【J1ピックアッププレビュー】堅守速攻バトル!得意にしているのはどちらの指揮官か《鳥栖vsFC東京》

2018.05.19 23:00 Sat
©超ワールドサッカー
▽20日、明治安田生命J1リーグ第15節が開催される。ベストアメニティスタジアムでは、サガン鳥栖vsFC東京が開催される。

◆似たスタイルも成績には差が
▽現在3勝3分け8敗の勝ち点12で17位と降格圏に位置する鳥栖と、8勝3分け3敗の勝ち点27で2位につけるFC東京の対戦。互いに堅守速攻を持ち味としているが、結果には大きな開きがある。
▽ホーム鳥栖を率いるマッシモ・フィッカデンティ監督にとって、今節は古巣対戦ともなる。別の位置付けとはなるが、互いに勝利を納めて中断期間に入りたいところだ。

◆降格圏を脱して中断期間へ~サガン鳥栖~
▽ここ2試合は1勝1分けと結果が出ている鳥栖。7連敗となかなか泥沼から脱せなかったものの、調子を上向きにして中断期間に入りたい。

▽堅守速攻を継続してきた鳥栖だが、前節が今季リーグ戦初の無失点試合に。さらに、得点力不足に陥っており、結果が出なかった。FWビクトル・イバルボの負傷離脱の影響が多く、欠場していた第7節から第12節までは全敗。復帰してからの2試合で負けなしと考えれば、得点力以上に存在感の大きさがわかる。
▽また、古巣対戦となるフィッカデンティ監督にとっては勝っておきたい相手だ。鳥栖の指揮官になってから、リーグ戦4試合で2勝2分けと負けなし。ホーム・ベアスタでは2勝と相性が良い。今回もホームゲームなだけに、しっかりと勝って中断期間に入りたい。

◆広島の背中を追いかけて~FC東京~
▽ここ6戦無敗。前節は3位の北海道コンサドーレ札幌との上位対決をゴールレスドローで終え、2位を守った。

▽直近3試合は全て無失点と守備陣も安定感を見せている。得点を奪えれば勝てる状況にあり、開幕戦の浦和レッズとの1-1のドローを除いて、勝てなかった試合は全て無得点。攻撃陣がカギを握ることになるだろう。

▽フィッカデンティ監督率いる鳥栖との相性が良くないFC東京だが、長谷川健太監督は苦手にしていない。ガンバ大阪時代に4度フィッカデンティ監督率いる鳥栖と戦い、3勝1敗。現在は3連勝中だ。チームは変わったとはいえ、鳥栖攻略法は分かっているだろう。2位をキープして中断期間に入りたい。

【予想スタメン&フォーメーション】
◆サガン鳥栖[4-3-1-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:権田修一
DF:小林祐三、キム・ミンヒョク、チョン・スンヒョン、吉田豊
MF:高橋義希、高橋秀人、原川力
MF:小野裕二
FW:安庸佑、田川亨介
監督:マッシモ・フィッカデンティ

▽前線の選手が定まらない鳥栖だが、2トップはFW田川亨介の相棒にMF安庸佑が入ると予想する。中盤の3枚は義希、秀人のW高橋に原川が並び、FW小野裕二がトップ下に入るだろう。センターバックはロシア・ワールドカップに向けた韓国代表に選出されたDFキム・ミンヒョクとチョン・スンヒョンが組むだろう。

◆FC東京[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:林彰洋
DF:室屋成、森重真人、丸山祐市、太田宏介
MF:大森晃太郎、橋本拳人、高萩洋次郎、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太

▽FC東京も大きなメンバー変更はなし。前節の北海道コンサドーレ札幌戦で復帰した韓国代表DFチャン・ヒョンスは同試合で負傷し、今節は再び欠場となる見込み。代役はDF丸山祐市となるだろう。2トップはFWディエゴ・オリヴェイラ、FW永井謙佑となるだろう。

【注目選手】
◆MF安庸佑(サガン鳥栖)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽鳥栖の注目選手は好調を維持するMF安庸佑だ。ここ3試合連続で先発出場を果たすと、第12節、第13節と連続ゴールを記録。チームの浮上とともに結果も残している。攻撃陣の停滞が続く中で、チームに勢いをもたらせる安庸佑。テクニカルなプレーでのチャンスメイクも含めて上位の守備陣に風穴を開けたい。

◆MF東慶悟(FC東京)
(C)CWS Brains,LTD.
▽FC東京の注目選手はMF東慶悟だ。左サイドで起用されている東だが、攻撃面だけでなく守備面での貢献度も高い。攻守にわたる献身性から、今季はすでに3ゴールを記録。充実した日々を送っているはずだ。長谷川サッカーにとって重要なポジションであるサイドアタッカーとして、チームの2位キープに貢献したい。

◆堅守速攻で相手を仕留めるのは
▽降格圏を抜け出したい鳥栖、独走する広島を追うFC東京。立場が違えど、標榜するサッカーは似ている。しっかりとしたブロック、粘り強い対人守備から、一気に加速するカウンターが魅力だ。

▽鳥栖は若き快速FW田川、FC東京はJ屈指のスピードを持つFW永井と、前線にスピードを持った選手を擁する。また、チーム全体としての運動量も多く、タフな試合となるだろう。サイドの攻防も特徴としているだけに、注目が集まる。

▽勝利を収め良い形で中断期間に入るのはどちらのチームか。試合は20日(日)の15時にキックオフを迎える。
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