【W杯欧州予選POプレビュー】熱狂のホームでアドバンテージを得られるか《北アイルランドvsスイス》
2017.11.09 18:00 Thu
▽北アイルランド代表vsスイス代表のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ1stレグが9日28:45にキックオフされる。8大会ぶり4度目のW杯出場を目指す北アイルランドと、4大会連続11度目の出場を目指すスイスの対戦だ。
▽初出場となったユーロ2016でベスト16進出を果たした小国の北アイルランドは、マイケル・オニール監督体制を継続し、今W杯予選ではチェコ代表やノルウェー代表を抑え、グループCでドイツ代表に次ぐ2位でプレーオフ進出を果たした。持ち味の堅守は健在で今予選では10試合を戦ってわずか6失点に抑えた。うち5失点がドイツであることから、北アイルランドのディフェンスがいかに強固かが窺える。また、大観衆の後押しを受けられるホームでは無類の強さを誇り、ドイツに1-3と敗れた以外は5試合を戦って4勝1敗の戦績。12ゴール3失点と圧倒的なスタッツを残しており、まずはホームで行われる1stレグでアドバンテージを得ておきたい。
▽一方、ポルトガル代表との一騎打ちとなったグループBで最終戦の直接対決により敗れてプレーオフに回ることになったスイスは、前回W杯、そしてユーロ2016でいずれもベスト16進出と、主要大会で確かな存在感を示している。主力選手を見てもジャカ(アーセナル)やリヒトシュタイナー(ユベントス)、リカルド・ロドリゲス(ミラン)にシャキリ(ストーク・シティ)、ゾンマー(ボルシアMG)とハイレベルな所属先でレギュラーポジションを掴む実力者が揃う。各ポジションに好タレントを擁すスイスが下馬評では北アイルランドを上回る。
★注目選手
◆北アイルランド:DFジョニー・エバンス
◆スイス:MFグラニト・ジャカ
▽初出場となったユーロ2016でベスト16進出を果たした小国の北アイルランドは、マイケル・オニール監督体制を継続し、今W杯予選ではチェコ代表やノルウェー代表を抑え、グループCでドイツ代表に次ぐ2位でプレーオフ進出を果たした。持ち味の堅守は健在で今予選では10試合を戦ってわずか6失点に抑えた。うち5失点がドイツであることから、北アイルランドのディフェンスがいかに強固かが窺える。また、大観衆の後押しを受けられるホームでは無類の強さを誇り、ドイツに1-3と敗れた以外は5試合を戦って4勝1敗の戦績。12ゴール3失点と圧倒的なスタッツを残しており、まずはホームで行われる1stレグでアドバンテージを得ておきたい。
★注目選手
◆北アイルランド:DFジョニー・エバンス
Getty Images
▽ホームとはいえ、スイスに押し込まれることが予想される北アイルランドとしては、カウンターとセットプレーに勝機を見いだしたいところ。そこでキーマンとなるのが守備の要であり、キャプテンでもあるエバンスで、彼の活躍なくしてスイス撃破は考えにくい。マンチェスター・ユナイテッド出身のセンターバックであるエバンスは、現所属先のWBAでは絶対的な存在。堅守のチームを象徴する存在で今夏にはマンチェスター・シティからオファーが届いた程だ。また、攻撃時のセットプレーでもターゲットとなり、ゴールまで奪えればユーロ出場に続く偉業を成し遂げられるはずだ。◆スイス:MFグラニト・ジャカ
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▽スイスの注目選手にはジャカを挙げたい。アーセナルの司令塔であるレフティーは、ゲームをコントロールできる存在。カウンターを狙う相手に対して無謀な縦パスを入れていてはリスクが高まってしまう。ボールを動かしつつ相手を消耗させ、得意のミドルシュートなどで揺さぶりをかけつつ、スペースを消してくる相手の隙を辛抱強く突きたい。
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