C・ロナウド2戦連発のポルトガルが耐えに耐えて初勝利! 2戦連続善戦も連敗のモロッコがGL敗退…《ロシアW杯》
2018.06.20 23:05 Wed
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループB第2節、ポルトガル代表vsモロッコ代表が20日にルジニキ・スタジアムで行われ、ポルトガルが1-0で勝利した。
▽ポルトガルは第1節屈指の好カードとなったスペインとのイベリア半島ダービーを、エースFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックの活躍で3-3のドローで終えた。今大会初勝利を目指すこの一戦ではそのスペイン戦と同じスタメンを採用した。
▽一方、一進一退の攻防となったイランとの初戦では試合終盤にやや不用意な形で与えたFKから悲劇的なオウンゴールで敗戦を喫したモロッコ。今節で敗戦を喫した場合、最終節を待たずに敗退となる重要な一戦に向けて先発3人を変更。サイスとアリ、エル・カービに代わってダ・コスタ、ブダイブ、ディラールを起用。3トップはアムラバト、ブダイブ、ジイェフが並んだ。
▽立ち上がりからアグレッシブにボールを取りに行くモロッコは開始2分にブダイブのヘディングシュートでファーストシュートを放つなど、良い入りを見せる。しかし、モロッコペースに傾きそうな流れをポルトガルのエースがワンプレーで変える。
▽4分、右CKの場面でショートコーナーからモウティーニョが浮き球のクロスを上げると絶妙な動き出しでDFダ・コスタを振り切ったC・ロナウドがダイビングヘッドをゴール右隅に突き刺し、2試合連続となる今大会4点目を奪った。さらに9分には屈強なフィジカルを生かしてボックス右でシュートコースを作って右足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽一方、リードこそ手にしているものの相手に押し込まれる状況が続くポルトガルだが、判定にイラ立つ相手に対してファウルでプレーを切りながら流れに乗らせない。39分にはボックス手前でボールを持ったC・ロナウドの絶妙な浮き球パスに抜け出したゴンサロ・ゲデスがGKと一対一を迎えるが、やや当たり損ねのシュートはGKムニルのワンハンドセーブに阻まれ、前半のうちに追加点を奪うことはできなかった。
▽迎えた後半もモロッコペースで試合が進んでいくが、最初の決定機はポルトガルに。51分、素早いリスタートからジョアン・マリオ、ゲデスとボックス内で繋いでC・ロナウドがボックス手前から豪快に右足を振り抜くが、これは枠の上に大きく外れた。
▽後半もボールを保持してサイドを起点に良い形の攻撃を続けるモロッコは55分と57分にアムラバト、ジイェフのクロスからゴール前のベルアンダに決定機も相手GKルイ・パトリシオのビッグセーブに阻まれ、あと一歩で同点ゴールとはならない。その後もジイェフやベルアンダ、アムラバトを起点に幾度も決定機を作るが、最後の場面で決め切れない。
▽何とか逃げ切りたいポルトガルはベルナルド・シウバ、ジョアン・マリオを続けて下げてジェウソン・マルティンス、ブルーノ・フェルナンデスを投入。C・ロナウドを最前線に残した[4-2-3-1]に布陣変更し、中盤の守備を厚くする。一方、あと一押しが欲しいモロッコはエル・カービ、カルセラ=ゴンサレスと攻撃的なカードを切っていく。
▽試合終盤にかけてもモロッコが猛攻を仕掛ける展開が続く中、ボックス内でジイェフやベナティアに幾度もチャンスが訪れるもDFペペらの決死のシュートブロックに阻まれ続けて最後までゴールをこじ開けることはできなかった。そして、C・ロナウドの序盤のゴールを守り切ったポルトガルが今大会初勝利で暫定首位に浮上。一方、2試合連続で善戦も惜敗となったモロッコは最終節を残してグループリーグ敗退が決定した。
▽なお、ポルトガルはグループリーグ突破を懸けた最終節でイランと対戦し、モロッコは大会初勝利を懸けてスペイン戦に臨む。
▽ポルトガルは第1節屈指の好カードとなったスペインとのイベリア半島ダービーを、エースFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックの活躍で3-3のドローで終えた。今大会初勝利を目指すこの一戦ではそのスペイン戦と同じスタメンを採用した。
▽立ち上がりからアグレッシブにボールを取りに行くモロッコは開始2分にブダイブのヘディングシュートでファーストシュートを放つなど、良い入りを見せる。しかし、モロッコペースに傾きそうな流れをポルトガルのエースがワンプレーで変える。
▽4分、右CKの場面でショートコーナーからモウティーニョが浮き球のクロスを上げると絶妙な動き出しでDFダ・コスタを振り切ったC・ロナウドがダイビングヘッドをゴール右隅に突き刺し、2試合連続となる今大会4点目を奪った。さらに9分には屈強なフィジカルを生かしてボックス右でシュートコースを作って右足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽先制点を許したモロッコだが、11分にジイェフの左CKからベナティアがドンピシャのヘディングシュートを放つなどその後も可能性を感じさせる仕掛けを続ける。とりわけ、強さを見せるアムラバトの右サイド、巧さのジイェフの左サイドで数的優位を作りながらサイドの深い位置を取っては際どいクロスを浴びせていく。さらに23分にはジイェフのミドルシュートで相手GKを脅かす。
▽一方、リードこそ手にしているものの相手に押し込まれる状況が続くポルトガルだが、判定にイラ立つ相手に対してファウルでプレーを切りながら流れに乗らせない。39分にはボックス手前でボールを持ったC・ロナウドの絶妙な浮き球パスに抜け出したゴンサロ・ゲデスがGKと一対一を迎えるが、やや当たり損ねのシュートはGKムニルのワンハンドセーブに阻まれ、前半のうちに追加点を奪うことはできなかった。
▽迎えた後半もモロッコペースで試合が進んでいくが、最初の決定機はポルトガルに。51分、素早いリスタートからジョアン・マリオ、ゲデスとボックス内で繋いでC・ロナウドがボックス手前から豪快に右足を振り抜くが、これは枠の上に大きく外れた。
▽後半もボールを保持してサイドを起点に良い形の攻撃を続けるモロッコは55分と57分にアムラバト、ジイェフのクロスからゴール前のベルアンダに決定機も相手GKルイ・パトリシオのビッグセーブに阻まれ、あと一歩で同点ゴールとはならない。その後もジイェフやベルアンダ、アムラバトを起点に幾度も決定機を作るが、最後の場面で決め切れない。
▽何とか逃げ切りたいポルトガルはベルナルド・シウバ、ジョアン・マリオを続けて下げてジェウソン・マルティンス、ブルーノ・フェルナンデスを投入。C・ロナウドを最前線に残した[4-2-3-1]に布陣変更し、中盤の守備を厚くする。一方、あと一押しが欲しいモロッコはエル・カービ、カルセラ=ゴンサレスと攻撃的なカードを切っていく。
▽試合終盤にかけてもモロッコが猛攻を仕掛ける展開が続く中、ボックス内でジイェフやベナティアに幾度もチャンスが訪れるもDFペペらの決死のシュートブロックに阻まれ続けて最後までゴールをこじ開けることはできなかった。そして、C・ロナウドの序盤のゴールを守り切ったポルトガルが今大会初勝利で暫定首位に浮上。一方、2試合連続で善戦も惜敗となったモロッコは最終節を残してグループリーグ敗退が決定した。
▽なお、ポルトガルはグループリーグ突破を懸けた最終節でイランと対戦し、モロッコは大会初勝利を懸けてスペイン戦に臨む。
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