レーブ監督がザネら4選手の落選理由を説明「ブラントとのギリギリの争い…」
2018.06.04 22:00 Mon
▽ドイツサッカー協会(DFB)は4日、ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨むドイツ代表メンバー23名を発表した。 同国代表を率いるヨアヒム・レーブ監督は、公式会見の場で選手選考に関する説明を行った。ドイツ『キッカー』が伝えている。
▽レーブ監督は、先月15日に発表していた候補メンバー27名からFWレロイ・ザネ(マンチェスター・シティ)、FWニルス・ペテルゼン(フライブルク)、GKベルント・レノ(レバークーゼン)、DFヨナタン・ター(レバークーゼン)を外した。とりわけ、今季のマンチェスター・シティで躍動したザネの落選は国内外で大きな話題になっている。
▽レーブ監督は、発表会見の場で落選した4選手を中心に選手選考に関して明かした。
▽ザネの落選理由に関してレーブ監督は、MFユリアン・ブラント(レバークーゼン)と最後まで悩んだものの、昨年のコンフェデレーションズカップでのブラントの好パフォーマンスが選考に影響したと説明している。
「ウイングのポジションについては、トーマス・ミュラーとマルコ・ロイスという形がうまく構築されている。加えて、ユリアン・ドラクスラーがコンフェデレーションズカップで良いプレーを見せており、大きな進展をみせた」
「その中でレロイ・ザネとユリアン・ブラントによる非常にギリギリな争いとなった。いずれも大きなクオリティを持ち、いずれも素晴らしいドリブラーだ。ブラントはコンフェデレーションズカップに参加し、そこで良いパフォーマンスを見せた。そして、今回のトレーニングキャンプでもうまく取り組んでいるところだ」
▽また、守護神マヌエル・ノイアーが間に合ったことで残り2枠を争うことになったGKのポジションではGKケビン・トラップ(パリ・サンジェルマン)との争いでレノが落選することになった。今回の選考理由に関してはユーロ2016でメンバーに入ったレノではなく、トラップに大舞台を経験させたい考えがあったようだ。
「ケビン・トラップもベルント・レノも、共に優れたゴールキーパーだ。我々はユーロ2016ではレノを帯同させていた。だから、今回はトラップを帯同させる決断を下した。ただ、いずれも同程度の高いレベルにあるプレーヤーだ」
▽前線のジョーカー役としてのメンバー入りが期待されたペテルゼンに関しては、経験とコンディションの部分でFWマリオ・ゴメス(シュツットガルト)にわずかながら劣っていると見ていたようだ。
「当初は少し不安定ところもあったが、日に日に良くなっていっていた。ただ時間が比較的ギリギリだったように思う。彼はクオリティをもったプレーヤーではあるが、マリオ・ゴメスも非常に状態が良くフィジカル面でとても存在感を見せている。このポジションについては、ティモ・ヴェルナーともう一人を選択する必要があった。3人というのは理想的な数とは言えないからね。ただ、ニルスはこれからも代表メンバーの一員として見ている。それは確かだ。彼は素晴らしいシュートのクオリティをもったプレーヤーだ」
▽最後にターに関しては主力DFジェローム・ボアテング(バイエルン)のコンディションが問題ないとわかった時点でメンバーから外すことを考慮していたという。
「ターについては、ジェローム・ボアテングのバックアップという意味合いがあった。そして、ボアテングはここ数日で大きな進展を見せた。ターは良いシーズンを送っていたし、将来が楽しみなプレーヤーだよ。大きな才能を持っている。ペテルゼンやザネと同様に、彼もまた9月に代表でその姿を見せることになるだろう」
▽レーブ監督は、先月15日に発表していた候補メンバー27名からFWレロイ・ザネ(マンチェスター・シティ)、FWニルス・ペテルゼン(フライブルク)、GKベルント・レノ(レバークーゼン)、DFヨナタン・ター(レバークーゼン)を外した。とりわけ、今季のマンチェスター・シティで躍動したザネの落選は国内外で大きな話題になっている。
▽レーブ監督は、発表会見の場で落選した4選手を中心に選手選考に関して明かした。
「ウイングのポジションについては、トーマス・ミュラーとマルコ・ロイスという形がうまく構築されている。加えて、ユリアン・ドラクスラーがコンフェデレーションズカップで良いプレーを見せており、大きな進展をみせた」
「その中でレロイ・ザネとユリアン・ブラントによる非常にギリギリな争いとなった。いずれも大きなクオリティを持ち、いずれも素晴らしいドリブラーだ。ブラントはコンフェデレーションズカップに参加し、そこで良いパフォーマンスを見せた。そして、今回のトレーニングキャンプでもうまく取り組んでいるところだ」
「ザネは見事な才能を持ったプレーヤーであることは間違いないし、9月から再び代表に参加することになるだろう。オーストリア代表戦でも良いプレーを見せていた。守備にも懸命に取り組み、そこからの切り替えも見せていた。したがって、彼に対する批判というものはないんだ。ピッチ外でも非常に良い姿勢を見せていた。プレーヤーを減らさなくてはならない状況で、これ以上ディフェンダーを減らすことはできなかった。そして、2人のうちの1人が外れることになった」
▽また、守護神マヌエル・ノイアーが間に合ったことで残り2枠を争うことになったGKのポジションではGKケビン・トラップ(パリ・サンジェルマン)との争いでレノが落選することになった。今回の選考理由に関してはユーロ2016でメンバーに入ったレノではなく、トラップに大舞台を経験させたい考えがあったようだ。
「ケビン・トラップもベルント・レノも、共に優れたゴールキーパーだ。我々はユーロ2016ではレノを帯同させていた。だから、今回はトラップを帯同させる決断を下した。ただ、いずれも同程度の高いレベルにあるプレーヤーだ」
▽前線のジョーカー役としてのメンバー入りが期待されたペテルゼンに関しては、経験とコンディションの部分でFWマリオ・ゴメス(シュツットガルト)にわずかながら劣っていると見ていたようだ。
「当初は少し不安定ところもあったが、日に日に良くなっていっていた。ただ時間が比較的ギリギリだったように思う。彼はクオリティをもったプレーヤーではあるが、マリオ・ゴメスも非常に状態が良くフィジカル面でとても存在感を見せている。このポジションについては、ティモ・ヴェルナーともう一人を選択する必要があった。3人というのは理想的な数とは言えないからね。ただ、ニルスはこれからも代表メンバーの一員として見ている。それは確かだ。彼は素晴らしいシュートのクオリティをもったプレーヤーだ」
▽最後にターに関しては主力DFジェローム・ボアテング(バイエルン)のコンディションが問題ないとわかった時点でメンバーから外すことを考慮していたという。
「ターについては、ジェローム・ボアテングのバックアップという意味合いがあった。そして、ボアテングはここ数日で大きな進展を見せた。ターは良いシーズンを送っていたし、将来が楽しみなプレーヤーだよ。大きな才能を持っている。ペテルゼンやザネと同様に、彼もまた9月に代表でその姿を見せることになるだろう」
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