込む。 「あの時は天皇杯でチームは秋田でしたが、悔しい思いをしましたし、自分がJ1に行って借りを返したいと思っていたので、その機会があるのであれば、しっかり返したいです。また、このヴェルディに移ってきて秋田の時とは全然変わった自分だと思うので、自分のやれることをしっかりピッチで示すところを、やりたいなと思います」 直近3試合で無得点ではあるものの、前回対戦でも対峙したFW小林悠に加え、FWエリソン、FW山田新、FWバフェティンビ・ゴミスらを擁する強力な相手のアタッカー陣とのタフなマッチアップが予想されるが、「守備で劣っているとは全く思っていない」と、圧倒的な空中戦の強さやデュエルの強さを武器にルヴァンカップに続く今季2つ目のクリーンシートを狙う。 「全員が尖った特徴を持っていますし、J1にふさわしいストライカーが揃っていると思います。自分がもし試合に出るのであれば、相手に対して守備で劣っているとは全く思っていないので、そういう選手たちに対応するのではなく、しっかり完封できるように、ここ最近ゼロがないですし、ルヴァンではしっかりゼロで抑えられたというのを、良い形でリーグ戦に繋げられたらと思うので、しっかりとゼロにこだわってそれが勝利に繋がればと思います」 また、秋田時代からディフェンスラインでの統率力、リーダーシップに優れる29歳は「若い選手が多い中で、今は最後に追いつかれたりして勝ちを逃してきている。ゲームの締め方だったり、一瞬隙を見せてしまうところが、そういう終わり方に繋がっていると思うので、ゲームに入ったら自分中心に、しっかり締めながら90分通してゼロで抑えられるような守備の統一感というか、一体感を持ってやりたい」と、課題のクローズの部分でも主体的に振る舞いたいと語った。 J1でのプレーを目標すると共に、秋田とは大きく異なるスタイルを持つ東京Vで、自ら課題としてきたビルドアップや攻撃面の成長に真摯に取り組んできた元秋田のディフェンスリーダーは、今回の川崎F戦でJ1デビューのチャンスを掴み、今季リーグ戦初完封と共に2勝目をもたらすことができるか…。 2024.04.19 19:30 Fri
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