【J1ピックアッププレビュー】首位を窺う両者、昨季ポジションを争ったエース対決に注目《清水vs仙台》
2018.03.17 12:00 Sat
▽18日、明治安田生命J1リーグ第4節が行われる。IAIスタジアム日本平では、清水エスパルスvsベガルタ仙台の一戦が行われる。
◆無敗。勝ち点7で並ぶ両チーム
▽昨シーズンの残留争いから一転、今シーズンはここまでのリーグ戦で2勝1分けで3位につける清水と、同じく下位で低迷していたものの2勝1分けで5位につける仙台の一戦。ここまでのリーグ戦での通算成績は清水の9勝、仙台の6勝、3つの引き分けと、やや清水が優勢だ。
◆待たれるホームでの白星~清水エスパルス~
▽ヤン・ヨンソン新監督を迎えた今シーズン、ここまでは上手くチームを機能させていると言えるだろう。リーグ戦3試合で10人の先発メンバーが固定。起用されたメンバーは13名と、固定されたメンバーでしっかりと結果を残している。
▽また、DF立田悠悟(19)、FW北川航也(21)、DF松原后(21)、FW金子翔太(22)と若手が積極的に起用されており、チームとして良いサイクルに入る可能性を見せている。さらに、GK六反勇治、FWクリスランのレギュラーに加え、DF二見宏志、DF角田誠と元ベガルタ組も多数在籍する。古巣対決となる選手たちの活躍にも注目だ。
▽好材料が揃っている今シーズンの清水だが、リーグ戦でのホームゲームは昨年8月以来なし。アイスタに集まるファン・サポーターは、ホームでの勝利が見たいはずだ。今の調子を維持し、しっかりとホームで白星を挙げたい。
▽一方の仙台は、JリーグYBCルヴァンカップを含め5試合で2勝3分けと無敗をキープ。しかし、リーグ戦で2連勝スタートを切った後の直近3試合はいずれもドローと勝ち切れていない。チームとして、ルヴァンカップで勝ち癖つけたかったところだが、横浜F・マリノス相手にゴールレスドロー。DF板倉滉の退場が前半にあったことを考えれば、まずまずの結果と言えるかもしれない。
▽しかし、その板倉が負傷。清水戦では起用できないことに加え、新外国人選手のラファエルソンが右第5中足骨骨折により手術を受け長期離脱。GKシュミット・ダニエル、MF中野嘉大が戦列に復帰したものの、またしても負傷者に悩まされることになっている。
▽昨シーズンから積み上げているポジショナルプレーはチームに浸透しており、試合の主導権を握ることは今シーズンも多い。一方で、課題である得点力は今シーズンのここまでも好調とは言えない。清水戦でのカギはゴールになるだろう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆清水エスパルス[4-4-2]
DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后
MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、ミッチェル・デューク
FW:北川航也、クリスラン
監督:ヤン・ヨンソン
▽スターティングメンバーに大きな変更はないと予想。[4-4-2]のシステムを継続して採用する中、中盤の左サイドに石毛秀樹ではなくミッチェル・デュークを起用するとみる。古巣対決となるクリスランは、シーズン中盤以降はベンチスタートが続いていたこともあり、結果で実力を証明したいところだろう。
◆ベガルタ仙台[3-4-2-1]
DF:平岡康裕、大岩一貴、椎橋慧也
MF:古林将太、奥埜博亮、富田晋伍、永戸勝也
MF:野津田岳人、阿部拓馬
FW:石原直樹
監督:渡邉晋
▽最大の誤算は3バックの左で出色の出来を見せていた板倉が負傷離脱したこと。代役には、 U-21日本代表の椎橋慧也が入ると予想する。その他のメンバーは変更なく、[3-4-2-1]のシステムを継続。前線の3枚がどれだけゴールに迫れるかに注目だ。
【注目選手】
◆FWクリスラン(清水エスパルス)
◆FW石原直樹(ベガルタ仙台)
◆古巣対決が多い両者、勝てば首位の可能性も
▽互いに2勝1分けで迎えた一戦。勝てば他会場の結果次第で首位浮上の可能性もある。少なからず、勝てば相手チームを上回ることになり、昨シーズン終盤まで苦しんだ両チームとしては、しっかりと序盤で勝ち点を稼いでおきたいところだろう。
▽清水としては、前述の通りホームでのリーグ戦白星がない。今の勢いそのままに、しっかりと仙台相手に勝利を収めたいところ。金子、北川、立田と若手3人が揃う右サイドの攻撃には注目。前線の軸になっているクリスランを上手く使い、効率よくゴールを奪いたい。
▽仙台としては、良さを熟知しているクリスランをいかに封じるか。柔軟なプレーと高さがあるだけに、一発でヤられてしまう可能性が残ってしまう。チームとしての戦い方はボールを握り、相手との数的有利な状況を作り続けること。石原、野津田、阿部の3枚が清水守備陣を混乱に陥らせることができれば、ゴールを奪うのみだ。
▽なお、清水には六反、クリスラン、角田、二見、仙台には平岡、野津田と古巣対決となる選手がいる。上位争いに残るためには負けられない一戦。キックオフは18日(日)14時だ。
◆無敗。勝ち点7で並ぶ両チーム
▽昨シーズンの残留争いから一転、今シーズンはここまでのリーグ戦で2勝1分けで3位につける清水と、同じく下位で低迷していたものの2勝1分けで5位につける仙台の一戦。ここまでのリーグ戦での通算成績は清水の9勝、仙台の6勝、3つの引き分けと、やや清水が優勢だ。
