クルトワのレアル・マドリー移籍が完了! 「この瞬間を子供の頃から常に夢見ていた」

2018.08.09 22:20 Thu
Getty Images
▽レアル・マドリーは9日、チェルシーからベルギー代表GKティボー・クルトワ(26)を獲得したことを発表した。メディカルチェックをパスした同選手は2024年6月30日までの6年間の契約にサインした。
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▽なおスペイン『アス』の伝えるところによれば、移籍金は4000万ユーロ(約51億5000万円)となった。
▽フロレンティーノ・ペレス会長と共にサンティアゴ・ベルナベウでのお披露目会見に臨んだクルトワは新天地での意気込みを語った。

「世界最高のクラブに加入することは決して簡単なことではないよ。僕はこれまで一生懸命に努力を続けてようやくここにたどり着いた。この瞬間を子供の頃から常に夢見ていたんだ」

「世界最高のクラブの一員になれたことを心から嬉しく思うし、ここでの新たなシーズンのスタートを心待ちにしているよ。できるだけ良いコンディションを整えたいと思っているよ」
「このクラブは3年連続でチャンピオンズリーグを制覇してきたけど、これからより多くのトロフィーを勝ち取りたいと思っているよ」

▽また、クルトワはマドリー移籍を望んだ理由に関して以前から語っていたように、家族と一緒に暮らしたいという思いがあったと説明している。

「できるだけ家族の近くで暮らしたかったんだ。今回、その願いを叶えるために尽力してくれたすべての人に感謝したい。とりわけ、子供たちと母親には感謝しているよ。僕たちはもはや一緒の(婚姻)関係ではないけど、常に特別な人だと思っている。今では僕は別のマドリディスタだ。アラ、マドリー!」

▽さらに、これから宿敵として対峙する古巣のアトレティコ・マドリーに関しては「アトレティコに敬意を表したい」と複雑な胸中を口にした。

「マドリーでプレーする他の人たちと同じようにアトレティに対して多くの敬意を抱いているんだ。彼らは僕に出場機会とチャンスを与えてくれた。そのすべてに感謝しているよ。ただ、今僕は昔からプレーしたかったクラブの一員となった。だから、彼らからの特別な扱いは期待していないよ」

▽2009年にヘンクでプロデビューしたクルトワは、2011年の夏にチェルシーへ加入。しかし、当時のチェルシーには絶対的守護神の元チェコ代表GKペトル・チェフ(現アーセナル)が所属していたため、2011-12シーズンから3年間にわたってアトレティコ・マドリーにレンタル移籍。

▽2014年夏からチェルシーに復帰すると、これまで在籍4シーズンで公式戦154試合に出場し58試合のクリーンシートを達成。昨シーズンもアントニオ・コンテ前監督の下で守護神として活躍し、プレミアリーグ35試合を含む公式戦46試合に出場していた。

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