日本代表、森保一監督就任で世代交代へ…JFA田嶋幸三会長「兼任の方がスムーズに行く」
2018.07.26 21:31 Thu
▽日本サッカー協会(JFA)は26日、日本代表の森保一新監督の就任会見を行った。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りを果たした日本代表。次なる2022年カタールW杯に向けて同日、U-21日本代表監督を務める森保一氏が就任することを発表した。
▽会見冒頭でJFAの田嶋幸三会長は、森保監督が就任した経緯や理由について明かした。
◆田嶋幸三会長
「本日の臨時技術委員会、理事会を経て、正式に森保一さんをサムライブルーの監督としてみなさんにご紹介できるようになりました。森保氏については、私から説明するまでもなく、Jリーグチャンピオン3回、そしてU-20のコーチ、トレセンコーチ、キッズインストラクター、下は幼稚園の子供たちからトッププロまでのすべてのレベルの指導をしてきた経歴をお持ちです。そして現在、オリンピック代表監督としてすでに働いていらっしゃいます。そして、今回のワールドカップではコーチとして西野ジャパンを支えてくださいました」
「そういう意味でも日本のサッカー界、オールジャパンで彼を応援するということに本当に相応しい経歴のお持ちだと思います。そして、先ほど関塚技術委員長からもありました。世代交代待ったなしの時です。そして、彼はオリンピックと日本代表の両方の監督という、二つの重要な役割を担っていただきます。これに対しては、技術委員会でも多くの議論をしたと聞いています。その中で世代交代ということを実現するためには、この二つを兼ねているほうがよりスムーズにいく、そういうメリットがあると思い、選びました」
「そして、西野技術委員長時代にも森保氏が兼ねるということも検討していました。ただ、皆さんがご存知の通り、大会2カ月前に監督が代わったこと、そして新たな技術委員長が来たこと、その関塚技術委員長のもとでしっかりと4年間の集大成であるワールドカップを分析し、そして技術委員会で議論していただきました。その結果、このJリーグが25年経ち、そして日本のサッカー文化をしっかりと把握し、日本をリスペクトできるという指導者であるべきだという一定の方向を頂きました。その中で関塚技術委員長と私で話し、今日の臨時技術委員会で森保氏を提案し、それを認めて頂いたということです」
「そういう意味でもこの4年間の集大成であるW杯を戦い、Japan's wayをしっかりと継承し、そしてオリンピック、2020年のワールドカップ、その先へとつなげていくためにも森保監督が一番相応しい適任者だと確信しています。多くのファン・サポーターの皆様にはぜひ森保ジャパンを応援していただきたいと思います。そして、このような形で応援してくださっているメディアの皆様にも時には厳しく、しかし彼をサポートするということも是非お願いしたいと思います」
「このような形で私たちが記者発表できることに対し、長年日本サッカーをサポートしてくださっているキリン様、アディダス様、サポーティングカンパニー、そしてすべてに関わる方々に感謝を申し上げたいと思います。我々オールジャパンで森保監督をサポートしていきます。是非みなさん一緒にサポートして頂ければと思います」
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りを果たした日本代表。次なる2022年カタールW杯に向けて同日、U-21日本代表監督を務める森保一氏が就任することを発表した。
◆田嶋幸三会長
「本日の臨時技術委員会、理事会を経て、正式に森保一さんをサムライブルーの監督としてみなさんにご紹介できるようになりました。森保氏については、私から説明するまでもなく、Jリーグチャンピオン3回、そしてU-20のコーチ、トレセンコーチ、キッズインストラクター、下は幼稚園の子供たちからトッププロまでのすべてのレベルの指導をしてきた経歴をお持ちです。そして現在、オリンピック代表監督としてすでに働いていらっしゃいます。そして、今回のワールドカップではコーチとして西野ジャパンを支えてくださいました」
「そういう意味でも日本のサッカー界、オールジャパンで彼を応援するということに本当に相応しい経歴のお持ちだと思います。そして、先ほど関塚技術委員長からもありました。世代交代待ったなしの時です。そして、彼はオリンピックと日本代表の両方の監督という、二つの重要な役割を担っていただきます。これに対しては、技術委員会でも多くの議論をしたと聞いています。その中で世代交代ということを実現するためには、この二つを兼ねているほうがよりスムーズにいく、そういうメリットがあると思い、選びました」
「私も今まで様々な形でオリンピック、そして代表チームを見てきました。上手くいっている時もあれば、選手の取り合いになってしまうこともありました。そういう意味では、一人の監督が兼ねるということの良さというものも見てきたつもりです。そして、技術委員の方々からには、日本代表のW杯予選を戦うということは、相当の覚悟とプレッシャーがいるぞということ。今まで戦ってきたのは、岡田監督が数試合のみです。そういう意味では新たなチャレンジと言えます。ただ、このチャレンジをするのに相応しい人材がこの森保さんであるということ、それを実現するためには技術委員のみならず、日本サッカー界が本当にオールジャパンとなってこの森保監督をサポートしていくという覚悟をしていかなくてはいけないと改めて思いました。そのことを彼とも確認をし、今日正式に契約書にサインするまでに至りました」
「そして、西野技術委員長時代にも森保氏が兼ねるということも検討していました。ただ、皆さんがご存知の通り、大会2カ月前に監督が代わったこと、そして新たな技術委員長が来たこと、その関塚技術委員長のもとでしっかりと4年間の集大成であるワールドカップを分析し、そして技術委員会で議論していただきました。その結果、このJリーグが25年経ち、そして日本のサッカー文化をしっかりと把握し、日本をリスペクトできるという指導者であるべきだという一定の方向を頂きました。その中で関塚技術委員長と私で話し、今日の臨時技術委員会で森保氏を提案し、それを認めて頂いたということです」
「そういう意味でもこの4年間の集大成であるW杯を戦い、Japan's wayをしっかりと継承し、そしてオリンピック、2020年のワールドカップ、その先へとつなげていくためにも森保監督が一番相応しい適任者だと確信しています。多くのファン・サポーターの皆様にはぜひ森保ジャパンを応援していただきたいと思います。そして、このような形で応援してくださっているメディアの皆様にも時には厳しく、しかし彼をサポートするということも是非お願いしたいと思います」
「このような形で私たちが記者発表できることに対し、長年日本サッカーをサポートしてくださっているキリン様、アディダス様、サポーティングカンパニー、そしてすべてに関わる方々に感謝を申し上げたいと思います。我々オールジャパンで森保監督をサポートしていきます。是非みなさん一緒にサポートして頂ければと思います」
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