イスコ芸術FKにベイル快速弾&マリアーノ復帰弾の王者マドリーがローマに完勝! CSKAモスクワは劇的ドローも西村デビューはお預け《CL》
2018.09.20 06:18 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)のグループG第1節、レアル・マドリーvsローマが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-0で勝利した。
▽史上初の4連覇を目指す3連覇中の王者マドリーと、昨季のベスト4チーム、ローマによる一戦。ロペテギ新監督の下、国内リーグで3勝1分けのスタートを切ったホームチームは1-1で引き分けたアスレティック・ビルバオ戦から先発3人を変更。GKクルトワ、セバージョス、アセンシオに代わってGKケイロル・ナバス、カゼミロ、イスコを起用した。
▽一方、ディ・フランチェスコ体制2年目で大幅なメンバー変更で今季に臨んだローマは、開幕から1勝1敗2分けの厳しいスタートに。直近のキエーボ戦では最下位相手に2点差を追いつかれてのドローとなった。絶対王者相手にバウンスバックを目指すチームは先発3人を変更。ファン・ジェズス、ペッレグリーニ、クリスタンテに代えてファシオとデ・ロッシ、これが移籍後初出場となる19歳のイタリア代表MFザニオーロがCLデビューを飾ることになった。
▽互いに様子見の入りとなった中、ホームのマドリーが立ち上がりに決定機を作り出す。開始4分、ハーフウェイライン付近でルックアップしたクロースから右サイドからダイアゴナルランでゴール前に飛び出したベイルが胸トラップから左足を振り抜くが、これは枠の右に外れる。それでも、このワンプレーでいきなりスタンドを沸かせたホームチームは8分にも右サイドでの崩しからモドリッチのスルーパスに抜け出したイスコがゴール前で決定機を迎えるが、ここはGKオルセンのビッグセーブに阻まれた。
▽一方、後方に重心を置きながらも相手のサイドバックが上がった裏のスペースを起点にロングカウンターを狙うローマは、14分に完璧に背後を取ったジェンギズ・ユンデルに決定機もやや焦って放ったミドルシュートは枠の右に外れる。
▽マドリーの1点リードで折り返した試合は後半に入ってよりオープンな展開に。48分には右サイドでゼコのパスを受けたジェンギズが得意のカットインから左足を振り抜くが、枠の右隅を捉えたシュートはGKナバスのワンハンドセーブに阻まれる。この直後にはマルセロのスルーパスに反応したベイルにゴール前で絶好機も、ここはシュートをクロスバーに当ててしまう。
▽その後はビハインドを追うローマが攻勢を見せる中、マドリーの高速カウンターが発動。58分、ハーフウェイライン付近で前を向いたモドリッチが左サイドのスペースへ絶妙なスルーパス。これに圧倒的なスプリントで反応したベイルがDFマノラスを完全に振り切りボックス左からゴール右隅へ左足のシュートで流し込んだ。
▽相手の十八番の形から厳しい2点目を献上したローマは失点前に投入したペッレグリーニに続いてペロッティを投入。63分にはコラロフの強烈なミドルシュートが枠を捉えるもGKナバスのビッグセーブに遭う。その後、エンゾンジを下げて最後の交代カードでシックを投入。ジェンギズの右サイドを起点に幾度か相手ゴールに迫っていくが、最後の場面で精度を欠く。
▽一方、余裕の試合運びを見せるマドリーはベンゼマ、ベイル、モドリッチと続けざまに主力を下げてアセンシオ、マリアーノ、ダニ・セバージョスと若手選手をピッチに送り出す。積極的に3点目を目指すマドリーはイスコやアセンシオの決定機を相手GKの好守に阻まれるも、後半アディショナルタイム2分にはカウンターからマルセロのパスに抜け出したマリアーノが古巣再デビューを自ら祝う見事なコントロールシュートを突き刺し、トドメの3点目を奪った。
▽そして、昨季4強のローマ相手に格の違いを見せつけたマドリーが4連覇に向けて好発進を見せた。一方、敗れたローマは公式戦4試合未勝利と苦しい戦いが続く。
▽また、同日行われたビクトリア・プルゼニvsCSKAモスクワは2-2のドローに終わった。なお、CSKAモスクワのFW西村拓真はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽CSKAモスクワの西村のデビューが期待されたチェコ王者との一戦は試合巧者のホームチームが前半にクルメンチクの2ゴールで2点を先行。だが、諦めないCSKAモスクワは後半立ち上がりに若きエースFWチャロフのゴールで1点を返すと、試合終了間際の95分にはヴラシッチがPKを決めて劇的ドローに持ち込んだ。
