柏がC大阪戦での差別問題の調査経過を報告…
2018.03.29 21:26 Thu
▽柏レイソルは29日、今月10日に行われた明治安田生命J1リーグ第3節のセレッソ大阪戦で発生した事態について、調査経過を報告した。
▽調査対象となった試合では、C大阪の韓国代表GKキム・ジンヒョンが「柏サポーターによる差別行為があった」と訴え、試合が後半途中で一時中断する事態が発生していた。
▽この事態について柏は試合終了後から事態把握のための調査に着手。しかし、キム・ジンヒョン本人からの聞き取りは、本人の強い固辞で叶わなかったというが、映像確認および聞き取り調査をできる限り行い、その結果をJリーグに報告。
▽また、クラブ側の調査と並行する形で、Jリーグ側でも詳細な調査を実施。しかし、Jリーグ側からの最終判断として「差別行為の可能性もあったが、断定するには至らない」という結果が伝えられたようだ。
▽ただ、今回の調査過程の中で、柏サポーターの相手選手に対する侮蔑行為が確認され、これについては厳重注意の処分を受けたという。柏はこの侮蔑行為を行ったとされる観客の特定にはまだ至らず、引き続き調査を進めていくと発表している。
「弊社は、このような事態が発生したこと、また処分を受けたことを大変に重く受け止めております。柏レイソル試合運営管理規定にも定めているとおり、差別的、侮蔑的な発言または行為を禁止しております。ファン・サポーターの皆様、スタジアムにご来場の皆様には、Jリーグ統一禁止事項や柏レイソル試合運営管理規定の順守、また観戦ルールやマナーをお守りいただきますよう、改めてお願い申し上げます」
「また、このような事案を繰り返さぬよう、スタジアムにおける警備の増強や、ゴール裏1階通路への駆け込み禁止の再徹底など観戦ルールの検討・整備、またスタジアムビジョンや公式メディアを使っての注意喚起など啓発活動を強化して参ります。ご来場の皆様が安全かつ安心して観戦・応援がいただけるスタジアムにできるよう、全力で取り組んで参ります。今後とも皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」
▽調査対象となった試合では、C大阪の韓国代表GKキム・ジンヒョンが「柏サポーターによる差別行為があった」と訴え、試合が後半途中で一時中断する事態が発生していた。
▽また、クラブ側の調査と並行する形で、Jリーグ側でも詳細な調査を実施。しかし、Jリーグ側からの最終判断として「差別行為の可能性もあったが、断定するには至らない」という結果が伝えられたようだ。
▽ただ、今回の調査過程の中で、柏サポーターの相手選手に対する侮蔑行為が確認され、これについては厳重注意の処分を受けたという。柏はこの侮蔑行為を行ったとされる観客の特定にはまだ至らず、引き続き調査を進めていくと発表している。
▽株式会社日立柏レイソルの代表取締役を務める瀧川龍一郎氏は、クラブの公式サイトで以下のようにコメントを残している。
「弊社は、このような事態が発生したこと、また処分を受けたことを大変に重く受け止めております。柏レイソル試合運営管理規定にも定めているとおり、差別的、侮蔑的な発言または行為を禁止しております。ファン・サポーターの皆様、スタジアムにご来場の皆様には、Jリーグ統一禁止事項や柏レイソル試合運営管理規定の順守、また観戦ルールやマナーをお守りいただきますよう、改めてお願い申し上げます」
「また、このような事案を繰り返さぬよう、スタジアムにおける警備の増強や、ゴール裏1階通路への駆け込み禁止の再徹底など観戦ルールの検討・整備、またスタジアムビジョンや公式メディアを使っての注意喚起など啓発活動を強化して参ります。ご来場の皆様が安全かつ安心して観戦・応援がいただけるスタジアムにできるよう、全力で取り組んで参ります。今後とも皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」
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