▽ヤン・ヨンソン新監督を迎えた今シーズン、ここまでは上手くチームを機能させていると言えるだろう。リーグ戦3試合で10人の先発メンバーが固定。起用されたメンバーは13名と、固定されたメンバーでしっかりと結果を残している。
▽また、DF立田悠悟(19)、FW北川航也(21)、DF松原后(21)、FW金子翔太(22)と若手が積極的に起用されており、チームとして良いサイクルに入る可能性を見せている。さらに、GK六反勇治、FWクリスランのレギュラーに加え、DF二見宏志、DF角田誠と元ベガルタ組も多数在籍する。古巣対決となる選手たちの活躍にも注目だ。
▽好材料が揃っている今シーズンの清水だが、リーグ戦でのホームゲームは昨年8月以来なし。アイスタに集まるファン・サポーターは、ホームでの勝利が見たいはずだ。今の調子を維持し、しっかりとホームで白星を挙げたい。
◆“キーマン”板倉の代役は~ベガルタ仙台~
▽一方の仙台は、JリーグYBCルヴァンカップを含め5試合で2勝3分けと無敗をキープ。しかし、リーグ戦で2連勝スタートを切った後の直近3試合はいずれもドローと勝ち切れていない。チームとして、ルヴァンカップで勝ち癖つけたかったところだが、横浜F・マリノス相手にゴールレスドロー。DF板倉滉の退場が前半にあったことを考えれば、まずまずの結果と言えるかもしれない。
▽しかし、その板倉が負傷。清水戦では起用できないことに加え、新外国人選手のラファエルソンが右第5中足骨骨折により手術を受け長期離脱。GKシュミット・ダニエル、MF中野嘉大が戦列に復帰したものの、またしても負傷者に悩まされることになっている。
▽昨シーズンから積み上げているポジショナルプレーはチームに浸透しており、試合の主導権を握ることは今シーズンも多い。一方で、課題である得点力は今シーズンのここまでも好調とは言えない。清水戦でのカギはゴールになるだろう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆清水エスパルス[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:六反勇治DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后
MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、ミッチェル・デューク
FW:北川航也、クリスラン
監督:ヤン・ヨンソン
▽スターティングメンバーに大きな変更はないと予想。[4-4-2]のシステムを継続して採用する中、中盤の左サイドに石毛秀樹ではなくミッチェル・デュークを起用するとみる。古巣対決となるクリスランは、シーズン中盤以降はベンチスタートが続いていたこともあり、結果で実力を証明したいところだろう。
◆ベガルタ仙台[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:関憲太郎DF:平岡康裕、大岩一貴、椎橋慧也
MF:古林将太、奥埜博亮、富田晋伍、永戸勝也
MF:野津田岳人、阿部拓馬
FW:石原直樹
監督:渡邉晋
▽最大の誤算は3バックの左で出色の出来を見せていた板倉が負傷離脱したこと。代役には、 U-21日本代表の椎橋慧也が入ると予想する。その他のメンバーは変更なく、[3-4-2-1]のシステムを継続。前線の3枚がどれだけゴールに迫れるかに注目だ。
【注目選手】
◆FWクリスラン(清水エスパルス)
(C) J.LEAGUE PHOTOS
▽注目選手は古巣対決となるFWクリスランだ。昨シーズンはチーム2位の8得点をあげながら、チーム事情により先発はわずか9試合に終わった。シーズン終了とともに退団し、ブラガからの期限付き移籍で清水へと活躍の場を移した。今シーズンは3試合に先発し2得点を記録。リーグ戦3戦連発に向け古巣相手に牙を剝く。◆FW石原直樹(ベガルタ仙台)
(C) J.LEAGUE PHOTOS
▽仙台の注目選手も3戦連発を目指すエースFW石原直樹だ。開幕戦こそゴールがなかったものの、続くFC東京戦、ヴィッセル神戸戦と連続ゴール。今シーズンも好調を維持している。清水には昨シーズンポジションを争ったクリスランがいるだけに、自身のゴールでチームを勝利に導きたいところだ。◆古巣対決が多い両者、勝てば首位の可能性も
▽互いに2勝1分けで迎えた一戦。勝てば他会場の結果次第で首位浮上の可能性もある。少なからず、勝てば相手チームを上回ることになり、昨シーズン終盤まで苦しんだ両チームとしては、しっかりと序盤で勝ち点を稼いでおきたいところだろう。
▽清水としては、前述の通りホームでのリーグ戦白星がない。今の勢いそのままに、しっかりと仙台相手に勝利を収めたいところ。金子、北川、立田と若手3人が揃う右サイドの攻撃には注目。前線の軸になっているクリスランを上手く使い、効率よくゴールを奪いたい。
▽仙台としては、良さを熟知しているクリスランをいかに封じるか。柔軟なプレーと高さがあるだけに、一発でヤられてしまう可能性が残ってしまう。チームとしての戦い方はボールを握り、相手との数的有利な状況を作り続けること。石原、野津田、阿部の3枚が清水守備陣を混乱に陥らせることができれば、ゴールを奪うのみだ。
▽なお、清水には六反、クリスラン、角田、二見、仙台には平岡、野津田と古巣対決となる選手がいる。上位争いに残るためには負けられない一戦。キックオフは18日(日)14時だ。
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