FIGC新会長候補のトンマージ氏、セリエAリザーブチームのセリエC参戦を構想
2018.01.09 00:31 Tue
▽イタリアサッカー連盟(FIGC)の新会長候補の1人である元イタリア代表MFダミアーノ・トンマージ氏が、セリエA所属クラブのリザーブチームをセリエC(イタリア3部)に参戦させることを構想していることを明かした。同氏がイタリア『Rai Radio』で語った。
▽そして、トンマージ氏は自身が新会長に選出されたあかつきには、以前から議論に挙がっていたセリエA所属クラブのリザーブチームのセリエC参戦を実現させるつもりであることを明かした。
「私の構想の中で最も時間がかからずに実現できそうなのは、いわゆる“Bチーム”と呼ばれるリザーブチームの設立だ」
「それは以前から連盟の文書の中で議論されてきたが、その文書の規定ではセリエC所属クラブとリザーブチームが競争することは認められていない」
▽なお、リザーブチーム構想はすでにドイツやスペインで導入されているものの、イタリアでは長らく下部カテゴリー所属のクラブの反対などもあり、実現できていない。だが、仮にリザーブチームのセリエC参戦が実現すれば、プリマヴェーラのリーグ戦に比べよりレベルの高いコンペティションで若手選手がプレーできることになるため、イタリア国内の育成に大きなプラスアルファをもたらすはずだ。
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▽イタリア代表のロシア・ワールドカップ欧州予選敗退を受けて、カルロ・タヴェッキオ会長が辞任したFIGCでは、後任会長を選出する選挙を行う予定となっている。そして、かつてローマなどで活躍し、現在はイタリアサッカー選手会会長を務めているトンマージ氏は、先日に会長選挙出馬を表明していた。「私の構想の中で最も時間がかからずに実現できそうなのは、いわゆる“Bチーム”と呼ばれるリザーブチームの設立だ」
「それは以前から連盟の文書の中で議論されてきたが、その文書の規定ではセリエC所属クラブとリザーブチームが競争することは認められていない」
「ただ、個人的にこの構想はセリエAのクラブが関心を示しているものであり、スタートすべきプロジェクトだと思う」
▽なお、リザーブチーム構想はすでにドイツやスペインで導入されているものの、イタリアでは長らく下部カテゴリー所属のクラブの反対などもあり、実現できていない。だが、仮にリザーブチームのセリエC参戦が実現すれば、プリマヴェーラのリーグ戦に比べよりレベルの高いコンペティションで若手選手がプレーできることになるため、イタリア国内の育成に大きなプラスアルファをもたらすはずだ。
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