▽アーセナルのレジェンドである元イングランド代表FWイアン・ライト氏が、クラブの断固とした契約交渉を称えている。イギリス『メトロ』が伝えた。
▽1990年代にアーセナルの絶対的エースに君臨したライト氏。これまでも率直な物言いが世間の賛否を集めることがあった同氏が、来夏のフリーでの退団が取り沙汰されているウェールズ代表MF
アーロン・ラムジー(27)との交渉について、クラブ側の対応を称賛している。
「彼はトッププレーヤーだ。フリーになるトッププレーヤーを獲得していけば、抱えるチームもその価値になる」
「私たちにも彼にも、移籍するには完璧な時期かもしれない」
「アーロン・ラムジーのような人物の代わりを1人か2人探したり試すために、今のボスには時間と特に資金が与えられるべきだと思う。アーロン・ラムジーが求めている金銭をそのまま渡すよりもね」
「恐らく2人、ひょっとすれば3人の選手が7万か8万ポンド(約1010万円か約1160万円)レベルの週給で迎えられるだろう。本当にチームが強化できて、(ラムジーと比較して)より貢献するかもしれない」
「アーロンが移籍する時が来たんだと思う。彼にとって本当に良い移籍だ。だから、私たちも今回か夏のウィンドウでギャップを埋める数人の選手が獲得できるといいね」
「(ラムジーの移籍に関して)過剰に失望しているということはない。彼に満足しているし、『もしそうなるなら、それはそういうものなんだ』というリスペクトの仕方をする容赦のないニュー・アーセナルにも満足だ」
▽アーセナルとの契約が今シーズン限りとなっているラムジー。以前には延長交渉のテーブルでサラリーアップを要求しているとされていたが、直近では複数メディアがアーセナルが却下し破談になったことを報道している。さらに、ラムジー争奪戦のポールポジションに立っているのはバイエルンだとも伝えられているが、いずれにせよレジェンドにここまで言わせてしまってはアーセナル退団は既定路線のようだ。
