シメオネ、ベンチメンバーの重要性説く「最初の10人対10人は均衡が必然。途中出場の選手が鍵を握る」
2018.10.09 01:01 Tue
7日のリーガ・エスパニョーラ第8節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのベティス戦を1−0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チームが上昇気流に乗っているとして、その手応えを口にした。
アトレティコは公式戦ここ6試合を5勝1分け(引き分けはレアル・マドリーとのダービー)で終えるなど好調を維持。シーズン開幕当初は結果が出なかったものの、“史上最高の陣容”にふさわしい成績を収め始めている。
シメオネ監督は、現状に大きな満足感を得ているようだ。ベティス戦後の会見で、次のようにコメントした。
「確かな落ち着きでもって物事を見ながら、改善を目指している。私たちはエイバル戦から成長を果たしている。インテンシティーを上げ、チャンスを創出し、プレッシングを仕掛け、新加入のカリニッチ、レマル、ロドリゴを適応させ、あとはアリアスとジェルソンをはめ込まなければならない……。ポジティブなことがいくつも存在している」
「私はチームの改善に集中している。レアル・マドリー相手にスーパーカップを勝ち取ってシーズンをスタートさせ、バレンシア戦、ラージョ戦でも良いプレーを見せたが、その次のセルタ戦では何もなかった…。そしてエイバル戦から、また良くなっていった」
このベティス戦は1−0と薄氷の勝利にも見えるが、シメオネ監督はベティスにチャンスをつくらせなかったことを強調する。
「彼らは最初のチャンス以外、ゴールの状況を生み出していなかった。チームは良い状態にあり、個々の選手たちも良い状態だ。そして個々が良ければ、チームのポテンシャルが引き上げられる。私たちは7年前と同じ構造でもってプレーし続けている」
アトレティコの決勝点を決めたのは、途中出場のFWアンヘル・コレアだった。A・コレアはゴール以外の場面でも際立った存在感を見せ、幾度もチャンスを創出している。
「試合は90分間続く。私は試合を通じて、一つのシステムを維持する人間ではない。前半からの消耗は蓄積され、だからこそ途中出場の選手は力強くプレーできる。上位にいるチームが強いのは、ベンチから出場する選手たちの存在があるからだ」
「上位のチームは、交代選手で違いを見せつけることができる。最初の10人対10人では、試合は均衡することが必然だ。今日はコレア、トーマス、アリアスの途中出場により、可能性を増すことができた」
シメオネ監督はこれまで、選手交代の是非を問われることが多々あった。
「監督は誰よりも選手たちのことを知っている。私は彼らを信じている。FWカリニッチを下げてMFトーマスを入れたのは、そうすることで勝利できると思ったからだ。私は守備を考えたのではなく、ボールを奪うことを考えた。レマルを先発させたのはボールを使ってプレーするためで、代わりに入ったコレアには右サイドから打撃を与えることを期待した」
「選手たちがしっかりと呼応してくれるとき、私たちは最高の存在のように見える。しかし、実際に私たちを最高とするのは、選手たちにほかならないんだ」
提供:goal.com
アトレティコは公式戦ここ6試合を5勝1分け(引き分けはレアル・マドリーとのダービー)で終えるなど好調を維持。シーズン開幕当初は結果が出なかったものの、“史上最高の陣容”にふさわしい成績を収め始めている。
シメオネ監督は、現状に大きな満足感を得ているようだ。ベティス戦後の会見で、次のようにコメントした。
「確かな落ち着きでもって物事を見ながら、改善を目指している。私たちはエイバル戦から成長を果たしている。インテンシティーを上げ、チャンスを創出し、プレッシングを仕掛け、新加入のカリニッチ、レマル、ロドリゴを適応させ、あとはアリアスとジェルソンをはめ込まなければならない……。ポジティブなことがいくつも存在している」
「私はチームの改善に集中している。レアル・マドリー相手にスーパーカップを勝ち取ってシーズンをスタートさせ、バレンシア戦、ラージョ戦でも良いプレーを見せたが、その次のセルタ戦では何もなかった…。そしてエイバル戦から、また良くなっていった」
このベティス戦は1−0と薄氷の勝利にも見えるが、シメオネ監督はベティスにチャンスをつくらせなかったことを強調する。
「彼らは最初のチャンス以外、ゴールの状況を生み出していなかった。チームは良い状態にあり、個々の選手たちも良い状態だ。そして個々が良ければ、チームのポテンシャルが引き上げられる。私たちは7年前と同じ構造でもってプレーし続けている」
アトレティコの決勝点を決めたのは、途中出場のFWアンヘル・コレアだった。A・コレアはゴール以外の場面でも際立った存在感を見せ、幾度もチャンスを創出している。
「試合は90分間続く。私は試合を通じて、一つのシステムを維持する人間ではない。前半からの消耗は蓄積され、だからこそ途中出場の選手は力強くプレーできる。上位にいるチームが強いのは、ベンチから出場する選手たちの存在があるからだ」
「上位のチームは、交代選手で違いを見せつけることができる。最初の10人対10人では、試合は均衡することが必然だ。今日はコレア、トーマス、アリアスの途中出場により、可能性を増すことができた」
シメオネ監督はこれまで、選手交代の是非を問われることが多々あった。
「監督は誰よりも選手たちのことを知っている。私は彼らを信じている。FWカリニッチを下げてMFトーマスを入れたのは、そうすることで勝利できると思ったからだ。私は守備を考えたのではなく、ボールを奪うことを考えた。レマルを先発させたのはボールを使ってプレーするためで、代わりに入ったコレアには右サイドから打撃を与えることを期待した」
「選手たちがしっかりと呼応してくれるとき、私たちは最高の存在のように見える。しかし、実際に私たちを最高とするのは、選手たちにほかならないんだ」
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