▽史上初の4連覇を目指す3連覇中の王者マドリーと、昨季のベスト4チーム、ローマによる一戦。ロペテギ新監督の下、国内リーグで3勝1分けのスタートを切ったホームチームは1-1で引き分けたアスレティック・ビルバオ戦から先発3人を変更。GKクルトワ、セバージョス、アセンシオに代わってGKケイロル・ナバス、カゼミロ、イスコを起用した。
▽互いに様子見の入りとなった中、ホームのマドリーが立ち上がりに決定機を作り出す。開始4分、ハーフウェイライン付近でルックアップしたクロースから右サイドからダイアゴナルランでゴール前に飛び出したベイルが胸トラップから左足を振り抜くが、これは枠の右に外れる。それでも、このワンプレーでいきなりスタンドを沸かせたホームチームは8分にも右サイドでの崩しからモドリッチのスルーパスに抜け出したイスコがゴール前で決定機を迎えるが、ここはGKオルセンのビッグセーブに阻まれた。
▽一方、後方に重心を置きながらも相手のサイドバックが上がった裏のスペースを起点にロングカウンターを狙うローマは、14分に完璧に背後を取ったジェンギズ・ユンデルに決定機もやや焦って放ったミドルシュートは枠の右に外れる。
▽前半も半ばを過ぎると圧倒的なボール支配率でローマを押し込むマドリーがゴールを予感させる仕掛けを幾度となく見せていく。38分にはクロースの右CKをゴール前フリーのセルヒオ・ラモスが頭で、直後の39分にはイスコがボックス手前からカットインして右足を振り抜くが、いずれもGKオルセンの好守に阻まれる。それでも、前半終了間際の45分にはペナルティアーク付近でデ・ロッシに後ろからユニフォームを掴まれて倒されたイスコが好位置でFKを獲得。これをキッカーのイスコが壁の上をギリギリで越える見事な軌道のシュートで左隅に突き刺し、最高の時間帯に先制に成功した。
▽マドリーの1点リードで折り返した試合は後半に入ってよりオープンな展開に。48分には右サイドでゼコのパスを受けたジェンギズが得意のカットインから左足を振り抜くが、枠の右隅を捉えたシュートはGKナバスのワンハンドセーブに阻まれる。この直後にはマルセロのスルーパスに反応したベイルにゴール前で絶好機も、ここはシュートをクロスバーに当ててしまう。
▽その後はビハインドを追うローマが攻勢を見せる中、マドリーの高速カウンターが発動。58分、ハーフウェイライン付近で前を向いたモドリッチが左サイドのスペースへ絶妙なスルーパス。これに圧倒的なスプリントで反応したベイルがDFマノラスを完全に振り切りボックス左からゴール右隅へ左足のシュートで流し込んだ。
▽相手の十八番の形から厳しい2点目を献上したローマは失点前に投入したペッレグリーニに続いてペロッティを投入。63分にはコラロフの強烈なミドルシュートが枠を捉えるもGKナバスのビッグセーブに遭う。その後、エンゾンジを下げて最後の交代カードでシックを投入。ジェンギズの右サイドを起点に幾度か相手ゴールに迫っていくが、最後の場面で精度を欠く。
▽一方、余裕の試合運びを見せるマドリーはベンゼマ、ベイル、モドリッチと続けざまに主力を下げてアセンシオ、マリアーノ、ダニ・セバージョスと若手選手をピッチに送り出す。積極的に3点目を目指すマドリーはイスコやアセンシオの決定機を相手GKの好守に阻まれるも、後半アディショナルタイム2分にはカウンターからマルセロのパスに抜け出したマリアーノが古巣再デビューを自ら祝う見事なコントロールシュートを突き刺し、トドメの3点目を奪った。
▽そして、昨季4強のローマ相手に格の違いを見せつけたマドリーが4連覇に向けて好発進を見せた。一方、敗れたローマは公式戦4試合未勝利と苦しい戦いが続く。
▽また、同日行われたビクトリア・プルゼニvsCSKAモスクワは2-2のドローに終わった。なお、CSKAモスクワのFW西村拓真はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽CSKAモスクワの西村のデビューが期待されたチェコ王者との一戦は試合巧者のホームチームが前半にクルメンチクの2ゴールで2点を先行。だが、諦めないCSKAモスクワは後半立ち上がりに若きエースFWチャロフのゴールで1点を返すと、試合終了間際の95分にはヴラシッチがPKを決めて劇的ドローに持ち込んだ。
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