【質疑応答】将来を見据える田嶋幸三会長「若い選手が出場するチャンスがある4年間」《日本代表帰国会見》
2018.07.05 15:50 Thu
▽ロシア・ワールドカップを終え、5日に帰国した日本代表。帰国会見が行われ、日本サッカー協会の田嶋幸三会長や西野朗監督、キャプテンの長谷部誠が出席した。
▽会見に出席した田嶋幸三会長が報道陣の質問に応対。監督人事については白紙としながらも、西野朗監督の退任を明言。また、次の大会に向けた準備をすると語った。
◆田嶋幸三会長(日本サッカー協会)
──もう次のワールドカップに向かっていると思うが、今後の監督について
「もう、来月にはアジア大会があります。オリンピック代表の年齢で日本は臨みます。それがスタートすること、東京オリンピックもあり、若い選手が出場する機会やチャンスがある4年間だと思います。今いる選手、新たな選手がどんどん出てくるように、我々が準備し仕掛けていかないといけないと思っています」
「監督については、まだ白紙の状態です。技術委員会でしっかりと話していただいた上で、早い時期に決めたいと思います」
「まず、ロシア大会を振り返って、私がロシアに長く滞在していたことはなかったので、大会前と大会後でイメージが変わりました。ロシアの人たちが本当に親切で高潔であり、大会の組織運営も素晴らしいものでした。各クラブが持っている施設、スタジアムも本当にトップレベルの施設でした。改めてロシアの組織委員会、国民の皆さんに感謝したいと思います」
「2カ月前に1%でも勝つ確率を上げたいと入りました。出発前の会見で、西野さんが「小さな奇跡を起こしたい」と話していました。その中でベスト16に入れたことは、選手たちの努力だと思います。改めて、私は誇りに思います。長谷部選手や本田選手たちが代表を引退するという言葉があるかわかりませんが、長く代表に貢献してくれたことに感謝したいです。次に繋がる選手をしっかり育てていくことが、我々の役目だと思っています」
「サポーターの方々のこと、ロッカールームのことを話題にしてくださいましたが、SNSでも触れられていますが、タイの洞窟に閉じ込められているサッカーチームの子どもたちに、代表チームからもエールを送りました。これが自然にできるようになったというのは、日本のサッカーが本当に成熟してきているんだなと思います。彼らが無事に救出されることを祈っています」
「そして、西野さんとは終わった後長い時間話すことができました。7月末で任期が満了を迎えます。40年以上の付き合いがあります。監督の任をお願いするときに、結果がどうであれ、この大会で終わるからと約束しました。その約束をしっかりと僕は守りたいと思います。ですから、そこで慰留することはしませんでした。7月末をもって、日本代表監督を終了することになります。また違った形で、様々な形で貢献しサポートしてもらえたらと思います」
▽会見に出席した田嶋幸三会長が報道陣の質問に応対。監督人事については白紙としながらも、西野朗監督の退任を明言。また、次の大会に向けた準備をすると語った。
──もう次のワールドカップに向かっていると思うが、今後の監督について
「もう、来月にはアジア大会があります。オリンピック代表の年齢で日本は臨みます。それがスタートすること、東京オリンピックもあり、若い選手が出場する機会やチャンスがある4年間だと思います。今いる選手、新たな選手がどんどん出てくるように、我々が準備し仕掛けていかないといけないと思っています」
「監督については、まだ白紙の状態です。技術委員会でしっかりと話していただいた上で、早い時期に決めたいと思います」
──最後にメッセージ
「まず、ロシア大会を振り返って、私がロシアに長く滞在していたことはなかったので、大会前と大会後でイメージが変わりました。ロシアの人たちが本当に親切で高潔であり、大会の組織運営も素晴らしいものでした。各クラブが持っている施設、スタジアムも本当にトップレベルの施設でした。改めてロシアの組織委員会、国民の皆さんに感謝したいと思います」
「2カ月前に1%でも勝つ確率を上げたいと入りました。出発前の会見で、西野さんが「小さな奇跡を起こしたい」と話していました。その中でベスト16に入れたことは、選手たちの努力だと思います。改めて、私は誇りに思います。長谷部選手や本田選手たちが代表を引退するという言葉があるかわかりませんが、長く代表に貢献してくれたことに感謝したいです。次に繋がる選手をしっかり育てていくことが、我々の役目だと思っています」
「サポーターの方々のこと、ロッカールームのことを話題にしてくださいましたが、SNSでも触れられていますが、タイの洞窟に閉じ込められているサッカーチームの子どもたちに、代表チームからもエールを送りました。これが自然にできるようになったというのは、日本のサッカーが本当に成熟してきているんだなと思います。彼らが無事に救出されることを祈っています」
「そして、西野さんとは終わった後長い時間話すことができました。7月末で任期が満了を迎えます。40年以上の付き合いがあります。監督の任をお願いするときに、結果がどうであれ、この大会で終わるからと約束しました。その約束をしっかりと僕は守りたいと思います。ですから、そこで慰留することはしませんでした。7月末をもって、日本代表監督を終了することになります。また違った形で、様々な形で貢献しサポートしてもらえたらと思います」
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